英語学習

英語のリスニングが苦手な人・ディクテーションは効果がある?

英語のリスニングにディクテーションは効果ある?

英語のリスニングが苦手なんだけど、リスニング力を上げるのにディクテーションって効果があるの?

別に単語の綴りとかライティングには興味ないからディクテーションって無駄が多くない?

結論から言えば、少し英語が話せるようになった位の初中級者くらいからはリスニング力アップにディクテーションで学習することは非常に有効です。

英語会話に一番必要なのはリスニング力

英語はリスニングが一番むずかしい

英語の学習をしていて一番最初に身に着けないといけないスキルはスピーキング力ではなくて、リスニング力です。

何故なら、記憶力に頼ってフレーズなどを丸覚えしてしまえば、とりあえず英語は話せるようになりますが、会話をするには相手が何を言っているか聞き取れないと話になりません。

例えば中国を旅行していて銀行に行きたい時に・・・

銀行はどこにありますか?

「这车站周围有没有银行?」

という聞き方を覚えていたとしても、帰ってきた返事が分からなければ何の意味も無いのは誰にでも分かりますよね。

留学生に英語の学習で一番困るのは何かと聞けば多くの人が「思ったように話せない」と答える人が多いです。

しかし、英語が少し話せるようになった人に聞くと答えが変わって「相手が何を言っているか分からない」と答える人が増えますね。

この変化は学習用のリスニング教材や先生が優しく話してくれる英語を聞いている留学生レベルから、少し話せるようになって現実で使われる容赦ないスピードの英語に触れることが増えていくからです。

英語のリスニングが苦手な原因

英語のリスニングが苦手だという人には主に3つのパターンがあります。

1.正しい英語の発音や音の変化を知らない

2.語彙力が低い

3.語彙力があっても例文と音で単語学習をしていない

この中でも、2と3の能力を上げる為に効果があるのがディクテーションですね。

1についてはこちらの記事で説明していますのでご参考にどうぞ。

できれば、1の正しい発音は一通り学習してからディクテーション学習に取り組んだ方が効果た高いです。

ディクテーションがリスニングアップに効果がある理由

ディクテーションは言うまでも無く、日本語で言えば「書き取り」のことですね。

リスニング教材などの音声を聞いて、そのまま文章に書き起こす学習法です。

まず、ディクテーションでは知らない単語を含めて学習するので語彙力が上がります。

次に、文章の中で単語を学習するので、その単語の使い方も身に付きます。

そして、何度も聞いて書き取りしている内に、単語と単語の繋がりで変わる音や消えてしまう音など英語が聞き取れない原因が理解出来るようになります。

文法力が上がるというような意見もありますが、あくまでリスニング力をアップするためのディクテーションなので、文法の学習までしていては遠回りになってしまいます。

英会話をしていて文法が分からなければ理解できないような話し方をする人は中々いませんので、リスニングはリスニングとして考えた方が効率が良いです。

正しい音を認識しながら聞いて書く

とりあえず、これに集中すれば良いですね。

ディクテーション練習に適した教材

初中級レベルの人がリスニング力を上げる為に一番便利な教材はTOEICのリスニング教材です。

TOEICのリスニングは英語の学習者レベルであれば適度な負荷になるスピードで作られていますし、いろんなアクセントを聞くこともできるのが良いですね。

そして、英語力が中級レベルになり、TOEICリスニングが400点程取れるようになってからは、IELTSやTOEFLのリスニングに切り替えると良いでしょう。

特にIELTSのリスニングはアクセントも強く、TOEICよりもスピードが早いので良い練習になります。

単語についても、TOEICとは違った単語が出るので語彙力アップに最適です。

こういったテスト系の教材であればスクリプト(意味や解説)もついているので、いちいち調べる時間を費やす必要が無く効率的です。

リスニング力を上げるディクテーション学習方法

ディクテーションでの学習方法は、難しく考える必要はありませんが、下記のような流れで学習すれば効率が良いです。

1.オーディオを普通に聞いて問題に回答する

2.答え合わせする

3.スクリプトを見ながら聞き取れない箇所、単語を調べる

4.オーディオを聞く 5回

5.オーディオを聞きながらディクテーションをする 3回
※ディクテーションはパソコンでのタイピングで良い
※IELTSなどのテスト向けで無ければスペルミスは放置でも良い

6.スクリプトを見ながら音読をする 5回

7.オーディオに合わせてシャドーイングをする
※速度調整が出来るアプリやソフトがあるなら落としても良いが、慣れたらノーマルスピードで練習する

このような流れで同じスクリプトを最低でも3日間は続けましょう。

しかし、3日間しただけではしばらくすると忘れてしまいますので、スクリプトを2つ学習する毎に復習を挟むようにすると良いですね。

・スクリプト1を3日

・スクリプト2を3日

・スクリプト1の復習

・スクリプト3を3日

・スクリプト2の復習

100%を目指す必要はありませんが、1度復習を入れて終わりではなく、聞こえるようになった上で語彙力も付いているかどうかで判断しましょう。

出来ていないのであれば、次から次へと新しいことをするのではなく、定期的に同じパートを復習する方が効率よくリスニング力が身に付きます。

すでにレベルが高い人がするのであれば次から次へ新しいことをして、良いとこどりをしながら幅を広げていく方が良いですけどね。

リスニングは一定レベルを越えてくると英語の中でも一番時間が掛かりますので、聞いて慣れる、語彙力を増やすを繰り返しながら頑張るしかありません。

英語力が伸びない中級者はライティングができない・話すだけじゃダメ