海外就職

留学後に海外就職を狙うときに注意すべき5つのポイント

留学後に海外就職を狙うときに注意すべき5つのポイント

「せっかく留学して英語を身に着けたんだから海外で働いてみたい」

留学後に海外就職を狙ってみたいという人は結構多いですし、実際に多くの日本人留学生が海外移住を成功させています。

しかし、海外就職は働くだけでなく、海外で生活するということなので、渡航前にしっかりと考えておいた方が良いこともたくさんありますね。

そこで、フィリピンでの就職を経験し、留学カウンセラーとしても多くの留学生のその後を見てきた経験から海外就職するのであれば注意すべき基本的な5つのポイントをご紹介します。

アメリカやカナダに就職したいという人や出来る要件を満たしている人は、まずこのブログにたどり着かないと思いますので、ここではアジア圏での海外就職をメインにしています。

留学後に海外就職を狙うときに注意すべき5つのポイント

海外就職を希望する場合に、これだけは最低限で理解しておいた方が良い注意すべきポイントはこちらです。

1.就労可能なビザの要件は満たしているか?

2.海外就職に目的はあるのか?

3.何かあった時の金銭的な保険は確保しているのか?

4.その国で一度でも生活をしたことがあるのか?

5.積極的なコミュニケーションは出来るタイプなのか?

留学後の就職で、こういったことを何も考えずに勢いで渡航してしまい、結局仕事が上手く行かず、日本に帰るのも情けないのでズルズルと生活している人はたくさんいますね。

1.就労可能なビザの要件は満たしているか?

海外就職を狙う場合は、まずその国で就労ビザを取得できる要件を満たしていないとどうにになりません。

●アジアの一般的な国のビザ取得要件

学歴 実務経験 必要な英語力
フィリピン 不要 不要 TOEIC500
タイ 不要 不要 TOEIC500
ベトナム 大卒 5年以上 TOEIC600
インドネシア 大卒 5年以上 TOEIC600
マレーシア 専門卒以上 大卒は3年以上、専門卒の場合は5年以上 TOEIC800
シンガポール 専門卒以上 3年~5年 TOEIC900
台湾 高卒以上 高卒は5年以上、大卒は2年以上 TOEIC600・中国語初中級

※あくまでざっとまとめた要件ですので、詳細はエージェントなどに問い合わせて下さい。

アジアで言えば、これらの要件を満たしていないと海外就職のスタートにも立てないということですね。

やはり、給料も良くて外資系狙いの人に人気のマレーシア、シンガポールは要件も高いですし、その国や会社に貢献できるレベルの人材でないと雇用されることもありません。

反対に、フィリピン、タイは給料水準は安いものの誰でもチャンスはありますし、台湾も高卒でも20万ほどは手取りでありますので学歴がない人には狙い目ですね。

2.海外就職に目的はあるのか?

私が今まで海外就職を希望する日本人を面接などをしてきた経験からすると、とにかく日本を出たかっただけで何の目的も無い人が非常に多かったです。

「日本での仕事生活に疲れたので、給料は低くてもフィリピンのおおらかな環境で働きたい」
「留学してフィリピンの現実を見て、何か自分に貢献出来ることはないかと思って来ました」

気持ちは良く分かりますが、残念ながらいくらフィリピンでも仕事は仕事ですし、フィリピンに貢献したいのであればボランティアでもしていた方が良いですね。

海外で就職するということは「即戦力」ということが重要ですので、会社のために何をしてくれるのか明確に分からない人を「熱意があるから」というような予想できないポテンシャルで雇用することはありません。

働きたいと思う職種や会社で何をしたいのかという目的、現実的に何ができるのかというアピールなどが無ければ、どこの国でも海外就職は先ず無理ですね。

また、海外で就職して長期間働いている人は、その国にいる目的や理由がハッキリとしている人ばかりで、ただの逃げや憧れで来た人はすぐに路頭に迷っています。

個人的には逃げでも憧れでも路頭に迷う覚悟があれば良いとは思いますけどね。

3.何かあった時の金銭的な保険は確保しているのか?

海外就職をする際に、ある程度の金銭的な余裕を持っておくことは非常に大事です。

海外では、予期せぬ出費がかさんでしまうことも多々ありますし、準備、渡航、新生活を始めるに当たって少なくても数十万円単位でお金がでていくことになりますね。

それでも、給料は1ヶ月後や2ヶ月後ですし、アジア圏の場合はもらえる給料自体が少ないので、初任給をもらった時は嬉しいよりも、現実を見て結構がっかりします。

実際に、仕事の内容とその給料の現実を目の当たりにして、数ヶ月で挫折して帰国してしまう人も少なくありません。

海外就職をするのであれば、少なくても100万~200万程度の貯蓄はある状態で渡航するようにした方が精神的な余裕が心の支えになりますね。

また、現地での日本人コミュニティとの付き合いもバカにできない出費になりますので、付き合いがコントロール出来ないうちは、給料から残るお金が殆ど無いということになるでしょう。

4.その国で一度でも生活をしたことがあるのか?

行ったことのない国へ行くというのはドキドキしますし、とても楽しいことですが、海外就職するとなると話は別です。

海外就職するのであれば、必ず行ったことがあるというだけでなく、擬似的に生活したことがある国を選んだ方が良いですし、行ったことが無ければまずは行ってみるべきです。

いつも留学後の就職が成功するかは留学前に決まっていると書いているのですが、留学する際に選ぶ国も自分が興味のある国を選べば良いですし、何カ国かあるのであれば、全ての国で留学してみるのが一番良いですね。

私はフィリピンしか就労経験がありませんが、フィリピンで4週間や12週間留学経験のある人ですら現地での仕事になると「思っていたのと違う」と言い出して、3ヶ月以内に辞めてしまう人が多いです。

雇用する側も、その国へ来たこともない人よりも知っている人の方が安心ですので、それも有利な点になりますね。

5.積極的なコミュニケーションは出来るタイプなのか?

コミュニケーション能力は結構重要なポイントです。

何故かと言えば、現地にいる日本人との付き合いや現地スタッフとの付き合いが上手く出来ない人は本当に孤独感を味わうことになります。

たまたま、自分の周りに積極的にかまってくれる誰かが居れば良いですが、誰もいない場合は仕事以外ずっと一人になってしまう人がそれなりにいますね。

最初の数カ月は、仕事や海外での新鮮さにワクワクして楽しめますが、1年も経てば慣れてしまいます。

そうなると

「仕事には慣れたけど安い給料でこのままの単調な生活で良いのだろうか・・・私は別に一生懸命節制して、一人になりたくてここに来たんじゃないけどな・・・」

と思い始める確立はかなり高いですよ。

自分から誘って人とのコミュニケーションを楽しめるタイプ、または本当に極力一人でいるのが好きというタイプでない限り、海外就職はあまりオススメできませんね。

まともな職に就きたいなら転職エージェントを利用した方が良い

まともな職に就きたいならエージェントを利用した方が良い

給料が安くても良い、とりあえず働けるのであれば待遇は悪くても良いという人であれば何も気にせずガンガン自分で飛び込んでいけば良いです.

しかし、将来を見据えて海外就職する人は必ずエージェントを利用した方が良いですね。

就職エージェントを利用するメリットとしてはこれらが挙げられます。

・契約や交渉などを代理で行ってくれるので雇用条件や待遇などで騙されることがない

・良い案件ほど大手のエージェントに集まり、チャンスはあるが怪しい案件は個人レベルのエージェントに集まる

・現地情報をしっかりと持っているので就活に良いタイミングなども知っている

転職エージェントが契約や交渉などを代理で行ってくれる

これが、転職エージェントを利用するべき一番の理由ですが、やはり海外就職では自分では理解できていない条件や待遇など交渉ができないと、一方的に自分が不利な条件になってしまいます。

海外での就労経験があり、しっかりと自分の能力を売り込みつつ交渉ができるような人であれば、自力で仕事を取ることもできますが、そんな人は間違いなくこの記事は読んでいないはずです。

必要のないトラブルを避けるためにも、初めての海外就職であれば転職エージェントを利用した方が安心です。

ただし、学歴なし、実務経験なし、未経験などであれば、転職エージェントに登録しても相手にしてもらえませんので、とにかく現地に飛んで自力で探すしか無いですけどね。

良い案件ほど大手の転職エージェントに集まる

やはり、優良企業であるほどしっかりと実績のある大手のエージェントに仕事を依頼しますので、最初に利用するのは大手エージェントがおすすめです。

個人レベルの会社には、応募要件の低い仕事などがあるので、学歴の無い人などには便利ですが、普通に要件を満たしている人であれば迷いなく大手エージェントから攻めましょう。

個人レベルのエージェントが持っている案件は契約内容が素人の口約束レベルの場合もあるのでトラブルは頻繁に発生しています。

言ってしまえば、転職エージェントなんてパソコンがあれば誰でもできます。

せっかく学歴も実務経験もあるのであれば、エージェントの良し悪しによって海外就職した後の人生が、キャリアアップするか、どんどん低い場所に落ちて行くか大きく変わってしまうとも言えるので個人レベルの小さいエージェントを使う理由はありませんね。

転職エージェントは現地情報をしっかりと持っている

海外就職を斡旋する会社であれば現地情報をしっかりと持っていて、いろいろ現実的な話を聞くことができます。

例えば日本と同じで「求人が多く仕事が見つけやすい時期」なども知っているのと知らないのとでは、好条件の仕事が見つかるかどうか大きな差となりますね。

エージェントに登録して相談してみることで、現地の新鮮な情報を無料で入手できるでしょう。

まとめ

夢や憧れでとにかく行動するということはとても良いことですし、私も悩むぐらいであれば後先考えずに動くタイプです。

しかし、どうせなら不要なトラブルは避けて、人生を充実させる海外就職をしたいですよね。

1.就労可能なビザの要件は満たしているか?

2.海外就職に目的はあるのか?

3.何かあった時の金銭的な保険は確保しているのか?

4.その国で一度でも生活をしたことがあるのか?

5.積極的なコミュニケーションは出来るタイプなのか?

この5つのポイントだけはしっかりと考えて、海外就職にチャレンジしてみると人生が良い方向に変わる可能性が少しでも上がるので意識してみて下さい。

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