海外就職

留学後の就職・フィリピンでの就職は簡単だけど覚悟が必要

 

タマ

セブに留学したらフィリピンが気に入ったので、そのままフィリピンで就職を考えていますが、仕事を探すのは難しいでしょうか?

 

ロク

フィリピンで就職はかなり・・・簡単です!
ただし、いろいろと覚悟しなければいけないこともありますけどね。

 

ここでは、フィリピン留学、フィリピンでの就職、フィリピンでフリーランスになった私が見てきた日本人がどうやってフィリピンで就職しているか、どんな覚悟が必要かをご紹介しています。

 

フィリピンでの就職は簡単だけど覚悟が必要

 

フィリピンでの就職は本当に簡単なので海外就職のハードルはかなり低いですが、それなりに覚悟が必要ということは知っておいた方が良いです。

 

・試用期間でビザを出さないグレーな会社が当たり前にある

・給料はマニラで約18万、セブは12万以下の低賃金が当たり前

・日本人コミュニティとの付き合いで疲弊

・ジープニー通勤がある会社は悲惨

・健康的な食事を維持するのが大変

・給料が安いので日本が近いのに気軽に帰国できない

 

それでは、どういうことかそれぞれチェックしてみましょう。

 

フィリピンにはビザを出さないグレーな会社が当たり前にある

 

フィリピンで働く場合でも、一般的な国と同じでインターンシップでも正社員の試用期間でも労働可能なビザを取得する必要があります。

 

・SWP(Special Work Permit)は1回目の申請で3ヶ月可能、最大6ヶ月まで延長可能

・AEP(Alien Employment Permit)フィリピンで6ヶ月以上働く場合に取得

・9g(一般的なワーキングビザ)社員として働く場合に必要

 

本来、1ヶ月から3ヶ月の試用期間の間にはSWPを取得するのが一般的ですが、手間が掛かるので日本人が経営している会社の場合はそれを取得しない場合がありますね。

 

中には、6ヶ月ほど働いていても、AEPすら取得しようとしない会社も無い訳ではありません。

 

しかし、私はそういったグレーな状態でも働けるからこそ、誰にでもチャンスがあるフィリピンだと思っていますので、そんなことで「違法だ!」と叫ぶような気持ちで行くなら止めておいた方が良いですね。

 

こういうことを言うと日本人には「そんな考えの人がいるからフィリピンが良くならないんだ。」と至極まっとうなことを言う人も居ますが、そんなこととフィリピンがよくなる良くならないはまったく関係ありません。

 

またそういった人に限って、自分たちが顔役になってさらなる利益を得るために「セブを良くして活性化させようぜ!Yeah!」的な頼まれてもいない大きなお世話の活動する人で、雑多なセブが好きでそのグループに属さない人は住みにくくなっているのも事実です。

 

また、だいたいそんな人達は自分たちがフィリピンに来た当初などに十分に違法の恩恵を受けている既得権益で、すでに自分たちは上手く仕事ができているので、新しく出てくる杭を打っているだけだったりしますね。

 

給料はマニラで約18万・セブは11万以下の低賃金が当たり前

 

一昔前からマニラとセブの給料には差がありましたが、今ではさらに明確な差が出始めています。

 

例えば、一般的な会社に勤める場合、マニラでは75,000ペソ(約16万円)スタートは当たり前で、8万ペソ(約18万円)の仕事も普通にありますが、セブでは未だに50,000ペソ(約11万円)スタートがたくさんありますね。※2019年5月時点で1ペソ=2.13円

 

これはなぜかというと、セブには語学学校がたくさんあり、その多くが無給のインターンを入れて学校を運営しています。

 

インターン生は無料で滞在して、仕事をしながら授業を受けるためにWin-Winと言えばそうなのですが、学校だけでなく多くの職種でこのように無償で労働させるのが当たり前になっているので、いつまでも給料が上がらないという悪循環になっていますね。

 

セブで働きたいという人は多いですが、給料面や待遇を考えると断然マニラがおすすめですよ。

 

もちろん、給料面だけで言えばベトナムなどの方が良いですが、フィリピンとタイ以外は学歴、実務経験、スキルなどいろいろと必要になりますので、給料が良い分だけハードルは上がりますね。

 

セブやマニラの日本人コミュニティとの付き合いで疲弊

 

フィリピンで就職する際につきまとうのが日本人コミュニティです。

 

人付き合いが好きで、どんどんとコミュニティに参加したい人には良いですが、それでも給料面を考えると間違いなく付き合いが厳しくなりますね。

 

日本人コミュニティを形成している主要メンバーは、すでにある程度成功しているようなお金に余裕のある人や2倍~3倍の給料を得ている駐在員などが多いので、そのあたりと付き合おうとすると毎回飲み代やご飯代が掛かってしょうがありません。

 

フィリピンでの就職は手取りで18万もあれば楽勝でやっていけますが、それはあくまで生活レベルを落とした場合の話ですので、駐在員や起業家など金銭感覚が違う人と付き合うのは本当に大変です。

 

また、正直な話をすればフィリピンにいる日本人は表ではニコニコして、裏では異常に態度に大きい人が非常に多いですし、少し成功すると王様気分で振る舞う人がいるのでめちゃくちゃ面倒くさいですね。

 

私もフィリピンで顔役のように振る舞っている会社の社長達に会ったことは何度もありますが、いわゆる社長椅子に座って机に足を上げて、武勇伝を話すような人が当たり前にいることにびっくりしましたね。

 

個人的な話をすれば、私は日本人コミュニティには一切入っていないので、ほぼフィリピン人しか友達がいません。

 

セブやマニラでジープニー通勤がある会社は悲惨

 

フィリピンで海外就職する際にしっかりとチェックしておかないといけないポイントは通勤があるかどうかです。

 

いくらタクシーが安いとは言っても、安月給で毎日タクシーに乗るわけには行きませんので、自然とローカルの乗合バスなどでの通勤となりますが、これが悲惨です。

 

特に、マニラでもセブでも通勤、帰宅の時間帯は渋滞が激しいですし、そういった時間帯は常に座席の奪い合いになっているのでそれだけで疲弊してしまいますね。

 

しかも、ぎゅうぎゅう詰めになるので暑いですし、フィリピン人は男女問わず汗ばんだ肌をぴったりくっつけてきても何も気にしませんので不快極まりないですよ。

 

フィリピンで就職するのであれば、必ず徒歩で通勤できる会社やコンドミニアム内に事務所がある会社ががおすすめです。

 

もちろん、現地採用ではなく駐在員であれば車貸与でドライバー付きなので、そのような心配は不要ですけどね。

 

フィリピンでは健康的な食事を維持するのが大変

 

フィリピンはお金を出せば日本食、イタリアン、韓国料理など美味しいものがたくさんありますが、安月給で毎日そんなものを食べる訳には行きませんので、ローカル食堂に通うことになります。

 

フィリピンのローカル食堂は食べられないことはありませんが、調理は全て水道水、衛生観念無し、油物多い、野菜が足りなさ過ぎる、暑い中で放置してあるので食中毒が心配など健康とは程遠い位置にありますね。

 

だからといって、自炊してもマズイ野菜、衛生観念無しで脂身ばかりの肉などで嫌になってしまいます。

 

私の場合は、日本からの調味料や食材をかなり持ち込んでいますし、食べ物の質にあまり執着が無いのでなんとかなっていますが、日本で出来る食生活と比較すれば雲泥の差と言わざるを得ません。

 

フィリピンは給料が安いので日本が近いのに気軽に帰国できない

 

フィリピンで海外就職をする利点に、気軽に日本に帰れる距離ということが挙げられるのですが、給料が安いのでそんなに気軽に帰国はできないのが事実です。

 

会社によっては1年以上働けば、2年目からは年に1回の帰国費用を出してくれる会社もありますが、LCCで格安チケット限定な上に費用に上限があったりもしますし、そんなに親切な会社は多くありません。

 

また、想像以上に仕事が大変なので、1年に1回1週間程度帰国することが出来る程度だと思っておいた方が良いですね。

 

さらに、航空券往復だけでなく、日本に帰ると友達にあったりして1回の食事で3,000円~5,000円、移動のたびに交通費がいちいち高いなど、何かとお金が掛かってしまうのが辛くなって、帰国しても極少数にしか教えないという人もいますよ。

 

誰でも働けるフィリピンは海外就職の一歩目に最適

 

フィリピンでの海外就職は、学歴なし、職歴なし、スキルなしの人でも見つかりますし、年齢的にも30代なら余裕、40代でも英語が話せたり、少しでもWEB周りの知識があれば見つかりやすいという気軽さなので、海外就職の一歩目としては最適な場所と言えるでしょう。

 

しかし、やはり一番の狙い目は日本で雇用されてフィリピンの駐在員になるパターンですね。

 

他の国では、駐在員になることは狭き門ですが、フィリピンの場合は会社内に行きたがらない人もいるので一般の社員に比べて安い給料で外部に募集を掛けているというケースも良くあります。

 

大体、工場管理や現地に視察に来る日本人のお世話係や接待係というような仕事になるので、仕事としてはまったくやりがいの無い内容になることが多いですが、現地採用よりも給料と待遇は遥かに良いですよ。

 

どういった仕事に就くかは別として、現地採用はいつでも狙えるので、まずは力の限り転職エージェントなどに掲載されている駐在員を狙ってみることを強くおすすめしますね。

 
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