キャンディからシーギリヤへ行く方法としては、私の嫌いなバス、または配車アプリなどで呼んで交渉してチャーターのどちらかですね。
コロンボからであればシーギリヤ・ロックを含めた現地オプショナルツアーを利用することもできます。
ここでは、キャンディからシーギリヤへバスで行く方法をまとめています。
キャンディからシーギリヤへバスで行く方法
キャンディからシーギリヤにある世界遺産シーギリヤロックまではバスで約3時間の旅です。
シーギリヤまでの直行便か、途中にある世界遺産で有名なダンブッラ行きのどちらかに乗れば行けますね。
キャンディからダンブッラ経由でシーギリヤへ
私は宿泊した宿のオーナーから直行バスを教えてもらったものの、そういう「時間逃すと終わり」のようなスケジュールはプレッシャーが掛かるので嫌いなんですよね。
ですので、他に方法があるだろうと調べてみました。
すると、地図で見たらどうやってもダンブッラ経由しか行く方法がありませんので、直行便じゃなくても行けるんじゃないかと思い8:00頃にのんびりキャンディを出発することにしました。
まずは、キャンディ駅に向いて右側の下り坂を降りていった所のバスターミナルへ向かいます。
バスターミナルの場所はこのあたりです。
そうすると、予想通りシーギリヤの手前まで行くダンブッラ行きのバスは山ほど出てましたし、ダンブッラまでも片道100ルピー(約60円)程度なので格安です。
私は本当にバスが嫌いなので、嫌になったら途中の街で降りてやろうと思いながら乗っています。
実際に、スリランカのバスは嫌になったら途中でいつでも降りれる状態なんで大丈夫ですし、降りても気分が復活したら後から来るバスに乗れば良いだけですね。
ダンブッラからシーギリヤ・ロックへの行き方
キャンディからダンブッラのバスターミナルまでは約2時間で到着しました。
ダンブッラからシーギリヤ・ロックの行き方は、同じバスターミナルからシーギリヤ行きのバスが出ているのですぐに分かりますね。
ダンブッラのバスターミナルからシーギリヤへは1時間に2本のバスで約40分程度で35ルピーです。
ただ、ローカル線なので行く途中で何度も止まるからちょっとめんどくさいのはあります。
あとスリランカのローカルバスの面白いところは荷物を持って立っている人がいたら、座っている人の膝に置いてましたね。
高齢の方が来たら席を譲るのは当たり前なのは世界共通ですけど、日本のように曖昧な感じはなく、当然といった感じです。
ダンブッラのバスターミナル周辺のトゥクトゥクに要注意
ダンブッラには世界遺産の石窟寺院もありますね。
朝のんびり行動してしまうと行きに立ち寄るのは難しいので、立ち寄るのであれば帰りがおすすめです。
私は時間の都合で立ち寄りませんでしたが、シーギリヤと石窟寺院をまとめてみたいのであれば、ツアーに申し込んだ方が良いと思いますね。
ちなみに、ダンブッラからシーギリヤはスリーウィラー(トゥクトゥク)で高くても500ルピーです。
しかし、ダンブッラに居るスリーウィラーはしつこいですし、めちゃくちゃふっかけてくるので注意してください。
下手に日本語が話せるドライバーが、案内付きで2,000ルピーとか言ってきます。
本当に使ってみたいのであれば1,000ルピーならOKかと思いますけど、一緒に行ったその先にどんなボッタクリが待っているかは不明です。
ダンブッラからシーギリヤまでは、バスで35ルピーなんでスリーウィラーはまったく必要ないですね。
キャンディから世界遺産 シーギリヤ・ロックに到着
キャンディを8時30分に出発して約3時間掛けて、11:30頃にシーギリヤに到着しました。
と言っても、シーギリヤに到着してからは、シーギリヤ・ロックの敷地の外辺りに降ろされますのでそこから結構な距離を徒歩です。
遠くに見えるのがシーギリヤロックです。
シーギリヤの遺跡は、5世紀にカッサパ1世(英語版)(在位477〜495年)によって建造された、要塞化した岩上の王宮跡と、それを取り囲む水路、庭園、貯蔵施設などの都市遺構からなる。岩山の中腹には『シーギリヤ・レディ』として知られるフレスコの女性像が描かれている。当初は500体ともいわれたが、風化が進み現在は18体だけが残る。wikipediaより
降りた所からシーギリヤロックの入り口までは、ずっと舗装されていない外周を約20分は歩かされます。
ここにもスリーウィラーが居ますので、歩きたくないお金持ちは乗ってもいいかも知れません。
この外周は一切陰が無いのでめちゃくちゃ暑いです。
シーギリヤロックは入場料が高い
炎天下の中を歩いた先に待ち構えていたのが超ボッタクの外国人入場料4650ルピー(約2,800円)のシーギリヤロック入場料です。
スリランカでは当たり前のような料金設定なのですが、現地のスリランカ人は50ルピーで外国人は数十倍です。
私はまったく料金を調べずに行ったので愕然としましたが、わざわざ3時間も掛けて来て帰れないんで仕方ないですね。
せめてそれだけ取るなら、入り口から登り口までシャトルバスくらいは走らせればいいのにと思いますし、正直に言って世界遺産じゃなければ帰ってました。
シーギリヤ・ロックのボッタクリ料金の価値があった
さんざん入場料が高いと文句を言っていた私ですが、実際にシーギリヤ・ロックに行けば十分にそれだけの価値はありましたね(笑)
遠くから見ても大きいですが、シーギリヤロックは近くで見ると本当に巨大です。
登り口の付近にあるのは「ライオンの足」で元はライオンの彫像があったらしいです。
近くに来ると余計に大きいなーと思いながら、登り始めました。
途中にあるなんてコト無い岩に見えますが、下のつっかえを外せば上に乗ってる巨石が落ちて攻撃する仕組みになっています。
仕組みは良いですけども、どうやって乗せたのかが非常に気になりますね。
岩の周囲の階段を登っている途中にある目玉でもあるシーギリヤレディの壁画。
本来は撮影することが禁止なのですが、そこに私しかおらずとりあえず聞いてみようと「フラッシュ使わないから撮っていい?」と聞いてみたらあっさり良いという返事でした。
絵が劣化するのでフラッシュを使っての撮影は禁止なのは当たり前です。
そして、本当にものすごく暑い中を、バスを降りてから合計2時間ほど歩いて頂上に到着です。
ここは絶景ですね。
ココにテントを張って1晩過ごせたら最高なのではないでしょうか。
どうやって建造したのか詳細はまったく分かってないみたいですね。
今も階段を設置してる訳ですから、昔も木枠で階段くらいつくったんじゃないでしょーか?とか言うとロマンのカケラも無いのでやめましょう。
しかし、何度も言いますが、なんの日陰も無いんでめちゃくちゃ暑いですので注意して下さい。
シーギリヤロック近くのホテルに1泊する方がおすすめ
今回は宿泊しませんでしたが、シーギリヤ・ロックの周辺は他にも見どころがあるので、1泊する方がおすすめです。
シーギリヤロックと別にピドゥランガラという登れる岩があったり、シーギリヤ博物館、シーギリヤロックとピドゥランガラを一緒に見ることができるタルコテという景勝地。
せっかくなので泊まるなら「Hotel Sigiriya」一択でしょう!
バックパッカーらしからぬ贅沢ですが、立地が最高ですね。
ただ、ここには絶対泊まりたかったのですが、残念ながら満室で泊まれずでした。
シーギリヤからキャンディへ・まとめ
帰りは行きに降りた辺りでバスを待っていれば大丈夫です。
しかし、そこで待っていたら近くにいる嘘つきスリーウィラーが本当にしつこいです。
「もうバスは来ないから乗っていけ!」
「オレはココでずっと働いてるんだからオレを信じろ!バスは来ない!」
そんなことを言ってきますが、17時頃までは間違いなくバスは来るので大丈夫です。
この時も15:30から待ち始めて20分程待ってたら、普通にバスは来ました。
さんざん嘘を言ってたスリーウィラーは、普通に知らん顔してましたけどね。
帰りは行きと同じルートで、シーギリヤ⇒ダンブッラ⇒キャンディで19時頃に無事に到着です。
スリランカ旅行は自力で移動している人は本当にバックパッカーだけで、だいたいツアーのバスや車のチャーターで移動している人が多い印象です。
最近では配車アプリを使えるようにしておけば、自力移動も楽になっていますし、行動範囲も広がって良いですね。
ちなみに、バスで降ろされた周辺に「Sigiriya Budget Taxi Service」というのもあるので、バスが来なくて不安だったら使ってみるのも良いでしょう。
スリーウィラーは最終手段ですね。