今回はタイ・チェンマイの一人旅で「塔の上のラプンツェル」でもお馴染みの空を舞うランタン祭り「コムローイ」を楽しむお話です。
ロイクラトン開催中はランタン上げの会場で無くてもチェンマイの街中でコムローイを楽しめることは案外知られていません。
チェンマイではロイクラトン祭りのことはイーペン祭り(Chiang Mai Yi Peng Festival)とも呼ばれ、年に1回、毎年11月(陰暦で言えば12月)の満月の夜に行われます。
ランタンを上げるロイクラトン祭りって何?
ランタンを空に上げるコムローイが有名になりすぎてロイクラトン=ランタンのイメージですよね。
しかし、ロイクラトンとは「ロイ=川に浮かべる」「クラトン=蓮の形を模した灯籠」を川に流して「川の恵みと精霊」に感謝し、お祈りをするというお祭りのことです。
若い人達の間では「恋人と一緒に流せば一緒に入られる」というジンクスのような意味合いもあり、毎年多くのカップルが流していますね。
チェンマイだけでなく、タイ全土で開催されるお祭りであるもののコムローイが一番多く上げられるチェンマイがメジャーなスポットとして知られています。
ランタン祭り2019開催日
2019年のランタン祭り開催日予想は11月12日(火)と11月27日(水)です。
まだコムローイを上げる「イーペンサンサーイ」「イーペンランナーインターナショナル」の開催日は発表されていません。
チケットの発売も2ヶ月前に告知されるかも?程度のゆるい感じですので、個人で確保するのはとても難しいですね。
★ドイステープ山のふもと、Cowboy Army Riding Club広場でのチケットが販売開始されました。
一人旅で空飛ぶランタンをチェンマイの街中で楽しむ
空飛ぶランタンのコムローイなのですが、ランタンの一斉上げの会場であるイーペン・ランナー・インターナショナルに入るチケットが無くてもチェンマイの街中でコムローイを楽しめることは案外知られていません。
まず、イーペン・ランナー・インターナショナルの会場まで行かなくても、ロイクラトンの日にチェンマイに行くだけでもかなり楽しめますからね。
大通りを練り歩くパレード
街中ではアチコチでランタン(コムローイ)を上げています。
ランタンも1個15バーツから50バーツ程で、街中のどこでも買えます。
夜店で売ってるのは高いので、チェンマイの街中にある仏具店かマーケット内で買うと良いですね。
あと、一人じゃ上げられないので、一人旅では誰かに手伝ってもらいましょう。
周辺に上げている人はたくさんいますし、ロイクラトン中であれば近い人に声を掛ければ誰だって助けてくれますよ。
みんなそれをしたくてチェンマイに来てますからね笑
みんながバラバラでランタンを上げているので、まばらですがそれでも十分に綺麗です。
ピン川に近いホテルであればホテルの部屋の窓からもコムローイが見えますよ。
ランタンを上げている人はピン川周辺が一番多い
街中でランタン上げをしている人が多く、一番盛り上がる場所はピン川周辺です。
チェンマイの旧市街にあるターペー門からまっすぐにピン川に向うと、一番大きい橋があるので自然と人が集まります。
また、あちこちで花火も上がりますが、個人で勝手に上げているだろう花火は炸裂音が凄くてビックリしますね。
かなりの数のコムロイが上がっていますが、もちろん見える範囲しか撮れないのが残念です。
周辺の人達に声を掛けてみんなでタイミング合わせて飛ばそうと声を掛けている人もいますので、もしそういう人がいたら是非参加してあげて下さい。
空には無数のコムロイ。
川面には無数のランタン。
街中で上がるコムローイと灯篭流しを同時に見るのはとても幻想的で、将来家族ができた時は連れてきてあげたいなと思う景色でした。
ロイクラトンのイベントもターペー門周辺も楽しめる
お祭りのイベントはチェンマイの旧市街にあるターペー門周辺でも開催されています。
打ち上げられているランタンはこの辺は少ないですが、美人コンテストを開催していたり夜店が多く出ていますよ。