手荷物だけでバックパック旅行をする時の準備で、どうなるか一番わからないのは飛行機に大量の1dayコンタクトレンズの使い捨ては手荷物持込みできるかどうかということです。
1dayコンタクトは小さいとはいえ保存液に入ってますし、飛行機に液体は持ち込めないということで気になりますよね。
そこで、今回は私の実体験を元にコンタクトレンズは持ち込めるのかどうかを解説します。
国内線は1dayコンタクトレンズの機内持ち込みは無条件でOK
まず、結論から書きましょう。
●国内線の場合は1dayコンタクトレンズの機内持ち込みは、無条件でOKです。
ちなみに、ペットボトルでも保安検査で一瞬で終わるチェックさえ受ければ持ち込み可能です。
案外海外に慣れている人の方が国内線を知らずに捨ててしまうことがありますね。
国内線はコンタクトレンズの洗浄液もOK
国内線では、ペットボトルのような大きさのコンタクトレンズの洗浄液も機内持ち込み可能です。
と言っても、国内であればどこでも購入できるのでわざわざ持って入る必要もありません。
どうしても必要なら小さなボトルの洗浄液を購入すれば良いですね。
国際線で90日分の1dayコンタクトレンズの持ち込みができるか?
私の海外一人旅ではだいたい90日分180枚のコンタクトレンズが入ってます。
そこで、没収されては困るので手荷物として飛行機内に持ち込めるかどうかをいろいろ調べてみました。
旅人のブログなどを調べていると「機内で必要な分だけも持ち込める」と言うのが一般的な意見です。
しかし、どれくらい持ち込めるのかなども、どうもはっきりと書いているのが見つかりませんでした。
yahooの知恵袋でも質問している人が結構いました。
その回答では、
量が多いなら手荷物じゃなくて預け荷物に入れた方が良い。
飛行機の機内に持ち込めるのは常識の範囲内が良い。
と書いています。
常識の範囲内と言われても困りますよね。
というようなことを書いている意見もありました。
しかし、コレまでも国内旅行でも海外旅行でも10日分ほどは持ち込んだ経験がありますが、10日分程度だと楽勝で持ち込めます。
これまで咎められたこともありませんので、乗る時に必要な分だけというのは当てはまりませんね。
ただ、さすがに90日分を持ち込むのは今回が初めてなので、航空会社に電話で問合せようかと思いましたが行けると信じて行ってみました。
コンタクトレンズは医療品扱い
最初に結論から言ってしまえば
コンタクトレンズは医療品扱いとなるので規制対象外となり自由に持ち込めます。
飛行機の機内に持ち込む液体を入れる容器は100ml、または100g以下の容量で無いといけないとされています。
要は中身が100ml以下でも容器が150mlだとダメということですね。
しかし、逆に言えば容器が100ml以下であれば、液体を数本に小分けにして同じ液体を持ち込むことも可能ということです。
ということは、使い捨てコンタクトレンズは最初から数ml小分けのパッケージになっているので、すでに問題無いということでもありますね。
国際線の空港のチェックインカウンターでコンタクトが持ち込めるのか聞いてみた
まず、日本の空港がダメだともう話にもならないので、それなりにドキドキしながら空港のチェックインカウンター行きました。
チェックインカウンターで
と聞いてみたところ
ということでした。
本来は機内持ち込みの場合、透明なプラスチック袋1Lを1つだけ持込可能なルールになっています。
しかし、180枚のコンタクトレンズは流石に1Lのパックには入りません。
パック2つ分になって不味いかと思いましたが、結果から言えばそれも問題ないとのことでした。
ただ単に、海外では保安検査場でのトラブルを避けるために開封していない箱に入っているよりも、透明な袋に入っている方が良い可能性があるとのことでした。
コンタクトレンズ機内持ち込みについての追記
2018年10月29日に、成田空港、関西空港の両方でANA、JALを含めて復数の航空会社のカウンターで確認しました。
どの航空会社も使い捨てコンタクトレンズの持ち込みは問題無いとのことでした。
箱から出した方が良いかどうかは
「そのままでも問題ない」
「箱のままでも良いですし、気になるなら出した方が安心です」
といった回答でしたので、気にする必要はないでしょう。
荷物検査が通れるかどうかですので、航空会社に関わらず問題ないとのことです。
海外は検査官次第なところがある
日本の保安検査では、特に袋に入れたコンタクトを出すこと無く、バックパックの中に入れたまま通過して何も言われませんでした。
その後も、クアラルンプールからジャカルタは確認することもなく通過。
しかし、ジョグジャカルタから国内線でバリへ行く際に、ジョグジャカルタの保安検査場で引っかかりました。
検査官の言い分は「液体物が多すぎるし、販売するのか?」と。
しかし、まだコンタクトレンズは70日分は残っていますし国内線なので、これは不味いと戦闘開始しようと思って一言
と言ったら
ドキドキを返せと思った瞬間でした。
海外では正式なルールよりも検査官次第
どこの国でもそうですが、きっちりとルールを把握できているような人は少ないです。
とても大事なことでも担当者が知らなければ弾かれてしまうことが多々ありますからね。
何か心配事を抱えているのであれば万が一のためにどう言うかは考えておいた方が良いです。
今回、インドネシアの場合は普通に賄賂要求してくる国なので、本当はおこづかいが欲しかっただけなんでしょう。
おこづかいがほしいならもっと簡単に取れそうな旅行者選べば良いのにと思いますが、私でもお金を持っているように見えたのでしょう。
その後は、バリ、バンコク、チェンマイなどもまったく問題ありませんでした。
とにかく、日本を問題無く通過したということは、東南アジアなら90日分のコンタクトが入っていても問題ないということでしょう。
航空会社は検査に関係ないですしね。
もちろん、いつルールが変わるか分からないので一応チェックインカウンターで聞いた方が安心です。
アメリカとか厳しそうな国だとどうなのか分かりませんので。
成田でユナイテッド航空にも訪ねたところ「日本から出るには問題ない」という回答でした。
機内持ち込み手荷物で目薬は何個まで持ち込みできる?
コンタクトレンズといえば、併せて必要になるのが目薬です。
よく目薬も「必要最低限だけ持ち込み可能」などと紹介しているブログがありますが、本当はどうなのか確かめてみました。
そこで、2018年12月に関西空港発の国内線と成田空港発の国際線の両方で、機内持ち込み手荷物のみで搭乗した際に、新品の箱に入ったままの目薬を10個バックパックに入れて荷物検査に挑戦してみました。
その結果「目薬の大量持ち込みもまったくお咎め無し」で、尋ねられることすらありませんでした。
もちろん、最初から航空会社に問い合わせしていたのですけどね。
という訳で、目薬も機内持ち込み手荷物で持ち込み可能です。
機内持ち込みで要注意なのはモバイルバッテリー
機内持ち込みで一番注意が必要なのはスマホ用などの予備電池・モバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーは機内持ち込み出来ないのではなく、必ず機内に持ち込まないといけません。
忘れてスーツケースなどに入れてしまうと、検査で開けられて破棄されることは当たり前ですので注意しましょう。
モバイルバッテリーは発火する可能性があるので、スーツケースに入れてしまうと発火した場合に発見が遅れて大惨事になるのでかなり厳しくチェックされます。
機内に持ち込んでおけば、万が一発火しても素早い対応ができますからね。
せっかく海外旅行用に購入したモバイルバッテリーが捨てられない用に要注意です。