2019年になって久しぶりに自分でビザの延長に行ってきました。
イミグレーションでどうやってビザの延長をするか?
ビザの延長を簡単に早くする方法はあるのか?
ビザ延長の際の注意点や所要時間は?
以上を簡単にまとめましたので、ビザの延長に行く方はご参考にどうぞ。
セブで観光ビザの延長をする場所
セブで観光ビザの延長ができるのは「Jセンターモール」というショッピングモールの中にあるイミグレーションオフィスです。
留学でセブに滞在していれば学校が代行してくれるので心配いりませんが、観光ビザでお邪魔している人は定期的にお世話になる場所ですね。
イミグレーションオフィスはJセンターモールのLevel 2(日本で言う3階)にあり、毎日たくさんの人で溢れているのですぐに分かります。
セブのイミグレーションの営業時間・受付時間は?
イミグレーションの営業時間は08:00~17:00です。
2019年1月15日に現地の受付に聞いたところ、ビザ延長の最終受付時間は15:00まででした。
良くビザの延長は、朝一番か人が減る15:00以降という情報がありますが、15:00以降では受付されない可能性があるので気を付けましょう。
なぜ可能性かと言うと、セブのイミグレーションはいきなりルール変更することが多々あるので、昨日は良くても今日はダメということが当たり前に起こるからです。
営業は月曜日から金曜日のみで、土曜日、日曜日、祝日は営業していません。
セブで観光ビザの延長に必要なアイテムと料金
ビザの延長をするには下記のアイテムが必要になります。
●ビザ延長料金 初回 3,030ペソ
●2インチ×2インチの写真(背景は必ず白、サイズも守る)
●暇つぶしアイテムと忍耐力
パスポートは当たり前として、初回の延長料金は今回システムの関係で3,030ペソでした。
本来は、ここにビザステッカー代として100ペソ取られるのですが、ステッカーが無いからということで取られませんでした。
何かのネタ何でしょうか。
さすがフィリピンです。
写真に関しては、私が知る限り必ず必要だったのですが、今回は必要ありませんでした。
いつルールが変わるか分からないので、写真は持って行く方が確実ですけどね。
無くてもイミグレーションの近くにある写真屋で撮影は出来ますが、写真屋もなんだかんだで1時間は掛かるので時間の無駄です。
セブの移民局でビザの延長をする手順
ビザの延長をする手順を大まかに説明すると下記のようになります。
2.受付で申請用紙をくれるので記入してから、受付に戻ってパスポートと一緒に渡す。
3.申請用紙にスタンプを押してもらい、番号札をもらう
4.申請用紙を提出窓口に渡して、番号が呼ばれるまで待つ
5.番号が呼ばれたらVISAの延長代金を払って、次は名前が呼ばれるのを待つ
6.名前が呼ばれたら受取り窓口で受け取ってサインをする
流れとしてはこれくらいで難しくはありません。
受付で申請用紙をもらう
まず、Jセンターのイミグレーションの入り口すぐ横に受付があり、だいたい数人が並んでいるのでその列に並びます。
パスポートの入国スタンプがあるページを見せられるように準備して、自分の順番が来たら「I’d like to extend my VISA.」と伝えましょう。
下記の申請用紙がもらえるので記入します。
「Civil Status」は「Single独身」にしていますが「既婚」「離婚済み」など自分にあったものにチェックして下さい。
申請用紙に記入し、再度受付に戻って整理番号をもらう
記入したらもう一度受付に行って、申請用紙にスタンプを押してもらい、整理番号をもらいます。
そして、申請用紙を「Receiving(Individual)」の左側の窓口に提出して、番号を呼ばれるのを待ちます。
人数にもよりますが、番号を呼ばれるまでは人が少なくて30分、通常で60分、混雑時で90分程かかります。
ここで、必須アイテムとして用意してきた暇つぶしアイテムと忍耐力を使いましょう。
開き直って30分ほどモールの中をブラブラしても大丈夫ですが、そういう時に限って早く呼ばれて時間を無駄にしたりします。
番号を呼ばれたらビザ延長手数料の支払い窓口へ
「131~131~Cashier」と呼ばれるので右端にある支払い窓口で延長料金を支払います。
窓口の人が計算機で「3,030」など提示してくれるので、そのまま払います。
1,000ペソ払ってエクスプレスを選べばその日の内にパスポートを受け取れて、エクスプレスを外すと1,000ペソ不要の代わりに、受け取りは1週間後位になります。
通常は何も言わなければエクスプレスで対処されるので「エクスプレスなんて要らない」とごねる人が居るのですが、手間暇を考えれば素直に払った方が断然楽です。
フィリピンの観光ビザの延長費用
滞在期間 | 1ヶ月延長 | 2ヶ月延長 |
---|---|---|
1ヶ月(29日) | VISA免除 | VISA免除 |
2ヶ月(59日) | P3,130 | できない |
3ヶ月(89日) | P4,400+50USD | P4,900+50USD |
4ヶ月(119日) | P2,430 | ーーー |
5ヶ月(149日) | P2,430 | P2,930 |
6ヶ月(179日) | P2,430 | ーーー |
観光ビザは1ヶ月、2ヶ月だけでなく、6ヶ月も申請することができます。
しかし、何かでフィリピンから一度出ることになるとキャンセルされて無駄になってしまうので、長期滞在予定でも延長は2ヶ月にしておいた方が良いです。
また、フィリピンは観光ビザでも延長を繰り返せば最大3年滞在することができますが、17ヶ月以上滞在する場合はイミグレーションで承認を得ないといけません。
無駄に長く滞在していても怪しまれるだけですので、6ヶ月か1年に1度は出国しておいた方が無難ですね。
パスポートの受取りで名前を呼ばれるまで待つ
料金を支払ったら後はパスポートを受け取るだけなので、左側にある「Releasing(発行)」の窓口から名前を呼ばれるまで待ちます。
ここでまた暇つぶしアイテムと忍耐力の出番です。
名前を呼ばれるまでは人が少なくて30分、通常で60分、混雑時で90分程かかります。
ここでは、カフェなどへ行って60分程時間を潰してから、受取り窓口へ行っても大丈夫です。
営業時間内であれば、名前を呼ばれた後からでも受け取りができます。
今回はパスポートにスタンプやステッカーは無く、レシートにVISAの期限が書いたスタンプが押してあるだけだったので、無くすと面倒なことになるのは目に見えてますね。
セブで観光ビザ延長手続きに掛かる所要時間は?
観光ビザの延長に掛かる所要時間の目安
●10:00頃に行った場合は90分~120分
●13:00以降に行った場合は120分~150分
●15:00前に行った場合は90分
大まかですが、午後から行くのが一番時間が掛かるので、所要時間を短くしたければ朝一番に行くのが懸命です。
朝一番にJセンターモールのイミグレーションに行く場合の注意
イミグレーションに朝一番に行くのが良いと行っても、モールのオープンは10:00からなので正面からは中に入ることが出来ません。
この場合は、外からイミグレーションの近くの入り口まで周ることができるので覚えておきましょう。
まずは、Jセンターモールの入り口でセキュリティゲートを通過します。
そのまま右方向にあるJollibee側へ歩いていきましょう。
すると一番奥にある階段の前に「Immigration」の看板があるので2階(Level 2)まで上がります。
階段を上がって左に行くと通路があるので50m~100mほど進んでいきます。
ちょうど通路の真ん中あたりに有る入り口がイミグレーションの目の前になりますので、08:00になるまでその周辺で待っていると良いでしょう。
観光ビザ延長の手続きを早くするために事前に用紙を準備する
観光ビザなどの延長手続きをする申請用紙はイミグレーションの公式サイトでダウンロードすることができます。
08:00にイミグレーションに行ったとしても、同じことを考えている人は少なからず居ます。
その時に、受付で2度並ぶか1度で済ませるかでかなり時間が変わるので、申請用紙はダウンロードして記入して持っていくようにしましょう。
リンク先にある「Application Form TVS-CGAF-VE-2016」というのをダウンロードすれば大丈夫です。
観光ビザの延長はマクタン島のイミグレーションが断然早い
観光ビザの延長を最短30分程度で終わらせることができる方法があります。
どうするかというと・・・
マクタン島にある「ガイサノマクタン アイランドモール」の中にあるイミグレーションのサテライトオフィスに行って手続きをすることです。
セブに住んでいる日本人にも知らない人がいますが、セブにはJセンターモールとマクタン島の2箇所にイミグレーションがあります。
そして、Jセンターモールはメインオフィスなのでいつも大混雑していますが、マクタン島のイミグレーションは派出所みたいなものなのでいつも空いてます。
画像は平日の14:00頃に撮影していますが、手続きしている人は一人もいませんでした。
私も何度か行っていますが、20分も掛からずに終わったことがあるので、めちゃくちゃ早いです。
ただ、セブ市内からマクタン島に行くのが遠いので、知っていても面倒で避ける人が多いのも事実です。
しかし、遠いと言ってもマクタン島の入り口にあり、セブ市内からだとタクシー代が100円上がる程度、時間も10分程度しか変わりませんので、結果として大幅な時間短縮ができるのでおすすめです。
観光ビザの期限が切れたらどうなる?オーバーステイは?
アメリカなどであればビザの期限が切れた場合はオーバーステイの不法滞在者で大事になりますが、フィリピンでは1ヶ月毎に500ペソの罰金を払うだけで大丈夫です。
しかし、6ヶ月、1年など悪質な場合は強制送還になって、再入国出来ない可能性もあるので、忘れないようにVISAは更新しましょう。