海外移住でセブに住み始めて一番最初に困るのが「ガスの入手」です。
フィリピンでは日本のように都市ガスは通っていませんので、基本的にはプロパンガスのみとなり、そのプロパンガスも自分で手配しないと誰も用意してくれません。
ここでは、海外移住でフィリピンに住む場合にガスを調達する方法をご紹介します。
今回は、フィリピンに海外移住した場合のライフラインの準備というピンポイントな話題ですので、関係ない方は是非そのまま違うページをご覧ください。
フィリピン・セブではライフラインもセルフサービス
フィリピンではマニラのような都会でも都市ガスは通っていません。
セブも言うまでも無くありませんので、全てプロパンガスになりますね。
なので、入居してガスが必要な場合は全て一から揃えるところから始めないといけません。
●プロパンガス
●ガスのレギュレーター(ガス供給のコック)
●ガスホース
●ガスコンロ
これらを全て揃えて、部屋に用意して初めてガスが利用できます。
フィリピンのコンドミニアムは使えないところが多い
フィリピンのコンドミニアムではガスなど火が使えないビルが多いですね。
新しければ新しいほど、火が使えない可能性が高いですので、どうしてもガスを使いたいのであれば古めのコンドミニアムを探すと良いでしょう。
新しいコンドミニアムは、有ったとしてもIHの電気調理器が一般的です。
ただし、IHの電気調理器はめちゃくちゃ電気代が掛かるので、料理をよくするなら絶対にガスが使えるコンドミニアムを選んだ方が良いですよ。
フィリピンは電気代が高いですからね。
私の場合は電気ケトルの電気代が高いので使わずに、お湯も必ずガスで沸かします。
セブ島でプロパンガスはどこで買えるの?
セブでガスを手に入れる方法は1度やれば簡単なのですが、最初は段取りが分かりませんよね。
一軒家などであれば、隣に住んでいる人に声を掛けて「ガスどこで頼んでるの?」と聞けば良いです。
一軒家だと結構な確率でお手伝いさんが居るので、直接いろいろ聞けば教えてくれます。
お礼に現金ではなくお菓子程度でも渡して上げれば喜びます。
1.ガス屋さんを見つける
基本はデリバリーをしてくれる業者を見つけないといけません。
普通にGoogle mapで「Gus」と打ち込めば近隣のガス屋さんが表示されますね。
だいたいは看板に電話番号も書かれているので、電話すれば良いですが、段取りが分からずに電話を書けるのはハードルが高いのでお店で聞いてしまいましょう。
ガスは11kgで750ペソ~850ペソの範囲ですが、定期的に変わっています。
ひとり暮らしなら11kgのプロパンガスで毎日火を使っても3ヶ月~4ヶ月ほどは保ちますね。
2.最初はガスタンク、レギュレーター、ホースを購入する
一番最初はガスタンクを購入しなければいけません。
業者によりますが、11kgのプロパンガスで1,200ペソ~1,500ペソほどで購入できます。
このガスタンク代金は購入というよりもデポジット(預り金)なので、返却すればお金が返ってきます。
タンクとセットにして、ガスタンクの上部に付けるレギュレーター・ホース付き(400~600ペソ)も一緒に購入しないといけません。
レギュレーターは色んなタイプがあるので、自分で買わずに業者に配達してもらう時に一緒に頼んでしまいましょう。
3.プロパンガスのデリバリーを頼む
店頭で依頼をしても家まで持って帰ることができませんので、デリバリーを依頼しましょう。
この際、店頭で支払いをするお店と、デリバリーをした時に家で支払いをするタイプの2パターンがありますが、お店で払うのであれば必ずレシートと担当者の名前などを控えておきましょう。
なんなら写真を撮っておいてもよいくらいです。
家で支払いをする場合も、基本的に配達員はチップを取るためにあえてお釣りを持ってこないので言われた額を用意して待っておくと良いですね。
ここまで、全て電話でできそうであればネットで見つけたガス屋さんに電話をして、ガスタンク、レギュレーター、ホースなど何も持っていないことを伝えてデリバリーしてもらえば良いですよ。
ガスはガソリンスタンドでも買えるけどデリバリーが無い
プロパンガスはガソリンスタンドでも入手できるのですが、基本的にデリバリーをしていない場合が多いですので、直接自分で行かなければいけません。
写真にもガスタンクを担いでいる人が写っていますが、現地の人はデリバリーチャージが勿体無いので自分で取りに行く人も少なくありませんね。
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