留学でも移住でも、現地でお金の管理をどうするかは本当に悩むところです。
アメリカだけではなく、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、ヨーロッパ圏に行くのであればトランスファーワイズのボーダレス口座が便利なので開設しておいたおいた方が良いですね。
ここでは、トランスファーワイズのボーダレス口座がどういったサービスなのかについて分かりやすくご紹介しています。
ワーホリや留学にアメリカで使えるトランスファーワイズのボーダレス口座
トランスファーワイズのボーダレス口座はアメリカで銀行口座代わりとして開設することができるサービスです。
アメリカであれば銀行コードも取得できるので、日本からアメリカ、アメリカから日本の海外送金が可能になります。
また、ボーダレス口座と言うだけあって、アメリカのUSD、イギリスのGBP、ヨーロッパ圏のEUR、オーストラリアのAUD、ニュージーランドのNZDの5通貨で銀行口座として利用することができますし、世界40カ国以上の通貨を保有することもできます。
ボーダレス口座と一般の銀行の違い
アメリカではトランスファーワイズのボーダレス口座を銀行の口座と同じ意味で持つことができますが、ボーダレス口座と銀行口座には違いがあります。
まず、トランスファーワイズのボーダレス口座はあくまで資金を保有しておくだけの口座で、銀行ではないのでボーダレス口座に保有している資金には利息が付きません。
また、一般的な銀行ではないので、トランスファーワイズが発行するデビットカードを利用してもクレジットヒストリーを稼ぐことは出来ませんし、銀行の残高証明として利用できるかどうかも、受付先によって可否がハッキリしません。
基本的には、ボーダレス口座は1年~2年など一時的な口座や海外送金専用の口座として考えれば良いですね。
ただ、預金として長期的に保有するのであれば、普段は利息が付く銀行に預けておいた方が良いですし、銀行が発行するクレジットカードであれば、クレジットヒストリーを稼ぐこともできますので、上手に使い分けが必要です。
トランスファーワイズのボーダレス口座の開設方法
ボーダレス口座の開設はネット上で完結するので、窓口に行く必要がある銀行よりもハードルは低いと言えます。
もちろん、アメリカにもネットだけで口座を開設できる銀行もありますが、一般の銀行の場合は外国人の場合は必要書類やVISAの種類などで、開設できるかどうか分からない場合もあります。
その点で言えば、トランスファーワイズは簡単です。
まず、お金を扱う業者なので当たり前ですが、トランスファーワイズのボーダレス口座でも本人確認をしますのでパスポートは必要です。
もう一つが、現地での住所確認に使う「住所確認書類」で、必ず名前/住所/発行日/差出人のロゴもしくは名称が鮮明に写っている書類が必要です。
例えば・・・
・銀行やクレジットカード会社の明細書
・住民税の納税通知書
・車両登録証
・アメリカで発行された運転免許証(有効期限内で住所記載のもの)
・他金融機関や政府機関発行の書類
本人確認書類と住所確認書類などを、オンライン上でアップロードして、登録住所で確認書類を受け取れば口座の開設は完了となります。
アメリカでボーダレス口座を作る前に日本でもアカウントを用意すると便利
ボーダレス口座の送金は本人名義の口座だけ?
ネットでトランスファーワイズのボーダレス口座について調べていると
というような記載があるサイトがありますが、普通にできますので大丈夫です。
アメリカで開設したボーダレス口座は、銀行口座として銀行コードも取得することができるので、友達、家族、知人やお客さんからの海外送金、給料や年金の振込口座、アフィリエイトの受取り口座などいろんな用途で利用できます。
ただし、日本のトランスファーワイズの口座から海外で開設したトランスファーワイズのボーダレス口座へ送金する場合は、まず日本でトランスファーワイズの口座を開設しないといけません。
日本では、ボーダレス口座のサービスはまだ始まっていませんので、日本を離れる前に通常の口座を開設しておきましょう。
日本で開設しておけば、日本からアメリカ、アメリカから日本のどちらも格安の手数料で送金することができますね。
アメリカでボーダレス口座を作る前に日本でもアカウントを用意すると便利