アメリカと日本で海外送金方法はたくさんありますね。
しかし、手数料と手間暇を考えると本当に送金手数料が安く済む方法Transferwise(トランスファーワイズ)一択と言って良いでしょう。
ここでは、アメリカから日本への海外送金、日本からアメリカへの仕送りなどで、送金手数料が最安クラスのトランスファーワイズ。
海外送金の方法では有名なペイパル、簡単に送金が出来るので有名なMoneyGramの3社を利用した場合の手数料をまとめました。
アメリカから日本への送金を安くするトランスファーワイズ
結論から言えば、日本とアメリカ間の海外送金はトランスファーワイズ以外考える必要はありません。
まずは、Transferwise(トランスファーワイズ)とPayPalを比較してみましょう。
どちらも、3,000ドルをアメリカから日本へ海外送金した際に必要な手数料と実際に受け取れる金額をトランスファーワイズとペイパル(PayPal)で比べてみました。
ちなみに、Transferwise(トランスファーワイズ)の公式サイトで簡単見積もり計算ができます。
するとトランスファーワイズと同じレベルで手数料が安い「Worldremit」や安く見えて高い「ペイパル」を比較して計算することが出来るので簡単です。
●調査当日の市場為替レートは1ドル=111.69円
これはヤフーの為替レートなどと同じです。
●トランスファーワイズの送金手数料が22.83ドル
●ペイパルの送金手数料が4.99ドル
送金手数料は圧倒的にペイパルが安いですね。
ちなみに、上の画像にTransferwiseのライバルになるWorldremitが無い理由は、Worldremitではアメリカから日本へ送金出来ないためですね。
しかし、肝心な3,000ドル送金して実際にどれだけ受け取れるかとなると全然違うのも分かると思います。
●Transferwiseで送金した場合に日本で受け取れる金額が332,535円
●ペイパルで送金した場合に日本で受け取れる金額が324,358円
◆TransferwiseとPayPalの差額は8,176円
トランスファーワイズの方が断然受け取れる額が大きいですね。
ブログなどで、海外送金や仕送りならペイパルが安くて便利と紹介されたりしていますよね。
そのためにペイパルの為替レートが悪いことを知らないまま、ペイパルの海外送金手数料だけみて安いと思って利用している人はかなりいます。
このように海外送金したい場合は、送金手数料だけでなく、ドルから円に両替される際の為替レートに一番注意しなければいけません。
アメリカから日本へMoneyGramで送金する手数料
トランスファーワイズ | MoneyGram | |
日本円受取額 | 300,000円 | 300,000円 |
ネットの為替レート | 1USD= 111.136円 | 1USD= 111.136円 |
TTSレート (為替手数料) | 1USD= 111.136円 (為替手数料無し) | 1USD=109.51円 (為替手数料 1.626円) |
30万円を受け取る為に 必要な送金額 | 2,721.02 USD | 2,739.42 USD +18.4ドル多く必要 |
送金手数料 | 21.62USD | 54.79USD |
アメリカでの振込手数料 | 利用している銀行による | 無し |
手数料合計 | 21.62USD+振込手数料 | 54.79USD+18.4USD |
※TTSレートは状況とタイミングで変動します。
日本で30万円受け取る為にMoneyGramで送金する費用 $2,794.21
日本で30万円受け取る為にTransfer Wiseで送金する費用 $2,721.02
差額 $73.1(約8,140円)
MoneyGramとペイパルを比較すれば同じような手数料ですが、やはりトランスファーワイズの手数料と比べれば断然トランスファーワイズが安いですね。
アメリカと日本の仕送りはトランスファーワイズ
トランスファーワイズを利用すれば、アメリカで仕事や留学をしている家族への仕送りで送金するのにも手数料が最安クラスになります。
いつもトランスファーワイズと最安値を競いあっている、Worldremitとは気持ちの差でトランスファーワイズの方が手数料が安いですね。
日本からアメリカであればWorldremitも利用できます。
ただ、Worldremitのサイトは英語しかありませんので、英語ができなかったり、預けたお金も万が一何の時に保証されるのかどうかで不安ですね。
もちろん、Worldremitのコールセンターやサポートは英語のみですので、トラブルがあった場合は全て英語で対応しなくてはいけませんよ。
トランスファーワイズ(Transferwise)であれば日本に支社があるので、コールセンターやサポートが日本語で利用できます。日本で関東財務局から営業認可を受けています。
日本で関東財務局の営業認可を受けているということは万が一があった場合も預けた資金は保障されるので大丈夫です。
アメリカから日本へトランスファーワイズで送金する方法
簡単にトランスファーワイズでアメリカから日本へ送金する方法をご紹介しましょう。
1.日本に銀行口座を開設(開設まで7日~10日)
2.アメリカで銀行口座を開設
3.Transferwiseでアカウント作成(5分で出来る)
4.アメリカで口座開設して本人確認と住所確認
5.Transferwiseへ送金するお金を銀行経由で入金
6. 手続きに不備がなければ最短で当日に送金完了
大雑把に説明すればたったこれだけです。
トランスファーワイズを利用する場合は、アメリカ側、日本側のどちらにも銀行口座が必要です。
アメリカで仕事をしたり、長期で留学していればSSN(米国社会保障番号)があり、銀行口座も所持できるので問題無いでしょう。
また、アメリカ在住であればトランスファーワイズが提供しているボーダレス口座が開設できますね。
ボーダレス口座はトランスファーワイズが利用出来る国であれば、その国の通貨で保管できてどこにでも送金することが出来るようになるので非常に便利ですね。
アメリカから日本へ送金するのに必要な日数
アメリカと日本の間で送金する場合に必要になる日数は送金2回目からは1~4営業日です。
ただ、大体の場合は2回目からであれば1営業日で到着するという声が多いです。
私も何度か利用しましたが、入金後30分ほどで送金完了してビックリしました。
TransferWiseを初めて利用する場合は、口座開設から1回目の送金までに必要な日数は3~10営業日になります。
これは、日本の銀行でも口座開設や住所確認だけで1週間は必要ですのでどこでも同じでしょう。