日本から近くて旅費も安い台湾なので、毎年多くの人が台湾旅行に訪れています。
台湾は親日国なので多くの人が日本人に親切にしてくれますが、だからと言って台湾の文化やマナーを知らずに「観光客気分」で好きなように振る舞ってしまっては、一部の某国の人達と変わらなくなってしまいます。
日本の感覚とは違う、台湾ではしてはいけないNG行動がありますので、台湾旅行をするのであれば最低限のマナーは覚えておいた方が良いですね。
ここでは、台湾でやってはいけないNG行動5つをご紹介します。
台湾旅行で日本人がする5つのNG行動
先に結論から言ってしまえば台湾でのNG行動はこちらです。
・台湾では電車やバスの優先座席に座らない
・台湾ではラーメンや麺モノはススって食べてはいけない
・台北MRTでは飲食してはいけない
・台湾ではレシートを捨ててはいけない
・知らない人についていかない
台湾では電車やバスの優先座席に座ってはいけない
台湾では優先座席については、かなり厳しいマナーがあるので、空いている電車やバスでも優先座席には座らない方が良いです。
どうしても体調が悪い場合は仕方ないと思いますが、見た目に分かることではないので、台湾の人達から厳しい視線に晒されることになります。
また、台湾では普通の座席に座っていたとしても、優先すべき人が近くに居る場合は迷うこと無く直ぐに座席を譲る文化があるので「ここは優先座席じゃないから大丈夫」と思わずに譲るようにしましょう。
列に横入りしたりしてマナーが悪い中国人でも、高齢者や子供にはしっかりと席を譲ったりしますので、こういった面では他のアジア圏と比較しても、日本人の意識はかなり低いと言えるでしょう。
日本では、高齢者だと思って席を譲ろうとすると「大丈夫」と断る人や座席を譲ったのに座ってくれず、混んだ車内なのにその席だけいつまでも空いているという微妙な空気が流れることもありますけどね。
台湾はラーメンや麺物をススって食べてはいけない
基本的に台湾でラーメンや牛肉麺など、麺物を食べる時にススって食べてはいけません。
日本ではススって食べると美味しそうに聞こえる文化ですが、台湾では「うるさい」「マナーが悪い」と思われてしまいます。
フィリピン留学に来ている台湾人に聞いてみたところ、若い人はかなり考えがゆるくなっているのでそれほど気にしないそうですが、中年層以上になると嫌な顔をする人も居るようですね。
これは台湾だけではありませんが、海外ではススって食べることを嫌がる国の方が断然多いので、海外に出てラーメンやパスタなどの麺を食べる時には注意した方が良いでしょう。
私はそんな人に会ったことがありませんが、中には音を聞いているだけで食べる気を無くしてしまうほど怒る人もいるそうですよ。
台北MRTやバス内では飲食してはいけない
台北にはMRTという地下鉄が走っていますが、MRTでは改札に入った瞬間から飲食は絶対禁止になっているので注意しましょう。
例えば、飲まないからとペットボトルを手に持っているだけでも注意されることもあるので、リュックやカバンの中に入れておいた方が安全です。
MRT構内ではかなりの場所にカメラが設置されていますし、監視員などがいますので怒られる場合もありますし、周辺の台湾人から注意を受けることもあります。
もちろん、ガムや飴もダメなので、飲食は改札に入る前に済ませておきましょう。
どうしても薬を飲まないと行けない場合は良いそうですが、外国人でも1,500元以上7,500元以下の罰金を払うことになるので十分注意して下さい。
ちなみに、台鐵や高鐵は飲食しても大丈夫です。
台湾ではレシートは捨ててはいけない
これはタブーやNG行動とは違いますが、日本ではレシートはただのゴミでしかありませんが、台湾ではレシートが必ず保管する大切な物になっています。
何故かと言えば、台湾のレシートは宝くじになっていて、当選すれば200元から最高1,000万元が当たるチャンスがあるからです。
レシート宝くじは、もちろん外国人でも対象なので、レシートを捨てずに取っておけば後からささやかな楽しみを味わうことができますね。
また、レシートが要らない人は、街中や店先に寄付箱があるので、その中へ入れてしまうのも良いですが「レシートくれくれおじさん」なども居ますので、そんな人にあげるのであれば寄付した方が良いでしょう。
宝くじをチェック:財政部稅務入口網
台湾でもは知らない人について行かない
台湾では日本語を理解する人が多いので判別が難しいですが、基本的に海外で日本語を使って話しかけて来る人は99%何かを企んでいる人と思って間違いありません。
日本でも話しかけてくる人は、だいたい裏がある人と同じで、それが海外に出ればまず間違いなく怪しい人になります。
しかし、台湾では日本語が当たり前なので、簡単に心を許してしまう人が多いですね。
特に女性などは、爽やかな男性に日本語で声を掛けられて一緒に観光に連れて行ってもらったり優しくしてもらった上で、夜ご飯や夜にクラブなどへ遊びに行き「睡眠薬を飲まされる」なんてことも無い話ではありません。
世界的に見ても治安は良いと言える台湾ですが、日本と同じでどこにでも悪さをする人はいますので、海外で安易に知らない人について行かないというのは鉄則ということを忘れないようにしましょう。
台湾でのNG行動・まとめ
いくら台湾が親日国でみんな優しい人だとしても、私達日本人は呼ばれて行ったお客様ではなく勝手に人の国へ遊びに来た観光者でしかありません。
日本語では観光客とお客様扱いしますが、海外ではただの外国人ですので、その国を訪れるからにはあくまで「お邪魔している」ということを忘れずにマナーを守る必要があります。
良く人の国を勝手に訪れて「あれが悪い」「ココが悪い」「だからダメなんだ」とケチを付ける人がいますが、その国にはその国の文化とその国に住む人達のペースがありますので、そういったことも尊重すべきでしょう。
台湾旅行で知らない間に罰金や迷惑を掛けている日本人にならないように注意して下さいね。
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