カンボジアのシェムリアップと言えばアンコールワット遺跡ですね。
しかし、一人旅で訪れてツアーなどを利用すると1人参加だと料金が高くなったりして、行きたいのに行きにくい場所が出てきます。
この記事にたどり着いたということは「カンボジア」「シェムリアップ」「現地ツアー」「一人」「おすすめ」などで、カンボジア旅行について探している方だと思います。
一人旅でも料金が変わらない現地ツアーがいくつかありますのでご紹介しましょう。
シェムリアップの現地ツアーおすすめTOP3
世界的に有名過ぎて毎年たくさんの観光客が訪れる観光スポットのシェムリアップ。
しかし、いくら情報が出回っていると言っても、初めて行く人は「治安は大丈夫かな?」「どうやって現地で周るのかな?」となるのは当たり前のことです。
そんな方にカンボジアに行くなら参加するべき現地ツアーのTOP3をご紹介します。
シェムリアップで鉄板のアンコールワット
アンコールワット、アンコールトム、タ・プロームの3大人気遺跡を巡るこのツアーはやはり鉄板の1位です。
こちらのツアーは最少催行人数が1名なので一人旅でも参加しやすいのが良いですね。
鉄板!アンコールワット・アンコールトム・タプローム・夕日鑑賞、人気世界遺跡観光ツアー
アンコールワット遺跡
アンコールワットは「来てよかった!また来たい!」と何度も訪れたくなるほどの空気感があり、海外の有名サイトでも行って良かった観光地No.1になるほどの人気です。
カンボジアを初めて訪れる方には必ず見てほしい観光スポットです。
むしろカンボジアに行って、アンコールワットを見ない選択肢がある人に会ってみたい。
アンコール・トム
アンコールワットの近くにありますが、ここだけでも敷地は四方の1辺が3km近くある広大な遺跡です。
アンコール王朝最盛期の都跡だそうで、その中心にあるのが顔だらけで有名な「バイヨン寺院」です。
この顔だけの写真が良く出回りますが、他にもたくさんの遺跡がありますよ。
タ・プローム
次がいろんなサイトに出てくる人気の写真スポットのタ・プロームですね。
タ・プローム遺跡の内部はかなり崩壊していて、発見された当時のまま放置されている部分もある珍しい遺跡です。
なんとこの遺跡が発見されたのは19世紀の後半で数百年の間、ジャングルの密林に眠っていたそうです。
19世紀後半なんてつい最近のことですので、まだ眠っている遺跡もあるのかも知れませんね。
プレループで夕日鑑賞
そして、最後に訪れる「プレループ」は夕日が綺麗に見えるスポットとして大人気です。
●プラン情報:通常料金 4,900円/人 (子供 3,300円/人)
●ツアーに含まれるもの:日本語ガイド、車送迎、昼食(カンボジア料理)
●ツアーに含まれないもの:アンコール遺跡入場券
●最少催行人数:1 人
●所要時間:12時間から13時間
●アンコールパス 1日券37US$ / 3日券62US$ / 7日券72US$
絶景の世界遺産プレアヴィヒア
カンボジアに来た旅人の多くが「絶対に行ったほうが良い」「シェムリアップに来てプレアヴィヒアに行かなければカンボジアの遺跡巡りは50%しか見ていないのと同じ」とも言う位のおすすめスポットです。
2名以上の場合はこちらのツアーも良いでしょう。
天空の遺跡 プレアヴィヒア
2008年に世界遺産に登録された「プレアヴィヒア」はシェムリアップから車で約4時間程。
「プレアヴィヒア」の場所はこちら。
カンボジア北部の標高650m程にあり「天空の遺跡」とも呼ばれている有名な遺跡です。
ただ、いきなりなんですが遺跡としてはそれほど期待するものではないと多くの人が言っています(笑)
ただ、有名な遺跡ですが観光客は少なく、のんびりと遺跡と景色を堪能できるところが好まれますね。
スリランカのシーギリヤ・ロックからの景色にも似ていますが、とにかくずっと続く地平線が絶景。
この遺跡を世界遺産に登録した時に遺跡の帰属権で軍事紛争が起こったそうで、今でも武装したカンボジア兵が国境を守っています。
観光客が少ないのはその紛争で民間人にも死者が出たためで、あまり積極的に広報をしていなかったことが原因とも言われていますね。
しかし、2014年に治安レベルが安定したということで、今はもう領有権はカンボジアの物となり、落ち着いていますので問題ありません。
忘れられた遺跡 ベン・メリア遺跡
探索できる場所は1時間もあれば周りきれる大きさですが、全貌が明らかになればアンコールワットよりも規模が大きいと言われており「東のアンコールワット」とも呼ばれています。
ただ、周囲にはまだ内戦時代の地雷原が残っているそうで、探索はあまり進んでいないようですけどね。
入り口から正面の道を歩いていくとヒンドゥー教の神様のナーガ像が並んでいます。
そのまま歩いていけば入り口から廃墟。
中に入ってもほとんどが崩壊しています。
歩ける場所は決められていますが、かなり危険な場所以外は自由に歩いても何も言われません。
と言うか、知らない間に道を外れていて気付いたら遺跡の上に居たなんてことも普通にありました。
これがラピュタ風の景色かと言えばそうですが、実際には関係無いそうです。
完全に観光地化されたアンコールワットよりも、発見当時の面影を残すベンメリアの方が冒険心がそそられて良いですね。
コーケー遺跡群
コーケー遺跡群はベンメリアなどとセットで行くのですが、観光客がほとんどいないので遺跡自体もジャングル化しているモノが多いですね。
今でも地元の方は参拝に訪れる神聖な場所で、とても神秘的な良い遺跡ですがベンメリアまで行ってもコーケーまで行く人はほぼいないです。
せっかくなのでツアーで訪れて日本語ガイドさんから話を聞くと楽しいですよ。
こちらは2名催行のツアーです。
>>>ツアーの詳細はこちらからご確認下さい。
●プラン情報:15,000円/人 (子供 9,000円/人)
●ツアーに含まれるもの:日本語ガイド、車送迎、昼食
●ツアーに含まれないもの:
・レストランで注文した飲み物
・ベンメリア遺跡入場券 5$
・コーケー遺跡入場券 10$
・プレアヴィヒア寺院入場券 10$
・プレアヴィヒア寺院4WDの乗り換え費用 1台6人乗り/25US$程度
●最少催行人数:2人
●所要時間:11時間 ~ 12時間
バンテアイスレイ&クバールスピアン
シェムリアップの郊外に位置する「東洋のモナリザ」と称されるバンテアイ・スレイ、川の上流がにある水中遺跡のクバール・スピアン、忘れらた遺跡ベンメリアを巡るツアー。
内容的には「脇役」的な役割にされている3つの遺跡ですが、まったくそんなことはありませんね。
東洋のモナリザ バンテアイ・スレイ
シェムリアップから車で40分ほどにある小さな遺跡です。
「東洋のモナリザ」は制限されているので離れたところから見えませんが、赤茶の石にアンコール遺跡の中では群を抜く精密なレリーフが施されています。
彫刻などの芸術に造詣が深い人の中には「この遺跡のレリーフが一番印象に残る」と評する人もいます。
混載ツアーなので一人旅でも約1,600円程と格安です。
一人旅OKのバンテアイ・スレイバックカントリーツアー
水中遺跡 クバール・スピアン
ここは行くのであれば必ずガイドと行った方が良い場所で、約30分から40分程のハイキングの後に川の中にある遺跡を見ることができます。
たまに、一人で歩いている外国人も居ますが、山の中で人気も無く何があるか分からないので、止めておいたほうが良いですね。
また、ハイキングと言っても全く整地されていない場所を登るので、ある意味それがドキドキして楽しいとも言えますね。
必ず動きやすい服装、スニーカーなど運動靴で参加した方が良いです。
1人旅なら3,000円前後で利用できるトゥクトゥクプライベートツアーのこちらを利用しましょう。
1人参加でも安いクバールスピアンプライベートツアー
こちらは2名以上で催行のツアーです
●プラン情報:通常料金 9,600円/人 (子供 5,000円/人)
●ツアーに含まれるもの:日本語ガイド代・送迎代・昼食(ペットボトルのお水付き)
●ツアーに含まれないもの:遺跡入場券
●最少催行人数:2人
まとめ
アンコールワットやその周辺の遺跡は有名な観光地ですのでトゥクトゥクや車を貸し切ってしまえば、クバール・スピアンなどの一部を除けば誰にだって行けるところばかりです。
ツアーガイドというと高い!というイメージがあって必要ないという人が多いです。
しかし、それでも多くのガイドさんがいるということは、それだけ必要とされているからであり、ガイドを雇うことの良さを知っている人も多いとことですね。
特に、アンコールワットなどの古い遺跡はツアーでガイドさんと行けばなぜ建てられたのか?歴史の言い伝えなどいろいろ教えてもらえるから楽しさ倍増です。
英語がなんとなく分かるから日本語ガイドは必要ない。
という方は、シェムリアップ格安現地ツアー