機内持ち込み手荷物のリュック1つでバックパッカーとして海外旅行したいのは、男性だけではなく女性も同じですよね。
むしろ、男性よりも体力が低い女性の方ができるだけ荷物を軽くしたいと思うのは当たり前です。
しかし、海外旅行に出ているのは男性よりも女性の方が多いのに、なぜか女性が海外旅行に使うのに適したリュック(バックパック)の選び方やおすすめの紹介ページは非常に少ないです。
そこで、今回は私がスポーツショップで2年間アウトドア売り場を担当をしていた経験を使って、女性がリュック1つで海外旅行をするのに適したバックパックの選び方とおすすめのリュックをご紹介します。
女性がリュック1つで海外旅行するのにおすすめのバックパック
どうしても長期の海外旅行の場合は、荷物を多くモテるように大きなリュックを選んでしまいますが、それは大きな間違いです。
長期であるからこそ身軽になって日々の行動を楽にする必要があります。
特に女性の場合は、リュックの重さが500g違うだけで、かなりの体力を消耗しますので、荷物はできるだけ少なく、バックパックは軽くするべきですね。
海外旅行で使う女性向けのリュックの選び方
バックパックが多少重くても、機能的に劣っていても、男性の場合はなんとか体力勝負で乗り切ることができます。
なので、登山をする人でもない限りバックパック選びにそれほど神経質になる必要はありません。
しかし、一般的に考えて女性の場合はバックパック選びに失敗すると、せっかくの海外旅行がただの修行と化してしまいます。
女性のバックパック選びは慎重にした方が良いですので、選ぶポイントをチェックしてみましょう。
旅行用のバックパックはレディースを選ぶ
先にも書きましたが、身長が160cm以上で体力がある女性であれば、バックパックの種類を気にする必要はそれほどありません。
しかし、小柄な女性や体力に自信の無い女性の場合は必ずレディースのモデルを選ぶのがおすすめです。
海外旅行で使うバックパックのホトンドはアウトドアブランドが開発している登山用のバックパックを使いますので、その中から選ぶことが一般的です。
過酷な登山を想定して作られているバックパックであれば、どんな旅にも対応可能ですからね。
そして最近は、レディースのバックパックにも少しづつ女性の体型に合わせたモデルが増えてきていますので、女性の身体に合うバックパックも選びやすくなっていますしね。
登山用のバックパックはレディースでも「背負いやすい」「耐久性がある」「機能性が高い」などが標準装備になっているので安心です。
女性用のリュックを選ぶ時は背面長をあわせる
バックパック選びの基本は背面長を合わせることから始まります。
男性であれば体力で乗り切れるので、本格的な登山でもしない限りなんとなくでも大丈夫ですが、女性は結構気にした方が良いです。
背面長とは、顔を俯いた時に首の後ろにできる一番大きな突起の部分から、両腰骨の上端部分を結ぶ水平な線と交差する部分までが背面長として計測する部分です。
例えば、154cmの女性の背面長が42cmだとすれば、女性用のバックパックの背面長は多くが38cmから43cm位に設定されていますのでちょうど良いですね。
サイズ表記は、XSサイズ=背面長 41cmまで、Sサイズ=46cmまで、Mサイズ=51cmまで、Lサイズ=51cm以上です。
大きなバックパックを持つ場合は160cm以下の女性であれば、女性用のバックパックがオススメと言えるでしょう。
しかし、いわゆるユニセックスと呼ばれる女性用ではない場合は背面長が45cm以上のモノが多く、小柄な女性には背面長が合わないということになります。
背面長が合わないと、ショルダーベルトから身体に掛かる負荷のバランスが崩れてしまうので、背負いにくい、重く感じる、歩きにくいなどと言った不具合が発生します。
女性サイズのリュックの種類
女性サイズのリュックには現在3パターンが市販されています。
1.女性モデル
2.S・M・Lのスリーサイズから選べるモデル
3.背面長の長さを調節できるモデル
特に女性モデルの場合には、背面長だけでなく、ウエストハーネスも女性の骨盤に合わせて作られています。
また、ショルダーハーネスは女性の胸の邪魔にならない作りになっていたりしますので、やはり女性には女性向けのモデルがオススメです。
国内旅行と違い海外旅行用のリュックは機能性も大事
国内旅行であれば、オシャレ重視のバックパックでも良いです。
しかし、海外旅行でバックパックを背負って旅をしたい女性の場合は機能性もしっかりと考慮しないといけません。
●軽い
⇒女性に理想の重さは1.2kgまでで、安物を買うと軽すぎても良くない場合がある。
●ウエストハーネスがある(腰部分の分厚いベルト)
⇒バックパックは腰で持てと言われるほど大事な部分
●ショルダーハーネスに調整ベルトがある
⇒バックパックを身体に密着させて重さを軽減するのに重要
●サイドポケットが付いている
⇒ペットボトルなどすぐに出し入れできるので便利
●収納のポケットが豊富でウエストベルトにポケットがある
⇒特に女性の場合は小物の出し入れが多いので収納は多い方が良いですね
●飛行機やバスで投げられても大丈夫な耐久性がある
⇒耐久性は数値で現れませんが、丈夫な生地を使っていることが重要
●雨蓋(あまぶた)がある
⇒雨蓋があると出し入れは面倒。しかし、防犯上には有効なので好みによる
●開口部分をワイヤーなどで施錠できる
⇒これも海外では盗難防止に重要なことです
などなどいろいろ書いていますが、一般的に有名なアウトドアブランドのバックパックであれば、ほぼどれも機能性の基準は満たしています。
アウトドアブランドのスタンダードモデルであれば、サイズが合うかどうか、デザインが好みかどうかで選べば大丈夫ですね。
女性でも海外旅行は機内持ち込み手荷物だけで行ける
リュック1つで海外旅行に行くのであれば、当然リュックは機内持ち込み手荷物できるリュックになりますね。
個々それぞれで身長も体重も違います。
一概に言えませんが女性モデルサイズのバックパックであれば容量は25Lから32L位までが多くなりますので、機内持ち込みで困ることはホトンドありません。
ただ、荷物の多くなる女性にとって25L~32Lのバックパックではさすがに小さいですので、女性でも男女兼用の40Lバックパックを選ぶのが一般的です。
ここでは主に30L前後のレディースモデルをご紹介していますので、40Lサイズが欲しい場合はこちらからどうぞ。
女性の海外旅行で使える30Lのバックパック
それでは、一通り説明が終わったところで、女性向けモデルの30L前後のバックパックをご紹介します。
30Lであれば機内持ち込みは当たり前にできますので気にする必要はありませんし、パンパンに詰め込んでも7kgであれば十分に入るでしょう。
足りない分は折りたたみリュックなどで補助すると良いですね。
女性用:karrimor カリマー デール28 タイプ1
本体とボトム部分の2気室構造になっているので、荷物の整理が容易です。
背中部分に背中の形状に合わせて変形可能なバックプレートが入っているので、身体へのフィット感が高いです。
レインカバー付きで、ウエストベルトに小物入れが付いているので、ちょっとした小物の出し入れが便利です。
karrimor カリマー デール28 タイプ1 | |
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サイズ | 縦51×横27×奥33 |
背面長 | 42cm |
重量 | 960g |
容量 | 28L |
女性用:MILLET(ミレー) ELIUM 30 LD
フロント部分から内部へのダイレクトアクセスができるので、荷物の出し入れが容易です。
ウエストベルトに小物入れもあり、あったら良いなと思う機能性が全て詰まっていますね。
レディースモデルなので、女性の為に設計されたショルダーハーネスを採用しています。
MILLET[ミレー] ELIUM 30 LD | |
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サイズ | 縦53×横26×奥16 |
背面長 | 43cm |
重量 | 1220g |
容量 | 30L |
女性用:GREGORY(グレゴリー) ジェイド28 S
サスペンション-ハーネス、バックパネル(背中に当たる部分)、ウエストベルトなど全てが女性の体形にフィットすることを基本にデザインされたバックパックです。
ショルダーハーネスも女性のバストを押し付けないデザインになっているので、圧迫感無くバックパックを背負うことができます。
GREGORY(グレゴリー) ジェイド28 S | |
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サイズ | 縦54×横39×奥16 |
背面長 | Sサイズ 41~46cm M/46~51cm |
重量 | 1110g |
容量 | Sサイズ 28L |
女性用:ザ・ノース・フェイス Caelus 25
女性モデルの中でもフィット感抜群と評判が高いノースフェイスのバックパックです。
背中部分に快適な背負心地があるトランポリン構造になっていて、通気性も良くムレを軽減してくれる優れものです。
暑い国へ行って長時間歩いていると本当にムレて嫌になってくるので、通気性が高い構造なのは助かります。
ザ・ノース・フェイス W Caelus 25 | |
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サイズ | 縦50×横25×奥16 |
背面長 | 39-47cm |
重量 | 900g |
容量 | 25L |
男女兼用:ミレー・クーラ 30(KULA)
ミレー・クーラ 30 | |
サイズ | 縦51×横29×奥19(cm) |
背面長 | 46cm |
重量 | 860g |
容量 | 21-30L |
ミレーのクーラ30はアウトドア用がメインのミレーとしてはあまりない街歩きからトレッキングまでオールラウンドに使えるモデルです。
ウエストベルトが取り外し可能なので、軽い街歩きの時は外してしまえばスマートに利用出来るのが良いですね。
防犯のために鍵を付けられるタイプのジッパーや防水のためのレインカバーも固定で付いているので天候に関わらず不安な地域ではカバーを付けることで海外旅行でも安心です。
手荷物バックパッカーの基本は現地購入
私は男なので現地でも荷物を増やすことはありません。
しかし、女性の場合は旅先でイケメンに出会って恋に落ちる可能性もあるので貧乏くさいカッコはしたくないですよね。
実際に、旅の間に知り合った人とそのまま一緒に旅をしている人も少なくありません。
そう考えると、やっぱり可愛くしていたい気持ちはよくわかります(笑)
となれば、手荷物で持っていけないのであれば現地で購入するしかありませんね。
25Lだと少し小さいのでサブバック必須ですが、32L位になれば7kgの荷物であればパッキング次第で十分余裕を持って入れる事ができますし、現地で3kg位荷物を増やしても十分に入ります。
もちろん、飛行機移動が多い人は増やさない方が良いですが、陸路メインの人であれば多少増えても大丈夫でしょう。
どうしようもなければ捨てる、または日本に送るということもできますし、実際に旅の間に不要だけど捨てたくない荷物を送る人もたくさんいますからね。
でもやっぱり「旅は身軽に」が一番です。
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