日本から近いビーチリゾートとして人気があり、気軽にできる語学留学でも人気があるフィリピンのセブ島はその気になれば2泊3日の週末旅行ができます。
週末に弾丸でセブ島へ行って高級ビーチリゾートを楽しむこともできますし、ダイビングが好きならセブで格安ダイビングを楽しむことも出来ますね。
ここでは、セブ島2泊3日週末旅行のモデルコースをチェックしてみましょう。
※運行スケジュールなどは変わる場合がありますので、最新情報は購入時に確認して下さい。
セブ島へ週末旅行・2泊3日
週末旅行でセブ島へ行くのがおすすめできるポイントは以下のようなポイントがあります。
●金曜に学校や仕事を終えてから出国ができる
●日曜日の夜には帰国できるので月曜の学校や仕事には影響しない
●2泊3日なので荷物は最小限の機内持ち込み手荷物のみ(実質1泊3日)
●チケットは往復で格安のLCCを利用するので安い
●チケットが安いので現地で遊ぶお金に余裕がでる
台風シーズンには、帰国便が欠航する可能性もあるので、台風が来るシーズンは避けた方が良いでしょう。
飛行機は台風が離陸する場所や着陸する場所に直撃しない限りは台風で影響のある場所を避けて通るのでだいたい飛びます。
金曜日:フィリピン・セブ島行き深夜便
大阪からのセブ島行きの深夜便はセブパシフィック航空が就航しています。
20時台なので深夜便とは言えませんが、夜発でセブに向かえるLCCは東京も大阪もマニラ経由のセブパシフィックしかありません。
●成田国際空港 20:30発 セブ国際空港着 06:35
関西空港発の場合でも最悪19:30までには空港のチェックインカウンターへ到着していないといけませんので、仕事を終えてから行くには少しハードルが高いですね。
セブパシフィックを利用する場合は必ずWEBチェックインをして無駄な時間を省けるようにしておきましょう。
●スケジュール
●金曜深夜 大阪・関西空港 20:55発
●土曜日深夜 マニラ・ニノイ・アキノ国際空港 経由 4時間40分待ち
●土曜日早朝 セブ国際空港 06:35着
●料金 16,629円
料金は16,629円となっていますが、日程や時期により25,000円ほどする場合もありますし、プロモーションセールで5,000円以下になることもあります。
週末ならいつでも行ける行程なので、安い時期を選んで行くと良いですね。
日曜日:フィリピン・セブ島発の帰国便
日曜日にセブ島から帰国する便で、一番安くて都合の良い時間に利用できるLCCはエアアジアかセブパシフィック、LCCでなければ高いですがフィリピンエアーの直行便があります。
セブ空港から関西空港への帰りもマニラ空港経由になりますが、朝は多少余裕があります。
帰りは楽したいということであれば関西空港でも成田空港でも直行便があるフィリピンエアーを利用するのも良いですね。
成田行きであればセブパシフィックも07:00台に直行便が就航していますので、関東へ帰国する人は料金の安いセブパシフィックを利用するのがオススメです。
●帰国スケジュール
●日曜 セブ空港 10:35発
●日曜 マニラ・ニノイ・アキノ国際空港 12:00着 3時間05分待ち
●日曜 大阪・関西空港 20:05着
●料金 14,845円
関西空港へ向かう場合は、出発時間が10:35発の国内線なので、セブ空港やビーチリゾートが有るマクタン島内にホテルを取っておけば朝は少しゆっくりできます。
実際にはセブからマニラの国内線は、もう少し遅い便もありますが、国内線のLCCは遅延が多いので、国際線に乗り継ぐ場合はギリギリ行動は避けるべきです。
2泊3日セブ島旅行スケジュール
飛行機の時間などからスケジュールと費用は下記のようになります。
●金曜深夜 大阪・関西空港 20:55発
●土曜日深夜 マニラ・ニノイ・アキノ国際空港 経由 4時間40分待ち
●土曜日早朝 セブ国際空港 06:35着
★セブ島フリータイム
●日曜 セブ空港 10:35発
●日曜 マニラ・ニノイ・アキノ国際空港 12:00着 3時間05分待ち
●日曜 大阪・関西空港 20:05着
■航空券代:31,474円+α(座席指定など)
●現地で行動する上で必ず必要になる時間
・セブ空港へ到着してから空港を出るまでの時間 20分
・セブ空港からセブのビーチリゾートへの移動時間20分
・ビーチリゾート周辺からセブ空港への移動時間20分
・国内線なので60分前に空港へ行く
セブのビーチリゾートから空港までは場所によるので15分から30分と幅があります。
また、預け入れ荷物が無い場合はWEBチェックインをしておけばチェックインカウンターに行く必要がありませんので、最悪30分前に保安検査を抜けていれば大丈夫です。
セブで自由に動ける時間
飛行機や移動などの時間配分から、現地での自由時間は下記の通りとなります。
土曜:セブ空港からビーチリゾートのホテルへ到着 07:30
日曜:9:00頃にビーチリゾート周辺からセブ空港へ。
セブでの実質の自由時間は土曜07:30~24:00の16時間30分と日曜24:00から09:00の9時間で合計25時間30分です。
セブには夜遊びスポットもありますので、夜通し遊ぶつもりであればクラブや繁華街で過ごすこともできます。
現地での宿泊は1泊なので、正確には2泊3日ではなく1泊3日です。
乗り継ぎのマニラ空港は深夜に到着して朝まで寝泊まりできるの?
1つ問題があるのは、マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)に着くのが深夜なので、朝まで4時間40分をどう過ごすかということです。
ただ、幸いなことにマニラ空港はターミナルが1~4まであり、1、2、4は空港内の治安が悪いのですが、セブパシフィックが利用しているターミナル3は一番新しいこともあり治安は良好です。
私は何度もターミナル3のベンチや床で寝ていますが、幸い何も起こったことはありませんし、深夜でもお店が営業しています。
フィリピン人、外国人含めて他にもたくさんの人が活動していますので比較的寝やすいです。
どうしても怖い場合は、ターミナル3にはマッサージや仮眠室がありますのでそれを利用すると良いですね。
マッサージは空港内なのに1時間675ペソという格安です。
ペソ換算では約1300円ですが、日本円では1800円と高いのでペソで支払いをしましょう。
ちなみに、セブの街中であれば1時間300円程度からあります。
セブ空港からホテルへの移動はタクシーが楽で良い
マニラ空港では空港内のオフィシャルの会社なのにボッタクリがありますが、セブの場合はほぼ無いと言って良いくらいに空港でのタクシー利用に怯える必要はありません。
心配であれば白いメータータクシーではなく、黄色の空港タクシーを利用すれば更に安全です。
国内線でセブに到着した場合は、空港の出口を出て右へ右へ歩いていけばタクシースタンドがありますので、そこで白いメータータクシーに乗れば一番安く済みます。
Grabを使えるならそれが一番楽
セブ島では配車アプリのGrabは利用できますので、日本でレンタルWi-Fiなどを用意してくると良いですね。
Grabを使えることによって、セブ島での移動がめちゃくちゃ楽になりますし、クレジットカードを登録しておけばボッタクリの心配もなくタクシー代わりに利用できます。
特にGrabは空港から市内、市内から空港への移動もできるので、交渉する必要がなくて良いですね。
セブは市内ではボッタクリがありませんが、ビーチリゾート周辺では普通にあります。
また、ビーチリゾートがあるマクタン島と市内を行き来する場合も多少ぼったくりがありますので、Grabが利用できるのであればその方が安心です。
2泊3日のセブ島旅行のモデルコース
2泊3日と言っても、寝る時間を考えると実質セブ島で後の都合を考えずに自由に行動できるのは18時間程です。
どちらにしても1日ですので、あまりバタバタせずにセブのビーチリゾートを満喫したいですね。
それでは、セブ島の1日で周っておきたいスポットをチェックしてみましょう。
ホテルへチェックイン
朝に空港着になるのでホテルがアーリーチェックインなどを受けていない限り、チェックインはできませんが荷物を預けてプールやビーチを楽しむことはできます。
予約の際に、アーリーチェックインができるかどうか確認してホテルに伝えておくとスムーズで良いですね。
セブ島で鉄板のアイランドホッピングツアー
セブ島でお手軽で一番人気のオプションがアイランドホッピングですね。
ツアー会社発のアイランドホッピングであれば大体09:00頃からスタートなので十分参加可能ですし、ツアー会社が無くてもホテルに頼んだり、周辺にたくさんいるボートと交渉すれば大丈夫です。
フィリピン人が交渉すればボート1隻で2,000ペソ程度にできますが、外国人の相場は1日4000ペソから5000ペソです。
1日しか時間がありませんので、現地で交渉する場合は4時間等で交渉してみると良いですね。
セブ島で体験ダイビングツアー
ビーチリゾートに来たついでに体験ダイビングツアーに参加するのも良いでしょう。
前日に予約しておけば午前中だけの参加も可能ですし、当日でも午後からの参加などかなり融通が効きます。
ただ単にアイランドホッピングするよりは楽しめますね。
セブのマクタン島唯一の観光地 マクタンシュライン
ビーチリゾートがあるマクタン島内にある唯一の観光スポットがマクタンシュラインです。
ラプラプ王と呼ばれたマクタンの王様が、キリスト教を布教しに来た宣教師マゼラン軍との戦いに勝ったことを伝えるラプラプ像、マゼラン記念碑、安いお土産屋さんなどがあります。
ここにはフィッシュマーケットがあり、マングローブ林を見ながら海辺で食事ができるレストランもありますが、高いだけなので止めておきましょう(笑)
セブ市内のダウンタウンエリアで観光
私がツアーを組むのであれば、午前中は何らかの形で海を楽しんで、午後からは市内へ出ます。
セブにはおすすめの観光スポットと呼べる観光地がありませんが、やはりローカル感を楽しむのもセブの醍醐味でしょう。
サントニーニョチャーチとマゼラン・クロス
スペイン統治時代に建てられたフィリピン最古の教会です。
中にはサントニーニョ像(幼少期のキリスト像)があり、平日、週末関わらず多くのフィリピン人が礼拝に訪れる神聖な場所です。
教会の入り口正面にはマゼランが建てたというマゼラン・クロスもありますので、まとめて見ることができます。
礼拝するには列に並ぶ必要がありますが、見学だけなら列に並ばずに入れます。
入場料:無料
サンペドロ要塞
スペイン統治時代にムスリム勢力に対抗するために建てられたフィリピン最古の要塞です。
中には沈没船から引き上げられた物が少しだけ展示されています。
サントニーニョチャーチから10分程で、それほど大きく無いので30分程で見て回れます。
すぐ横にあるインデペンデンシア広場には週末になるとたくさんの人がスポーツなどをしています。
入場料:30ペソ
カルボンマーケットやコロンストリート
観光スポットではありませんが、セブの完全なローカルを楽しめる地域です。
売っている物の多くが偽物、盗品、品質の悪い商品ですし、スリも多いので観光客気分で行くとやられます。
行くのであれば地元に溶け込むような地味な服装で最低限のお金を持って行きましょう。
週末にはナイトマーケットも出ますが、観光客向けではなく完全なローカル向けです。
安い雑貨などもあるので案外楽しめます。
激安マッサージや格安の高級スパ
セブ島で外せないのがマッサージです。
アジア各国に格安のマッサージはたくさんありますが、マッサージはフィリピンが一番安いですね。
サービスタイムなら1時間300円程度の全身マッサージもありますし、夜間でも700円から800円で1時間の全身マッサージを受けることができます。
日本で受けると2万円~3万円するような高級スパもフィリピンであれば5,000円から8,000円程度で受けられますので、セブ島に来る多くの人が利用していますね。
セブのビーチリゾート周辺からセブ空港へ向かう
帰国日は、セブ空港国内線で 10:35発ですので、滞在先の場所によりますが空港へ行く場合は遅くても9:00には乗っておいた方が安全です。
LCC利用ですし、国内線でも万が一のことを考えれば90分前までに空港到着がベストです。
時間的には街中にタクシーが走っている時間ですし、ホテルに頼めば拾ってくれます。
ただ、マクタン島内はタクシーが少ないので、早目に動くか配車アプリを利用するのが良いですね。
セブ島2泊3日の週末海外旅行の予算
ホテルをどうするか、移動がタクシーかローカルバスかでいろいろ変わりますが概算の予想はコレくらいです。
●大阪からセブ 16,629円
●セブから大阪 14,845円
●飛行機にかかる+α 3,000円
●ホテル1泊の宿泊料金 安宿 3,000円 贅沢ホテル 12,000円
●現地での移動費 常にタクシーで移動3,000円
●現地食事代 ローカルで2,000円 贅沢して5,000円
●マッサージやアクティビティ 10,000円
●観光施設入場料 ほぼ無料
★予想の旅行代金合計 高くて65,000円前後、安くて50,000円前後
ビーチでのアクティビティを省略すればもっと安く済みますが、何も無しでは面白くないでしょうね。
また、セブパシフィックはかなり頻繁に格安航空券セールがありますので、出来ればチケットはプロモーションセールなどでもう少し安く抑えたいところです。
フィリピンのホテルは、一人部屋で平均して3,000円程度は出さないと快適性は求められませんが、せっかくの1泊なのでそれなりのホテルに泊まることをおすすめします。
もちろん夜遊びするのであればホテルは寝ることができれば十分なレベルで良いでしょう。