「発音矯正」は最初にするのか、後からするのかは悩みどころです。
特に本格的に独学で英語を身に着けたいと考える人が、これから英語の勉強を始めるのにどうすれば良いのか悩みますよね。
私の場合は発音矯正を最初にしたタイプです。
だからという訳ではありませんが、フィリピン留学でいろんな留学生が出した結果から言えば、独学で勉強するにも発音矯正は初期の内にすることをおすすめします。
こういった人は多いですが、どう考えても本当に効率が悪いですね。
将来的にしっかりとした英語を話せるようになりたいのであれば、先に発音を一通り学んだ方が良いです。
ここでは、発音矯正を最初にする理由と発音矯正ができるオンライン英会話をご紹介します。
初心者が発音の練習を初期段階でする理由
面白いことに日本人は極点に2つに分かれます。
どちらが正解かは求める英語力によって変わるのでどちらとも言えません。
しかし、現実的にはどちらも不正解です。
結論から言えばネイティブ発音なんてほぼ無理ですし、通じれば良いと思っている英語なんて実際には通じていません。
ただし、ほぼ無理でもネイティブ発音にこだわることは悪く無いので良いとして、通じれば良いというのは考えを改めた方が良いでしょう。
発音なんて良いからとりあえず話せるようになりたい。
こういう人も非常に多いのですが、発音無視して英会話なんてまともに話せるようにはなりません。
どれだけ一生懸命カタカナで英語っぽく話したところで、肝心の部分がカタカナ発音であれば通じません。
その状態で英語が通じているとすれば「英会話教室の先生」「カタカナ英語に慣れた外国人」「異常に親切な人」が相手でしょう。
もしくは、通じているようで実は身振り手振りとその場の状況で相手が理解しようとしてくれているだけです。
カタカナ英語は通じているのではなく、相手の親切さと理解力が助けてくれているだけなんです。
例えば、トランプ大統領の記者会見で日本人の記者が「英語のイントネーションで差別を受けた」というような報道が下の動画を元にありました。
しかし、トランプ大統領は言い方は悪くても聞く姿勢はあります。
この日本人記者のように何を言っているのか良く分からないレベルの英語に対して、意味を単語から切り取って回答してくれています。
このように、なんだかんだと言いながらも聞いてくれるのであれば良いですが、発音が悪いアジア人を差別して最初から話そうとしないネイティブなんてたくさんいますね。
初期に発音の練習をするとリスニング力が上がる
英語には日本人が知らない音、聞き取れない音がたくさんあります。
さすがに詳しいことは説明できませんが、日本語と英語では周波数が違うそうで、まったく異なる音のようですね。
また、英語には母音だけで26個あり、子音は24個あります。
日本語の母音は「あいうえお」の5つだけですので、まったく違うことが分かります。
特に、日本語の音は母音で終わりますが、英語は子音の音で終わる場合が多いので、子音の音の違いが分からなければ聞き取れる訳がありません。
全然リスニング力が上がらないという人には、かなりの確率で発音をしっかりと練習したことがない人が目立ちますし、そういった人に限って聞き流し教材などを何度も聞いているだけだったりしますね。
リスニングの練習でもリエゾンやブレンディングなどの音の繋がりや消える音、そして発音方法などを知っているかどうかは大きくリスニング力に影響します。
発音矯正を受けるならフォニックスが理解しやすい
フォニックス(Phonics)は、母音と子音の音を1個づつ練習し、一つ一つの音を結びつけて英語特有の発音を練習する発音矯正です。
日本でも2020年辺りからフォニックスの授業が導入されるそうですね。
フォニックスは英語の約8割がフォニックスルールで発音することができ、残りの2割は例外の音として覚えれば良いとされています。
要は、フォニックスだけで必要な英語の音はほぼ身に付くということになります。
また、英語は自分が出せる音であれば聞き取れる可能性が高まりますので、初期の内に練習しておくことで英語を聞き取るためのチューニングができる利点もありますね。
中には、自分で出来ても相手の音の違いは分からないという人もいますが、それは完全にただの練習不足です。
また練習方法として、自分のマウスポジションの確認であったり、同じ音でもいろんな人の音を聞いて、真似してみたりすることでリスニングで聞き取れる範囲も変わってきますね。
発音矯正はまずは独学・次にオンライン英会話
発音は可能な限り初期にするのが良いのですが、残念ながら一般のオンライン英会話は先生が外国人なので超初心者では先生の言っていることが理解できないのでかなり厳しいです。
そのため、オンライン英会話では発音矯正は初中級者から中級者向けに設定されている場合が多いですね。
ですので、フォニックスの動画は結構出回ってますので、まずは独学でやってみると良いでしょう。
また、非常に優秀な教材も発売されているので、参考にするのもおすすめです。
コチラでご紹介している教材は学校のフィリピン留学で発音を教える先生からみても「これ見れば授業必要ないんじゃない?」と言ってしまう良書です。
もちろん、教材は間違いを直してくれないので、先生は居たほうが断然良いですけどね。
そして、ある程度やってみて少し英語に慣れた段階で、オンライン英会話で発音矯正をすると良いでしょう。
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