台北旅行で衛兵交代式を見るなら台北駅周辺からなら歩いて行ける巨大な中正紀念堂が有名ですが、衛兵交代式を見ることが目的であれば国民革命忠烈祠の方がおすすめです。
衛兵さんもより近くで見ることができますし、衛兵交代式で行進している衛兵さんと一緒に歩きながら見学することもできますからね。
忠烈祠は何かのついでという感じでは行けない場所なので避ける方も多いですが、台北旅行の観光スポットとしては外せない場所でしょう。
忠烈祠の行き方はバスかタクシーを使う
忠烈祠への行き方を調べている人の多くは故宮博物院の前後で立ち寄ろうと考えている人パターンですね。
故宮博物院からであればタクシーは150台湾ドル程ですので、一人で利用しても知れている料金ですし、バスや電車を使って時間を掛けるよりも断然コスパが良いでしょう。
一般的には、電車で淡水信義線の圓山駅で降りてバスで行くと紹介されているのが多いです。
しかし、台北市内からであれば忠烈祠を通るバスも走っているので、グーグルマップで近くのバス停を探して行くのが簡単ですね。
台北駅からであれば「M6出口」から出た場所にあるミシュラン1つ星で有名な「Tim ho wan」の近くにバス停があり、そこから「Neihu Main Line」のバスに乗車すれば乗換なし忠烈祠まで約22分(TWD15)で行くことができます。
「Neihu Main Line」を使えば花博跡地や孔子廟なども徒歩圏でアクセスできるので便利ですよ。
忠烈祠は英霊を祀る日本の靖国神社のような場所
忠烈祠は辛亥革命から抗日戦争の戦没者の英霊を祀っている場所で、言ってみれば日本の靖国神社のような場所です。
日本も歴史に関わっているので観光気分で行って良いのか複雑な気持ちになりますが、そんなことを考えていては台湾観光なんてできませんね。
台北の観光地・忠烈祠の入場料や営業時間は?
忠烈祠の入場料金は無料です。
営業時間は、09:00~17:00で交代式は毎時0分、最後の交代式だけは16:40に始まりますので気をつけましょう。
しかし、忠烈祠の入り口は衛兵さんが近距離で向かい合うように立っているので、近くでじっと見るにもこちらが緊張してしまいますね。
中正紀念堂では真正面から衛兵さんを見ることができませんが、忠烈祠ではかなり近づいて見ることができるのでまばたきチェックもできますよ(笑)
忠烈祠の地面にある5本の線
中に入ると、地面にはまっすぐの5本線が本殿まで続いています。
そのまま5本の線を沿って歩いて行くと、本殿の中まで続いていますね。
この線が何かと言えば、衛兵交代式で衛兵さんが行進を続けた結果できた足跡なんですね。
忠烈祠の衛兵交代式では入り口から本殿まで行進して衛兵交代式を行うので、少なくても1日8往復は5人の衛兵さんが行進しますので、足跡は毎日の積み重ねで出来たということです。
忠烈祠で衛兵交代式を見学
本殿の方は中まで入ることができないので遠いところから眺めるしかありません。
それ以外はかなり近距離まで近づくことができるので、真正面や横に並んで一緒に行進して写真を取ることもできますよ。
本殿前の交代が終ると、また入り口に向かって行進が始まります。
そして、入り口に到着すると銃剣を使った見せ所が始まります。
場所が広いこと、中正紀念堂よりアクセスが悪いことなどから観光客はそれほど多く無く、ゆっくりと交代式を見られるのでおすすめですよ。
忠烈祠には他にも位牌を祀っている部屋や展示物がある場所もあるので、時間があればゆっくりと見学すると良いですね。
忠烈祠からバスで移動する場合は、忠烈祠の入り口を背中にして左に200mほど歩いていけばバス停があるので、そこからまた「Neihu Main Line」に乗って花博跡地や孔子廟に行くと良いでしょう。
もちろん、圓山駅まで戻って電車で移動するのもアリですね。