海外で留学していても、旅行していても1ヶ月、2ヶ月と経てば気になるのが髪ですね。
散髪に行かないのはオシャレだったり、カット代の節約もありますが、実は行かないと言うより怖くて行けない人の方が多いです。
「まともに英語が話せないので怖い」
「発展途上国の美容室やヘアサロンだとどんな髪型にされるか分からないので怖い」
このような理由で髪の毛を切りに行かない、切りたくてもいけない人も少なくないのが事実です。
私も海外で何回散髪へ行っても「大丈夫か?」という軽い緊張感を覚えますね。
今回は英語でどうやって伝えれば良いのか分からないから、散髪にいけない人、いつも写真を見せてなんとか乗り切っているという人に美容室で使える英語のフレーズをまとめました。
海外で散髪・美容室やヘアサロンで使える英語
海外の美容室やヘアサロンで散髪をしてもらう時に使う英語はシチュエーションにもよりますが、大まかに下記のような流れになるでしょう。
1.お店に入ってカットして欲しいことを伝える
2.カットする髪の長さや希望を英語で伝える
3.ヘアサロンでもみあげの仕上げを英語で伝える
4.ヘアサロンで写真などのイメージを見せて伝える場合
5.カットの仕上がりについて英語で伝える
美容室に入ってカットして欲しいことを英語で伝える
日本と同じで入店すれば入り口付近にスタッフが居るのが一般的ですね。
まずは、何をして欲しいのか受付で伝えましょう。
●髪を切りたいです。
I’d like to have my hair cut. / I want to have my hair cut.
I just want a hair cut, please.
●カットとシャンプーをして欲しいです。
I’d like a cut and shampoo.
I want to have a cut and shampoo.
カットする髪の長さや希望を英語で伝える
お店の人にはだいたいこんな感じで聞かれます。
●どんな髪型にしますか?
・How would you like your hairstyle today?
・How would you like your hair?
●短く切って下さい。
I’d like to have it cut short, please./I want to have it cut short, please.
●横はとても短く、頭頂部は揃えるだけ、後ろは短くして下さい。後ろは短すぎないように。
Cut it very short on the sides, just trim on top and Short at the back, please. Not too short at the back, please.
●横はバリカンでここまで刈って下さい。(指で場所を示す)
Please shave the side with a clipper up to here.
●3cm短く切ってもらえますか?
Could you cut it about 3 cm shorter? / Can you cut it about 3 cm shorter?
アメリカなどはインチを利用するので2.54cm=1inchと覚えておきましょう。
●上はあまり短くしないで下さい。
Please don’t cut it too short on top.
●上は長いまま残して下さい。
Leave it long on top, please.
● 長さはあまり変えたくありません。整えて下さい。
I want to keep the length. Just trim, please.
●髪をすいてもらえますか?
Could you thin out my hair,please?
●髪をすいて欲しいけど、長さはそのままでお願いします。
I want to thin out my hair, but keep the length the same,please.
●髪をすいて欲しいですが、長さはそのままにしてくれますか?
Can you reduce the volume but keep the length please?
●耳が見えるようにして下さい。(耳の周りの処理)
I’d like my ears to show.
●自然な感じにして下さい。(耳の周りの処理)
I’d like to keep the natural arches.
archesは耳の周りのアーチのこと。
ヘアサロンでもみあげの仕上げを英語で伝える
男性の場合、特に気になるのが国ごとのもみあげの処理です。
黙っておまかせにしているとその国で主流な方法で剃られてしまうので注意しましょう。
●もみあげは残しておいて下さい。
Please leave the sideburns.
●耳の下までお願いします。
Bottom of the ear,please.
美容室でカットの仕上がりについて英語で伝える
聞かれて満足している場合はしっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。
●横をもう少し切ってもらえますか?
Could you cut on the sides a bit more?
●後ろをもう少し切ってもらえますか?
Could you cut at the back a bit more?
●気に入りました。ありがとう。
I like it, thank you.
●いい感じです。ありがとう。
It looks great, thanks.
海外の散髪で写真などのイメージを見せて伝える場合
海外の散髪屋さんや美容室でもヘアスタイルのカタログはあるので見せてもらうのも良いですね。
●ヘアカタログはありますか?
Do you have a stylebook?
●本を見ながらこれが良いという場合
I’d like something like this./ I want to have my hair cut like this.
●この写真のようにお願いします。
I would like this kind of style.
●この写真のように切ってもらえますか?
Can you make it look like this picture?
海外の散髪屋でおまかせと英語で伝える
どんな髪型になっても良いからスタイリストさんのおまかせにするのも案外楽しいですね。
●あなたにおまかせします。
I’ll leave it up to you.
発展途上国ではおすすめしませんけどね(笑)
海外の美容室は日本のようにサービス精神旺盛じゃない
私の知る限り、どこの国へ行っても日本の美容院のように丁寧なサービスでフレンドリーな対応はしてくれません。
それが、一見の外国人であれば相手も慣れていないので余計です。
また、発展途上国などの場合は丁寧に「I’d like to~」「Could you ~」などではなく、「I want to~」「Can you ~」など少しフレンドリーな感じのする英語でないと通じない場合があります。
バカ丁寧に文法を守った英語よりも、片言の英語の方が通じる時は多々あるので、臨機応変に使い分けるべきですね。
ぶっちゃけて言えば、発展途上国だと何を言っても写真を見せても思った通りなんていかないのでしっかりと要望を伝えないと悲惨なことになりますよ。
海外在住者こそ上手にオンライン英会話を利用して英語力を付けましょう。