LCC・格安航空の使い方

格安LCCのセブパシフィック航空は危険?どんな事故を起こしたの?

私はフィリピンのセブに住んでいますので、格安であちこちに旅行できるセブパシフィックは頻繁に利用していますが「そんな安い格安のLCC航空は危険じゃないの?」「事故多いんじゃないの?」と良く心配されます。

私からすると、他の航空会社と何も変わりは無いですし、どちらかと言えばフィリピン人CAがフレンドリーなので好きなんですけどね。

そこで、今回は格安LCCのセブパシフィック航空が危険なのかどうか?過去にどんな事故を起こしているのかを調べてみました。

セブパシフィック航空が起こした事故は過去に2件

セブパシフィック航空が起こした事件は過去に2件あります。

●国内線:1998年2月2日マニラ発(タクロバン経由)カガヤ・デ・オロ行きが墜落
この事故で邦人1名を含めて乗員5名、乗客99名、計104名全員が犠牲となった。
事故を起こした機体は1967年に製造された古い機体でした。
●国内線:2013年6月2日 – マニラ発ダバオ行きが空港着陸時に滑走路逸脱し機体停止。
この事故による怪我人は無く、原因は悪天候下での強行着陸という判断ミス。

セブパシフィック航空は1996年3月8日に第一便が運航されてから、事故はこの2回だけです。

運行している本数などからみて、割合的に多いのか少ないのかと言われるとすべて調べようがないので分かりませんが、1952年12月27日に運行を開始しているANA(全日空)を1998年から調べると16回の事故を起こしていますので、格安だから事故が多いということは言えないでしょう。

安全性の面でアメリカとEU諸国の基準をクリア

セブパシフィック航空、フィリピン航空などのフィリピンの航空会社はフィリピンの安全基準に問題があるとして2010年3月から2014年4月までEU地域内への乗り入れを禁止されていましたが、2014年4月9日にアメリカの安全基準を満たすという理由でフィリピンの安全基準を引き上げました。

その結果、2014年4月10日付でフィリピン航空、セブパシフィック航空ともにEU地域内乗り入れ禁止リストから解除されています。

また、セブパシフィック航空で現在使用されている機材の多くが、エアバスA320やATR72などの最新鋭機となっています。

安いから古い機材を使っていると思われがちですが、最新鋭機材の方がメンテナンスに掛かるコストが安く済みますので、LCCの方が最新鋭機材を積極的に導入していることが多いです。

格安LCCのセブパシフィック航空が危険と言われるのはなぜ?

格安航空のLCCであるセブパシフィック航空が危険と言われる理由はただ単に「安い」からです。

ただし、セブパシフィックだけではありませんが、格安のLCCは安全性を削って運賃を安くしているのではなく「サービスやコスト」を削減して運賃を安くしています。

一般の航空会社が高くなる理由は「預入荷物料金」「機内での食事や飲料サービス」「ブランケット」「座席指定」などの料金が含まれているために料金が高くなるのであって、安全性とは関係ありません。

セブパシフィック航空でも、コストを削減するために下記のようなことを行っています。

・機内の清掃は外注ではなくCAが行う

・パイロットの育成費用を抑えるために他の航空会社で働いていたパイロットを雇用する

・機材の種類を少なくすることで、同一の機材をまとめて発注し単価を抑え、部品などの在庫も少なくできている

・マイレージプログラムは行わない

安全性の基準は各国の航空会社の基準により決められているので、高い航空会社は厳しく、安い航空会社は緩いなどということはありません。

ただし、フィリピンの基準と言われると私でも「信用に値しない」と思ってしまいますけどね(笑)

このあたりは先に説明したように、アメリカとEU地域に乗り入れすることができる安全基準を満たしているということを信用するしかありません。

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