フィリピン・セブはビザも緩く海外移住先としてはかなり気軽にできる国です。
賃貸アパートの家賃は日本人であれば安全面を考えて最低でも月20,000円程度のレベルに住んだ方が良いですが、月10,000円以下の物件などがどんな部屋か興味もありますよね。
そこで、フィリピン・セブで月一万円以下で借りられるアパートの部屋を見てきましたので、どんな感じかご紹介しましょう。
セブで月に1万円以下の格安アパート
今回いくつかお部屋を見てきましたが、今の私の感覚であれば「これなら十分我慢できる」という部屋が結構ありました。
もちろん、フィリピン人が共同生活しているような月2,000ペソ（5,000円以下）は危険極まりない上にかなり汚いので外国人でも許容範囲であろうアパートしか見ていません。
ただ、セブで部屋を借りる場合は基本的に最短でも1年契約となるので、1ヶ月~3ヶ月程度の場合はアパートではなく、月30,000円程度のシェアハウスに住んだ方が早くて楽です。
セブで月4,000ペソの部屋
●家賃：月4,000ペソ(約8,400円)
●幅1.5m×長さ2.5ｍ程度
●窓なし
●トイレ・水シャワー共同
●エアコン無し（窓がないので取り付け不可）
●冷蔵庫無し
この部屋はリノベーションしてすぐの部屋なのでかなり綺麗です。
タイプ的には「Semi furnished」と言ってベッドとクローゼット付きという部屋です。
アパートではなく、一軒家の中の余った部屋を貸し出しているので、共同スペースのようなものはありませんでした。
ただ、窓がないので部屋の中で扇風機を回しても暑い、ドアを開けっ放しでは危なくて寝れないというハードなデメリットがありました。
セブで月4,500ペソの格安アパート
●家賃：月4,500ペソ(約9,450円)
●幅3m×長さ2.5ｍ程度
●大きな窓有り
●トイレ・水シャワー共同
●エアコン無し（自費で取り付け可）
●冷蔵庫無し
今回見た中で、この部屋なら全然大丈夫と思いましたね。
部屋にベッドだけがポツンと置かれていて一応「Semi furnished」扱いになります。
このお部屋もリノベーションして間もない部屋で、建物全体はそう綺麗ではないですが、部屋の中はペンキの匂いが残っている位に綺麗です。
ただし、立地が少し悪く、セブの危ない地域に片足入っているので、外国人が住んでいると分かると狙われる可能性大の部屋ですね。
基本的には、フィリピン人が2人以上でシェアして住む部屋です。
セブで月3,000ペソで借りられる格安アパート
●家賃：月3,000ペソ(約6,300円)
●幅2.5m×長さ3ｍ程度
●大きな窓有り
●トイレ・シャワー無しで水道から桶で洗う
●エアコン無し（自費で取り付け可）
●冷蔵庫無し
大きめの窓があって採光も十分なので3,000ペソはかなりお得で、見た通り完全に何もない状態の「unfurnished」です。
床は剥げてむき出しになっていますが、許容範囲でしょう。
ただし、この部屋はフィリピン人の友人から紹介してもらって見ているので、そう言った繋がりが無い信用できない外国人には貸さないと言っていました。
ただ、トイレが水洗ではなくローカル方式で手桶で面倒なので私には無理ですね。
シャワーも無いのでシャワーは付けないのかと聞いてみたら「勝手に付けてくれたら良い」ということなので、場所だけ用意して後は借り手にいろいろやってもらおうという魂胆ですね。
フィリピンで月6,000ペソのアパートに住む日本人女子の部屋
●家賃：月6,000ペソ(約12,600円)
●幅2.5m×長さ3.5ｍ程度
●窓有り
●トイレ・ホットシャワー共同
●エアコン有り（自費で取り付けをした）
●冷蔵庫共同
フィリピンに移住した日本人女子が住んでいる格安と言えるアパートで、正直女子でこのレベルを借りる人はかなりのツワモノと言えます。
この部屋は月6,000ペソなので今の為替レートでは1万円以下では無いですが、借りた時のレートで言えば月に10,000円だったお部屋です。
部屋としては十分に広く、綺麗にしていますが、日本人女子が一人で格安アパートに住んでいると空き巣もありますし、押し込み強盗も考えられるので危ないですね。
幸い彼女は強盗には遭っていませんが、1度空き巣がありパソコンを盗られたそうです。
それでも「もう金目の物は置かないから大丈夫」と言って、同じ場所に住んでいる彼女は凄いですね。
セブで月1万円以下で借りられる部屋のトイレ・シャワー
フィリピンで月1万円以下の部屋はまずトイレは汚いですし、シャワーは水です。
トイレが汚いのは共同でも自分がなんとか綺麗にすれば良いですが、汚いトイレの近くにある水シャワーは精神的にやられますね。
一般的には下記のようなトイレです。
これはリノベーションしてすぐで、水洗トイレも付け替えたところなので非常に綺麗ですので、通常はもっと汚いです。
それでも、トイレとシャワーの間にシャワーカーテンを付ければ十分に利用できます。
こちらはあれば超ラッキーなシャワートイレです。
このようにしっかりとシャワースペースとトイレが別れているような物件はほとんどありませんので期待しない方が良いですね。
一軒家で余っている部屋を貸し出している場合には、これくらい広いシャワートイレが付いている可能性が高いです。
セブに1万円以下で借りられるアパートはあるけど危ない
私も2回空き巣の経験がありますが、格安の部屋を借りて15万のパソコンを盗られていたら家賃倍払ったことと同じになりますね。
セブは一軒家やアパートに外国人が住んでいると本当に狙われやすいので、格安アパートに住むのであれば「お金を置かない」「高価な物は部屋に置いて出ない」を徹底しないとダメですね。
ちなみにセブのアパートなどで一番多い盗難は隣人の生活リズムを把握している隣近所の犯行です。
空き巣に合わないような安全な環境が良ければ最低でも月に30,000円で、アパートではなくしっかりとしたコンドミニアムに住むのが一番です。
海外移住に向けてセブで格安留学と0円留学
本気で英語だけを勉強したい人にはおすすめしませんが、アジア圏での移住を考えているのであればフィリピンのセブ島で0円留学をしてみるのも1つの手段です。
セブの語学学校NILSで提供されている0円留学は、授業料と滞在費が免除される代わりにニルス関連の職場で働くという海外インターンシップです。
海外生活体験、海外就業体験、英語学習またはIT技術を学べるという海外移住者には嬉しいサービスですね。
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