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フィリピンで働ける9gは仕事を辞めたらダウングレードが必要?

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フィリピンで働くには9gというワーキングVISAが必要ですが、仕事を辞めたらどうすれば良いのかという質問を受けました。

そこで、非常に需要が少ない内容だとは思いますが、同じように心配している方向けに9gは会社を辞めたらどうれば良いのか?

ダウングレード(Downgrade)は必要なのか?

これらについてまとめました。

先に結論から言えば、ダウングレードするかVISAが切れる前に出国するかのどちらかです。

9gは仕事を辞めたら観光VISAにダウングレードが必要

基本的には、仕事を辞めたら9gから観光VISAへのダウングレードの手続きが必要です。

手続きは仕事を辞める1週間ほど前にイミグレーションへ申請するのが一般的です。

手続きは、VISAの期限内に行われているか、切れてから行われているかで料金が変わります。

フィリピンではVISA切れの罰則が非常に緩いので気にしない人もいますが、9g VISAは切れる前に手続きしておくことを強くお勧めします。

9gから観光VISAへのダウングレードの手続きは会社がする

ダウングレードの手続きは会社がするので雇用されている側は特に何もする必要はありません。

ただ、手続きに必要な費用面をどうするかは会社と本人の問題となりますね。

期限内VISA:3520ペソ

期限切れVISA59日未満:4520ペソ

期限切れVISA59日以上:5030ペソ

philippine immigration

帰国または第三国に行くのであればECCが必要

フィリピンで6ヶ月以上滞在した場合は出国時にECC(EMIGRATION CLEARANCE CERTIFICATE)が必要ですが、9gVISAを所持している場合は必要ありません。

しかし、観光VISAへダウングレードした段階で6ヶ月以上滞在しているのであればECCを取得しなければいけないので注意しましょう。

Downgrading with ECC

9g VISAが切れる前に出国すればダウングレードは必要ない

ダウングレードは費用も時間も掛かるのでハッキリ言って面倒くさいです。

そんな時は、9gが切れる前に出国してしまえばダウングレードをする必要もありません。

また、フィリピン以外の国で切れてから1週間ほどして戻ってしまえば、次は普通に観光VISAで入国できますので、再入国できないということもありません。

ただし、継続して別の会社で働くのであればしっかりとダウングレードの手続きをしておかないと、次の会社で9gを申請する時にトラブルが発生する可能性があるので、仕事をする気なら手続きはしておいた方が良いですね。

私は実際にこの方法を2018年に実行して何の問題もなくセブに戻って過ごしています。

再入国の際には「No more 9g?」と質問されて「No more. I’m just a tourist. I’ll extend my visa by myself.」と伝えただけで、それ以上何も聞かれませんでした。

形式的には、以前9gを持っていたとしても切れている時点で無効ですし、新たに観光VISAを取得した段階でVISAは上書きされるということです。

ただし、フィリピンは担当者の知識レベルによって簡単に法律が変わるので、100%この方法で大丈夫という保障はできません。再入国する予定が有る人は会社に確認してもらう方が確実です。

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