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英語が最短で話せるようになる・英会話は質より量

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英語を話せるようになるには質より量
アヤ

英語を最短で話せるようになるために高額な英会話スクールのコーチングを受けて1年経ちましたが、思った以上に英語が話せるようになってません。
もう一年続けようか、思い切って留学するか悩んでいますがどう思いますか?

留学を考えている人からこのような相談を受けたことが何度かありますね。

しかし、よくよく話を聞いてみると「コーチングの問題じゃなくて自分自身の問題」の人ばかりでした。

1年も高額なコーチングを受けているにも関わらず英語が話せるようになっていない理由はいくつかありますので、それらについて深掘りしてみましょう。

英語のコーチングを受ける価値がある人と無い人

私は個人的な意見では高額でも英語のコーチングは価値があると思っています。

しかし、英語力によって受ける価値がある人と無い人がいるのも事実です。

初心者や簡単な英語の短文を使った会話ができない人
英語の学習を学生時代を除いて1,000時間以上した経験がある人

よく「TOEIC400点位の初心者が3ヶ月のコーチングを受けて735点になりました」というような宣伝がありますよね。

正直に言って、TOEIC400点から700点を取る為に月10万から15万もするようなコーチング費用を払うなんてお金をドブに捨てるのと同じです。

それくらいのレベルであれば、コーチングを受けなくても3ヶ月真面目に勉強すれば、かなりの人が独学で取れるようになる点数です。

ライザップでダイエットするように自分でできないからパーソナルトレーニングを受けたい気持ちは分かります。

しかし、TOEICなんてネットでおすすめされている単語帳を丸覚えして、練習問題をこなして、模試を繰り返せば良いだけですからね。

ロク

TOEIC750点の人が3ヶ月でTOEIC900点を取れるコーチングを受けるのであれば、それなりに価値がありますけどね。

そして、現実的には英語が最短で話せるようになるというウリで、1ヶ月10万~15万円もするような高額なコーチングを受けても話せるようになっていない人はゴロゴロいます。

そういった人から話を聞いてみると、ざっくりとですが同じ様な内容で学習しています。

●1週間に1回の面談と毎日の進捗報告

●1週間に1回3時間ネイティブとのグループクラス

●毎日の課題は文法や配布される課題 1日2時間ほど

●動画を見ながらシャドーイング 1日1時間ほど

ハッキリと言いますが、これで初心者が思ったように話せるようになるなら、今頃日本人の50%くらいは英語がペラペラではないでしょうか。

言い換えて見れば、文法や短文作成の課題は毎日2時間ほどしているかも知れません。

しかし、英語を話す練習はホトンドしていませんよね。

毎日1時間のシャドーイング(1ヶ月で30時間)
週に1回3時間のグループクラス(1ヶ月で15時間)

すべて合計しても1ヶ月でたったの45時間しか話す練習をしていません。

また、週に1回のネイティブのグループで3時間話しているのかと言えば、実際に授業中に自分が話している時間なんて3時間中で10分もあれば良いところなので、実質は1ヶ月で1時間にもなりません。

シャドーイング月30時間+ネイティブクラス月1時間✕12ヶ月=372時間

ロク

残念ながらこんなことを1年続けていても思ったように話せなくて当たり前ですね。
コーチングはあくまで方法を示すだけで、力の限り時間を掛けて頑張るのは自分次第です。

英会話の習得はとにかく量をこなすこと

1年に372時間、英会話の練習をしたということは大体1日1時間ですね。

なんだかとても頑張っているように聞こえますが、372時間なんてフィリピン留学なら最短2ヶ月でこなしてしまう程度の練習時間です。

たった2ヶ月で英語が話せるようになるのであれば、フィリピン留学ビジネスは成り立ちませんね。

ここで、何が問題かと言えば「圧倒的にアウトプット練習が足りていない」ということですね。

英会話は基本的にインプット学習2割、アウトプット練習8割で練習するのが一番早く英語が話せるようになります。

200時間インプット学習して、800時間アウトプット練習です。

このように書くと「インプットが少ない」という人がいるのですが、アウトプットというのは話すだけでなく、頭で考えたことを文章にして書き出すライティングも含まれるので、バランス的には十分です。

特に初心者の場合は中学3年間の文法などを200時間掛けてした後は、800時間分の徹底的なアウトプット練習をすれば本当に最短で「英語が話せるレベル」の英語が話せるようになります。

しかし、その「時間=量」をこなしていないのに「話せるようにならない」と勘違いしている人が本当に多いのが現実ですね。

ロク

私のところに相談に来た留学生も大半がたいした量もこなしていないのに「伸びない」と嘆いている人ばかりでした。

語学はとにかく練習・量質転化の法則

スポーツの練習や語学でよく使われるのが「量質転化の法則」です。

簡単に言えば「要らないことを考えずにとにかく量をこなす過程で質に変わる」ということです。

要は「たいしてやってないのに効率やら質やらグダグダ言わずに、初心者なんだからとにかくやってみろ」と考えて間違いありません。

失敗したくないし、最短で英語を身に着けたい気持ちはよくわかりますが、早く英語をみにつけて楽になりたいのであれば「圧倒的に量をこなす」のが最短です。

ロク

まったく同じプレゼンテーションでも5回しかしていないプレゼンと、100回こなしたプレゼンでは100回こなしている方が確実に質が高いのと同じですね。

伸び悩みを感じたら少しインプット学習

圧倒的な量をこなすためにアウトプット練習を頑張っていても、まず間違いなく伸び悩むタイミングがあります。

そうやってやるだけやっているのに伸び悩んだ時こそインプット学習をするタイミングです。

足りない語彙力を増やす練習や、今まで使ってこなかった言い回しなどの新しい知識を取り入れると良いですね。

特に、自分が持っている語彙力を使いこなせるようになったタイミングで、語彙を増やすことは非常に効果が高いです。

むやみに最初から語彙を詰め込んでもテスト対策にしかなりませんので、ただのオーバーロードになってしまいますが、伸び悩んだ時にするのはおすすめです。

まとめ

英語が話せるようになるには個々でいろんな方法があるので難しいところです。

しかし、適当なサバイバル英語ではなく本当の意味で話せるようになった人達に共通することは、圧倒的に英語学習に時間を使っているということですね。

ただ、どうせ学習するのであれば「どうでも良い内容で量より質」ではなく「質が良い内容で量をこなす」のが一番ということは当たり前です。

サバイバル英語の初心者レベルの人が、オンライン英会話などで間違いを正さず適当にすすめるフリートークという無駄な時間で量をこなしても意味がありませんからね。

方法は何でも良いですが、正しい練習方法で圧倒的な量をこなしましょう。

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