台湾旅行で、台北から台南、台北から高雄への移動に台湾の新幹線(別名:台湾高速鉄道・台湾高鉄・台湾高鐵・台湾高速鉄路)は日本の新幹線と同じでたくさんの観光客に利用されていますね。
そこで、新幹線を使って台北から台南、台北から高雄など、台湾新幹線を割引料金で何回でも利用できる、乗り放題のお得な割引チケット、新幹線の料金などをまとめています。
台湾の新幹線料金は割引で買わないと大損
まず、台湾の新幹線を料金割引で乗り放題の乗車券は外国人のためだけにあるサービスです。
台北から台南や高雄まで1回でも往復するのであれば、絶対に購入しないと大損するだけですので注意しましょう。
「3日間乗り放題パス」と「1週間の内2日のフレキシブルパス」の2種類ある乗り放題パスのどちらでも、台湾新幹線のどの区間何回でも利用することができます。
運行区間:南港→台北→板橋→桃園→新竹→苗栗→台中→彰化→雲林→嘉義→台南→左營(高雄)
説明は要らないので割引チケットを購入できれば良いという方はこちらからどうぞ。
台湾新幹線で台北から台南が連続3日間乗り放題パス
台湾新幹線で台北から台南の間で好きな駅で乗降できるチケットで、連続3日間が乗り放題になるパス(台湾高鉄周遊券3日間パス)です。
3日間連続で好きな駅で乗降して利用できるので、行き当たりばったりで台湾を巡りたい人におすすめでしょう。
●2019.10.11時点の料金
3日間連続乗り放題パス 2,200台湾ドル(約7,000円)
台湾新幹線で台北から高雄(左營)の往復は2980台湾ドルなので1回往復より安い料金で3日間乗り放題です。
台湾新幹線で台北から台南が2日間乗り放題パス
台湾高鉄フレキシブル2日パスと言って、台湾新幹線で台北から台南の間で好きな駅で乗降できるチケットで7日以内で指定した2日間で乗り放題のパスです。
指定した二日間のみですので、長めの台湾旅行で事前にしっかりとスケジュールを立てて旅行する方におすすめです。
●2019.10.11時点の料金
7日以内で2日間乗り放題パス 2,500台湾ドル(約8,800円)
台湾新幹線で台北から高雄(左營)の往復は2980台湾ドルなので1回往復より安い料金で2日間乗り放題です。
台湾新幹線の予約は日本語でできる?
台湾新幹線の予約は日本語でも大丈夫です。
ただ、公式サイトから購入しても外国人の価格では購入できません。
特に日本語で予約しなくても、現地の窓口で簡単にできますので、日本語にこだわる必要はありません。
台湾新幹線の予約で座席指定はできる?
台湾新幹線は公式サイトからの予約で座席指定をすることは可能です。
ただ、先にも書いたように公式サイトで予約して座席指定はできても外国人向けの割引購入ができません。
割引チケットを購入して、新幹線の窓口でチケットに交換する際に指定席の利用も可能ですので、公式サイトで予約をするメリットはありません。
ただし、複数人で旅行する場合で直前の利用の場合は横並びの席や近くの席を取ることは難しい場合がありますので、どうしても並びの席が良い場合は早めに窓口へ行って取得しておいた方が良いです。
台湾新幹線の予約で割引はある?
台湾の新幹線を予約して利用する場合は、10%~最大35%の早期予約割引のチケットを購入できます。
しかし、割引がある時間は限られていますし、35%などはいつチェックしても売り切れでだいたい10%割引しか残っていません。
どちらにしても、台北から台南、台北から高雄を1回でも往復するのであれば、3日間乗り放題チケット2200台湾ドルの方が安いです。
これも、わざわざ予約割引を利用する価値はありませんね。
台湾新幹線の料金表
台北を拠点とした場合の各地への台湾新幹線の料金がこちらです。
すべて台湾ドル | 台北からの片道料金 |
---|---|
南港 | TWD 40 |
台北 | — |
板橋 | TWD 40 |
桃園 | TWD 160 |
新竹 | TWD 290 |
苗栗 | TWD 430 |
台中 | TWD 700 |
彰化 | TWD 820 |
雲林 | TWD 930 |
嘉義 | TWD 1,080 |
台南 | TWD 1,350 |
左営(高雄) | TWD 1,490 |
乗り放題パスは3日間連続パスが2,200台湾ドル、7日以内2日間乗り放題が2,500台湾ドルですので、台南まで1回往復するだけで元が取れる計算になります。
台北から高雄・台南の所要時間
台北から高雄まで各地への移動に必要な所要時間はこちらです。
台北からの所要時間 ※列車により停車駅がことなります。 | |
---|---|
南港 | 8分 |
台北 | — |
板橋 | 8分 |
桃園 | 21分 |
新竹 | 35分 |
苗栗 | 46分 |
台中 | 最速47分 ~1時間 |
彰化 | 1時間16分 |
雲林 | 1時間28分 |
嘉義 | 最速1時間27分 ~1時間43分 |
台南 | 最速1時間26分 ~2時間 |
左営(高雄) | 最速1時間34分 ~2時間14分 |
台北から高雄などは遠いように感じますが、新幹線の乗り放題を利用すれば台北を拠点にして「台北↔高雄」「台北↔台南」「台北↔台中」など3日間好きなように移動することもできますね。
台北から高雄・台中への新幹線の乗り方
台湾の鉄道は慣れてしまえば日本と大差ありませんので、とても簡単です。
台北から台中や高雄に移動する場合も台北駅を歩いていればどの案内板を見ても「高鐵(HSR)」と書いてあるのでそれに沿って向かうだけです。
割引サイトで事前に購入していれば、窓口でバウチャー(予約表)を見せて「乗車時間」「座席指定」をするだけです。
座席指定もすべて窓口にあるモニターを見ながらできますし、担当者も外国人慣れしていますので日本語しか話せなくても大丈夫ですね。
乗り場はもちろん窓口のすぐ側にありますよし、表示されている案内も日本と大差ありません。
台北から高雄・台南・台中を3日連続で旅行した場合の料金
台北にホテルを取って、毎回台北から各地へ移動した場合の料金はかなりお得になりますね。
すべて台湾ドル | 台北からの片道料金 |
---|---|
台北 | — |
台中 | TWD 700 往復 TWD 1,400 |
台南 | TWD 1,350 往復 TWD 2,700 |
左営(高雄) | TWD 1,490 往復 TWD 2,980 |
合計 | 3日間合計 TWD 7,080 |
3日間連続パスがTWD2,200ですので、TWD7,080-TWD2,200=TWD4,880お得になります。
台中だけに行く場合はこちらのサイトを使えば台湾新幹線がいつでも20%オフで購入することもできます。
しかし、すべて20%オフを利用しても合計料金が2200TWDを超えるのであれば、3日間の乗り放題の方が断然お得です。
毎回往復するのは大変そうに感じますが、台湾名物の格安駅弁を食べながら新幹線で快適な片道2時間の旅です。
台北を拠点にしておけばホテルに荷物を置きっぱなしで行動できるのでこの方法が一番楽だと思います。
台湾新幹線で台北から台南
台北から台南までは最短1時間30分ほどで到着します。
台北からの始発は06:26、台南からの終電は21:44です。
時刻表はこちらでダウンロード可能です。
何度でも書きますが、往復で2,700台湾ドルしますので、割引サイトで購入した方が良いですね。
高雄と台南は近いのでまとめて周りたいところですが、台南は観光地も多いので1日取ると良いでしょう。
●台南で人気のおすすめのスポット
・古い街並みの中にリノベーションされたオシャレなカフェ、雑貨屋、ギャラリーなどが並ぶ「神農街(神農老街)」
・神農街の近くには古い建物をアート化した「海安路(ハイアンルー)」
・台南で一番有名と言える観光スポットの「孔廟」とすぐ近くにあるおしゃれな街「府中街」
・レトロな街並みや賑やかな市場がある「安平老街」と隣接しているオランダ統治時代に立てられた軍事要塞の「安平古堡(アンピンコホウ)」
その他、有名なスポットとしてはオランダ、日本などの統治時代からある「赤崁楼(せきかんろう)」や学問の神様「孔子廟(こうしびょう)」もありますね。
観光スポットと言って良いのかは分かりませんが、慰安婦像がある林百貨店も台南にあります。
台南はレトロでオシャレなスポットが多いので女子旅にもおすすめです。
台湾新幹線で台北から高雄(左営)
台北から高雄までは台湾新幹線で最短約1時間40分ですので、07:00台に出発しても10:00までには楽々到着します。
最終時間は22:10なので現地で夜市を楽しむこともできますし、12時間は高雄で時間を取ることができます。
時刻表はこちらでダウンロード可能です。
※運行時間は変わる可能性があるので現地でも確認して下さい。
●高雄で人気のおすすめスポット
・日本が統治していた時代に栄えていた地区「イェン・ツァン(塩テイ)」
・高台から高雄の港街を眺めることができる展望スポットの「打狗英国領事館(イギリス領事館)」
・高雄の人気観光スポット「旗津半島」
これらを巡って夜は高雄で一番活気がある「瑞豊夜市」や高雄で一番有名な「六合夜市」などを観光してからでも新幹線を使えば十分に台北に戻ることができます。
年会費 | 永年無料 |
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発行に掛かる時間 | ネットで通常1週間・マルイ店頭受け取りなら即日発行 |
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ポイント | 200円ごとに1ポイント・プリペイドへのチャージも可能 |
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