こんにちは。
カランメソッドやダイレクトメソッドが初級者にはこれ以外ないとオススメしまくっている語学学校でマネージャー経験があるロクです。
普段は日本と海外を行き来しながら、留学のカウンセリングやブログで生きています。
カランメソッドで少しでも短期間で基本を身につけて話せるようになるには復習はとても大事です。
カランはリスニングが重要なので音声なしの教材だけでは、なかなか難しく復習ができていないという人もいますね。
ここでは、語学学校でカランメソッドを学び、ダイレクトメソッドの教材を作成し、提供していた私の経験からカランメソッドの復習の仕方についてまとめています。
カランメソッドを復習する方法は３通り
まず、カランメソッドの復習の仕方は３通りあります。
この中で1番有効なのはもちろんレッスンを何度も受けることですが、まず一つ一つ説明してみましょう。
カランメソッドの授業を復習にして何度もレッスンを受ける
本当はこの方法が一番効果が高いのでオススメです。
しかし、この方法で復習をする場合は練習のタイミングとレッスンを受ける頻度が重要になります。
さらに、カランメソッドは一般の授業よりも受講料が高いです。
そのために、1日に何回も受けるとコストが高くなってしまうので現実的ではありませんね。
また、タイミング的にも、最低でも24時間以内に2コマはレッスンを受けないと、前の授業で何をしたかなんて忘れてしまいます。
24時間以内に復習としてのレッスンを2コマ受けられないのであればこの方法は止めた方が良いでしょう。
カランメソッドのテキストを購入して何度も暗唱する
カランメソッドの復習をテキストを使ってやる場合は「音読」になります。
正直に言って、ただひたすら教科書を読むだけになるので、あまり効果はありません。
また、カランメソッドのテキストは正確な答えが記載されていないという罠もあります。
テキストの作りからすると、先生がいないと答えが分からない部分もあるので一人で復習するのは少し難しいですね。
後述しますが、カランメソッドの正式なテキストを購入できるのは、QQ English
やネイティブキャンプ
などのカランメソッド公式認定校だけです。
カランメソッドの公式アプリを先生として練習する
カランメソッドの復習の仕方として最適なのはやはり公式アプリを使った練習です。
はっきり言ってしまえば、アプリ以外に1人で効果のある復習方法はありません。
・コストや時間の問題もあるので授業は頻繁に受けられない
この公式アプリを使えばカランメソッドの音声データがダウンロードできます。
それを先生に見立てて練習する事ができるようになります。
ちなみに、通常カランメソッドのレッスンはフィリピン人講師です。
フィリピン人の英語は上手ですし日本人にとても馴染みやすい英語です。
しかし、日本人に聞き取りやす過ぎるためにネイティブの英語に慣れることが出来ないのも事実です。
その点、カランメソッドの公式アプリの音声データはイギリス人ネイティブの声で収録しているので完全にイギリス英語のアクセントです。
普段アメリカンアクセントで英語の学習をすることが多い日本人英語学習者には少し聞こえにくい音もあります。
しかし、イギリス本場のネイティブ英語ですので、知らない音を知る練習にもとてもおすすめですね。
普段から慣れているアメリカンアクセントの聞き取りができても、ブリティッシュアクセントになると聞き取れないことが多々あります。
しかし、反対にブリティッシュアクセントが聞き取れればアメリカンアクセントも問題無いので一石二鳥です。
あくまで一般的には聞きやすいと考えて下さいね。
ちなみに、カランメソッドの公式アプリを利用できるのはQQ Englishやネイティブキャンプなどのカランメソッド公式認定校だけなので注意しましょう。
効果的なカランメソッドの復習の仕方
公式アプリを使った復習であれば、毎回レッスンの費用も抑えられます。
アプリがあれば、スキマ時間やながら時間などを利用して好きな時に好きなだけ練習ができるというアドバンテージはかなり大きいですね。
また、音声であればカランメソッドのテキストに掲載されていない回答も音声で聞くことができますので、一人で練習していても問題ありません。
アプリを聞きながら、本当に音声を真似してシャドーイングすればそれだけでも充分に練習になります。
むしろ、生徒がたくさん話す練習ができるので効果の高いカランメソッドですが、授業では多くても先生と生徒で50%50%です。
それが、アプリの音源相手なら100%自分で時間を使うことができるので練習効果も高いですね。
基本的に音声はカランメソッドのレッスンと同じで「先生が質問」→「生徒が返答」という流れになっています。
こちらのサンプル音源は、質問から回答までの間が1秒もありませんので、これが理想の早さと言えます。
●サンプルの音源
※実際のカランの公式アプリの音源は、もう少し間があります。
音源では「先生が質問」してから「生徒が返答」までに1秒ほど間があります。
その間のあいだに答えが返せるようになるまで練習するのが理想です。
音源のペースに慣れてきたら、お経のように唱えるだけでなく・・・
・少しでも早く返す
・発音に気をつける
・感情を込めて話す
・明確に抑揚を付けて話す
・文章そのものをイメージする
これらのポイントに注意して復習していくと最高ですね。
公式アプリは公式認定校の利用者だけが使える
再度お伝えしますが、カランメソッドの音声データが利用できる公式アプリはカランメソッドの公式認定校の利用者でないと使えないということです。
カランメソッドの授業を提供しているオンライン英会話スクールは15社ほどあります。
ただし、その中で正式にカランメソッドの公式認定校としてカランメソッドの認可を得ているのはたった3校です。
基本的にはカランメソッドが受けられる認定校で受けないとかなり低品質なレッスンを受けるハメになります。
それでも良いなら非認定校でも構わないのですが「公式アプリが使える」「正式な教材が購入できる」スクールは認定校だけです。
もし、今受講しているスクールが認定校ではないけど気に入っているというのであれば、1ヶ月ほどだけでも認定校を利用して、音声データを手に入れておくのもおすすめです。
カランメソッドが速すぎて苦手な人はDMEメソッド
私自身はカランメソッドやダイレクトメソッドで英語が話せるようになる一歩を進めたので超おすすめです。
しかし、語学学校でカランメソッドなどを提供していた私の経験からすると、どうしてもカランはテンポが速すぎて合わないという人もいますね。
これが、語学学校であればアレンジしてやりやすいように留学生の授業を観察しながら調整します。
ただ、オンライン英会話で先生を相手に調整するのは非常に難しいものがありますね。
そんな場合は、カランメソッドをアレンジして作られているイングリッシュベルの「DMEメソッド」もおすすめです。
DMEも土台がカランなので基本のメソッドは同じです。
しかし、カランのようはハイスピードではなく、そこそこやりやすいスピードで進めて行くことが出来ます。
また、カランのように厳しいルールはないので、希望すれば自分がある程度やりやすいように調整することも可能ですね。
