初めての台湾旅行で台北の桃園空港に到着したらまずは何からすれば良い?
そこで、台北旅行が初めての方向けに桃園空港に着いたら、最初にすることをまとめました。
両替、悠遊カードの購入方法、レンタルWi-Fiをどうするかを見てみましょう。
台北での両替は台北市内よりも桃園空港が一番効率が良い
どこの国へ行っても一番最初にしなければいけないことは日本円をその国の通貨に両替することですね。
両替については、ほとんどの国で市内にあるレートが良い両替所をおすすめしますが、台湾では桃園空港で両替するのが一番効率が良くて、レートも良いです。
なぜかと言えば、台湾では一般の両替商などは認められておらず、認可を受けている両替所も銀行のレートと同じか僅かに良い場合がある時もあるかも知れない程度だからです。
また、台北駅にある郵便局や台北市内にあるお茶屋さんでの両替をおすすめしているブログもありますが、レートは手数料の有る無しを考えても気持ち程度の差です。
しかも、台北駅の郵便局は空港からの電車(MRT)で到着すると端から端まで10分ほど歩いて移動しないといけません。
移動のついでで少し台湾ドルが足りない場合などは利用価値があるくらいでしょう。
さらに、レートが良いと言われるお茶屋さんは台北旅行で行く必要のない場所にあり、わざわざ台北駅から20分以上掛けて行かないといけませんので行く価値ゼロですので気を付けましょう。
空港の中でも銀行によって多少の差があるので、両替をするのであれば「台湾銀行」がおすすめですね。
こちらは兆豊銀行の窓口ですが、日本円のレートは0.26840ですので、1万円両替すれば2,684台湾ドルになります。
他にもいくつか銀行はありますが、大体どこも似たようなレートです。
しかし、台湾銀行だけは少しレートが良いですよ。
日本円のレートは0.26930ですので、1万円両替すれば2,693台湾ドルになります。
他の銀行と比べれば10,000円に付き、90台湾ドル(約324円)お得です。
ただし、桃園空港へ到着して入国審査を抜ける前にも台湾銀行の窓口がありますが、こちらは入国審査を抜けてからある台湾銀行の窓口よりも悪いので慌てて両替しないでおきましょう。
日本円のレートが0.26840なので、他の銀行と同じレートになってしまいますね。
という訳で、台北旅行での両替は桃園空港にある台湾銀行が一番効率良く両替できるのでおすすめです。
本当におすすめなのは両替ではなく、クレジットでのキャッシングですけどね。
桃園空港のMRT駅近くと台北駅にある両替機が便利
空港などの両替所の窓口で両替すると親切なところでTWD500とTWD100でくれるところもありますが、普通にTWD1,000だけで渡してくる場合もあります。
そんな時は、桃園空港から台北市内に向かうMRTの改札付近と台北駅の改札を出た所に両替機があるので便利です。
「Banknotes Exchange」と書いてある機械にTWD1,000を入れれば500が1枚と100が5枚に両替してくれますし、500を入れれば100が5枚出てきます。
台北で普通のお店であればTWD1,000で渡してもお釣りは普通に貰えますが、屋台や食堂では嫌な顔をされることもありますので最初から崩しておいた方が便利ですね。
台北旅行であれば便利な悠遊カード
悠遊カードは、日本にあるSuicaなどと同じICカードですね。
もちろん、交通系だけでなく台湾ではコンビニや提携店などいろんな場面で利用できて非常に便利です。
悠遊カードは中国語では「悠遊卡」で英語では「Easy Card(イージーカード)」ですが、台湾人にEazy Cardと言っても通じませんので気を付けましょう。
中国語では「悠遊卡」で「ヨウヨウカー」と言えば通じますね。
悠遊カードは空港にあるMTRの窓口や空港内にある悠遊カードの券売機、台北駅の券売機、駅の窓口、街なかであればコンビニなどでいつでも購入できます。
悠遊カードは購入するのに100台湾ドル、利用するのにはお金をチャージしないと使えません。
カード購入に使った100台湾ドルは返ってきませんので、お土産にするか、また次回の台湾旅行で利用するかのどちらかですね。
桃園空港や台北駅での悠遊カードの購入方法
空港や空港MRTの窓口であればヨウヨウカーと言えば分かりますし、空港であればEasy cardと言っても通じますね。
ちなみに街中のコンビニなどでEasy Cardと言っても通じませんので注意しましょう。
ヨウヨウカーと言って料金の100台湾ドルを出せばカードは購入できますし、だいたいその時に受付の人が「チャージはどうする?」的なことを聞いてくるので、とりあえず100台湾ドルをチャージしておけば良いですね。
しかし、話をするのはちょっと気がひけるなという方のために券売機での購入方法をご紹介します。
空港のMRT周辺か台北駅の構内に悠遊カードが買える機械がある
空港MRT周辺か台北駅の構内であれば悠遊カードの券売機はすぐに見つかります。
紫が普通にチケットを購入する券売機で青い方が悠遊カードの購入やチャージが出来る機械になります。
画面に触れれば使用開始が表示されます。
これは、頭の文字は分かりませんが、使用開始なので日本人でも分かりますね。
次に言語を選べるので日本語を選べば良いでしょう。
カードを購入するを選べば、次の画面で悠遊カードを選択します。
画面には購入が200台湾ドルとなっていますが、100台湾ドルがカード代で、100台湾ドルがチャージされている額ですね。
なので、購入した段階で100台湾ドル使えるということです。
注意点は画面にも書いていますが、お釣りが出ないので100台湾ドル2枚ちょうど入れるようにしましょう。
後はお金を入れればすぐにカードが出てきますので非常に簡単です。
交通ICカードの悠遊カードのチャージ方法
悠遊カードのチャージも機械を使えば簡単です。
MRTの駅改札周辺に行けば、どこにでも「加値機」という悠遊カードの機械や発券機周辺にも「加値機」があるので、それを使えば良いだけです。
悠遊カードの機械を見付けたら写真のようにカードを乗せれば、後は100台湾ドルを入れるだけです。
これもお釣りは出ないので注意しましょう。
駅周辺にいない場合はコンビニなどでもチャージができます。
コンビニの場合はカードとチャージしたい金額を一緒に渡して「チアジープリーズ」と言えば大丈夫です。
普通に英語で「チャージプリーズ」と言っても発音が似てるので100%通じますよ。
可愛い悠遊カードが欲しいならコンビニやサービスセンター
券売機で購入する悠遊カードは味も素っ気もありませんが、コンビニやサービスセンターで購入すればいろんなデザインの悠遊カードが選べます。
どこのコンビニでもいろんな種類が有る訳ではないですが、キティちゃんなどのキャラクターデザインもあるので興味がある方は探してみると良いですね。
台北旅行で悠遊カードを持つメリット
交通系のICカードなので、主なメリットは電車ですね。
・台北の地下鉄MRTが2割引、台湾鉄道が70kmまで区間は1割引(九份や十份も含む)
(MRT桃園空港線は割引が無いので、こちらでMRTの割引チケットを購入しましょう)
他のメリットは便利というだけで割引が利く訳ではありませんが、バス、YouBike(ユーバイク)、猫空ロープウェイ、淡水のフェリー、コンビニ、自販機、スターバックスなどの提携店などで利用できますね。
実際に悠遊カードがあると、バスでも小銭を用意する必要が無いですし、駅で券売機で悩む必要もないのでかなり便利で楽ですよ。
2泊3日の台北旅行で悠遊カードは必要?
悠遊カードを購入する時に考えるのが100台湾ドルを出して、元が取れるのかどうかということですね。
結論から言えば、MRTの1区間なら25回乗らないと100台湾ドルの割引分は元が取れません(笑)
MRTの1区間が20台湾ドルなので2割引で16台湾ドルになりますが、普通に考えて25回は乗りません。
九份や十份まで出掛けたとしても、片道1割引なので知れていますね。
ですので、2泊3日の旅行で元を取ることを考えるのであれば悠遊カードは不要です。
ただ、私の場合は短距離のバスを良く利用するのと、Youbikeが使えること(要台湾の携帯番号)、台湾はリピートしたいと思える国ということから1枚所持していますね。
台北旅行ではレンタルWi-FiかSIMカードがあれば超便利
当たり前のことですが、台北旅行中にはレンタルWi-Fiがあれば超便利です。
道を歩いていてもGPS付きでグーグル・マップが使い放題ですし、乗換案内では料金も表示されます。
近くにあるオススメのお店も表示されるので、近隣のお店をまとめて食べ歩きするのにも便利ですね。
事前に予約しておけば、桃園空港で現地で借りて現地で返せる格安のレンタルWi-Fiルーターを借りることもできます。