せっかくLCCを使って航空券を安く入手しても、無駄な預入荷物があると移動する度に預け入れ荷物料金が掛かりますね。
今回は、東南アジアを約3ヶ月間、機内持ち込みできる7kgの手荷物だけでバックパッカーとして周った時の持ち物とおすすめグッズをご紹介しましょう。
機内持ち込みだけで海外旅行をするメリット
バックパックでの海外旅行は、荷物が重いと、移動中も常に重いと言う修行が待っています。
安心の保険として一杯持って行きたい人もいると思いますが、物価の安い東南アジアなので何かあっても基本は現地調達すれば良い位の気持ちで行けば大丈夫ですので、ここでは可能な限り荷物を軽くすることに全力を尽くしました。
機内持ち込み手荷物だけで旅行をするメリットはたくさんあります!
●LCC利用時に預け荷物の追加料金が無い
●ロストバゲージをされる心配がない
●到着後に荷物を待たなくて良いのですぐに行動できる
●欲しい物を手元ですぐに出せる
●荷物の置き場を考えなくて良いので現地での行動が楽
これに慣れてしまうともう大きな荷物を持って旅をするのは嫌になりますよ。
機内持ち込み手荷物の7kgバックパック旅行ではおしゃれは捨てる?
手荷物だけで海外旅行に行こうと思うと、どうしても機能的で簡素な服が中心になるので、おしゃれな服は持っていけません。
ただ、いくらバックパッカーとは言っても別に貧乏くさい汚い格好で街を歩きたくないですよね。
そんな場合は基本的に現地で購入することを意識して行けば良いので安心して下さい。
または、最初からアウトドアブランドなどでオシャレで品質の良いものを購入しておけば、現地で恥ずかしい思いをすることはありません。
もちろん、どうしてもかわいい服が欲しいおしゃれ好きな人は行く先々で現地の服を買って楽しむのも良いです。
初めての旅では、見るからに旅人風のヒッピー的スタイルも憧れますよね!
手荷物だけで海外旅行する際のメインになる持ち物
手荷物バックパッカーをする際の男女共通の持ち物と言えば以下のようなモノです。
・衣類
・パスポートなどの必需品
・薬セットなど医療品
・パソコン、カメラなど含めたガジェット類
女性はここに「化粧品」などが含まれますね。
しかし、持ち物は人それぞれだとしてもバッグの中身の大半を占めるのが「衣類」ということは誰でも同じです。
手荷物だけで海外旅行する際にはこの衣類をどうするかという部分が重要なポイントとなりますね。
手荷物旅行は現地で捨てるつもりでユニクロ調達
旅行と言えば使い捨て気分で持っていけるユニクロシリーズが大活躍です。
言うまでも無いですが、ドライシリーズ(速乾素材)やエアリズム系は本当にで優秀なので暑いアジアでは必須アイテムです。
普通のコットンTシャツや靴下だと、しっかり絞ってから部屋の中で一晩干して、さらに扇風機などに直接当てていないと朝になっても生乾きの場合が多いです。
しかし、ユニクロの速乾素材シリーズならしっかりと絞っておけば一晩で簡単に乾きます。
しかも、重量が普通のTシャツより50%は軽いので手荷物バックパッカーには手離せません。
最近は、ユニクロ以外にもおしゃれな速乾素材のアイテムがたくさんあるので、ちょっとはオシャレできますし女性にも嬉しいですね。
高い・カビる・臭くなる!速乾タオルなんて必要無い
バックパック旅行で案外困るのがタオルをどうするかということです。
タオルはかなり嵩張るので持ちたくありませんが、通常安宿にはタオルなんてありませんので、何かしらタオルは必要になります。
そして、よくバックパックの旅行におすすめとして「速乾のセームタオル」や「マイクロファイバータオル」がおすすめされています。
しかし、どちらもどう使っても使い心地が悪いですし、保存状態も気にしないとすぐに臭くなってしまいます。
しかし、日本にはこんなものがあります。
超安い
吸収率良し
速乾性がある
まったく嵩張らない
必要なくなったら捨てても痛くない
非常に優秀なアイテムがありますよね。
それは何かと言えば。
日本手拭い。
しかも、ちょっとオシャレな物にしておけば、海外で出会った外国人にプレゼントしても喜ばれるという優れものです。
私はいつも最低5枚ほど持って行きますが、1枚たった10gですし、どんな隙間にも突っ込めるという手軽さは最高です。
ただし、使う前に2~3回は洗濯して、糊を落として柔らかくしないと最初が気持ち悪いので注意しましょう。
ちなみに、便利なだけで使い心地が良いわけでは無いですからね笑
海外旅行で手荷物だけバックパックの中身一覧
それでは、手荷物の7kgだけで東南アジアを約3ヶ月旅した時の中身をご紹介します。
基本的には、3泊できる内容の持ち物があれば真冬の国に行かない限りは何ヶ月でも旅行は続けることができます。
イメージは3泊4日の持ち物として考えると良いですね。
バックパック旅行・男女共通で必須の持ち物
まずは、男女関係なく海外旅行に行くのに必要なものはこちら。
●パスポート
●現金
●クレジットカード
最低2枚、出来れば3枚で無料付帯の海外旅行保険の内容が良いもの
・年会費無料で保険の保障内容が良くポイントも溜まりやすい楽天カード
・年会費無料でホテル予約最大16%割引 Booking.comカード
●国際免許証と日本の免許証
バイクをレンタルして周れる国が多いので必須
●ボールペン
飛行機の中で入国カードなど書く際に必須。無いと焦る。
あと、行き先によってはイエローカードや予防接種証明書が必要です。
※東南アジアは不要
機内持ち込みできる7kgの手荷物に入れる衣類一覧
とりあえず色々試行錯誤してみた結果、荷物は以下の通り。
バックパック 58cm×35cm×23cm 40L | 1個 | 1.2kg |
ユニクロドライメッシュTシャツ M 1枚 80g | 2枚 | 160g |
ユニクロドライメッシュハーフパンツ | 1枚 | 180g |
ユニクロ ドライT シャツ M 1枚 80g | 2枚 | 160g |
ユニクロドライ系下着 | 3枚 | 60g |
速乾五本指ソックス 1セット 10g | 4セット | 40g |
レインコート 上下 (1万程度で性能良し)※下は一度も使ってない | 1着 | 570g |
カジュアルなハーフパンツ | 1着 | 250g |
カジュアルなチノパン | 1着 | 380g |
ユニクロウィンドブレーカー ※レインコート着てたので不要でした | 1着 | 150g |
長袖ヒートテック 上下 | 1セット | 300g |
合計 | 3,450g |
衣類は以上、バックパックの重量含めてここまでで3,450gなのでやはり衣類の配分は大きいです。
しかし、この中からチノパン380g、ドライシャツ80g、ウインドブレーカー150g、靴下10g、下着20gの合計640gは着用していくので重量には含みません。
ということは、ここまでの合計は2,810gなので、残りは4,190gとなりますね。
機内持ち込み7kgの手荷物に入れる衣類以外のアイテム
次に、衣類以外のアイテムです。
このあたりは人によって大幅に変わると思いますが参考までに。
洗濯ロープ 部屋干しに便利 | 1本 | 70g |
針金ハンガー ※現地で3本追加購入しました。 | 2本 | 80g |
懐中電灯 ※ドミトリーでは便利 | 1個 | 100g |
折りたたみ傘 | 1本 | 290g |
ザックカバー※雨用というより防犯用 | 1枚 | 130g |
折りたたみリュック パッカブル | 1個 | 230g |
変換プラグ | 120g | |
ワイヤーロック ※重宝します | 120g | |
日本式手ぬぐい ※タオル代わりに最強 | 8枚 | 80g |
毛抜き・爪切り・ミニハサミ | 50g | |
薬セット・目薬・歯ブラシ | 175g | |
コンパス ※観光地だけなら不要 | 15g | |
圧縮袋 ※収納しやすくなるのでかなり便利 | 5枚 | 25g |
合計 | 1,485g |
衣類の合計2,810gと小物の合計1,485gで4,295gです。
機内持ち込みでコンタクトや眼鏡が必要な人
私の場合は眼鏡とコンタクトが必要なのでさらに3ヶ月(90日分の1Dayレンズ)を入れました。
1day コンタクト 両眼90日分+メガネ+眼鏡ケース | 620g |
これらが620gとかなり邪魔ですが、仕方ありませんね。
必要ない人はもっと軽く済むというだけです。
とはいっても、ここまでの合計で4,295g+620g=4,915gなのでまだまだ楽勝です。
機内持ち込みでパソコン・カメラなどは本当に必要か考える
私の場合は、ノートパソコンとその周辺のアイテムが必要です。
最近はスマートフォンのカメラの性能が良いですのでカメラはほとんど持っていきませんね。
パソコンだけは仕事上絶対に必要なので外せませんが、カメラはよほどのカメラ好きでないと不要でしょう。
また、普段からパソコンを使う習慣が無い人はわざわざ買っても使わないので止めておいた方がよいですね。
B5のノートパソコン チャージャー込み | 1600g |
スマホ チャージャー込 | 190g |
スマホ バッテリーパック | 75g |
合計で1,865gありますので、前の合計4,915gと足して6,780gで7kgの制限内です。
LCCでも全ての持ち物で7kgという航空会社もあれば、機内持ち込み手荷物は7kgで、折りたたみリュックなどに3kgほど入れて合計10kgは持ち込める航空会社も多いので、パソコンなど重いものはサブバックに入れると良いですね。
国内は7kg制限が増えてきましたが、海外で就航しているLCCはだいたい10kgまでが多いです。
折りたたみリュックなどのサブバックにパソコンなど重いものを移してしまえば、まだ2kgはバックパックに空きがあるのでまだ他に入れても全然大丈夫になるでしょう。
機内持ち込みできるバックパックのサイズ
機内持ち込みできるサイズは各航空会社によって違います。
私が利用している縦58×横35×奥23cmの40Lサイズであれば、結構パンパンにしていても「エアアジア」「セブパシフィック」「ジェットスター」「バニラエア※」などのLCCで止められたことも、サイズを確認されたことも一度もありません。
※バニラエアは2018年10月28日から10kg制限が7kgに変更されています。
過去に、バニラエアーで初めて確認されて「サイズは多少越えてるけどリュックだし、重量は十分に余裕あり」ということで大丈夫でした。
コレまで80回ほどいろんなLCCに乗った経験からも大丈夫と言えますが、海外のLCCで3cm、5cmなんて何か言われたことは一度もありません。
それでも「サイズは心配だな」と思う人はどの航空会社でも対応できる縦55cmx横35cmx奥25cm=115cm以内に収めておくと良いですね。
機内持ち込みの小型スーツケースでは手荷物だけ旅行は厳しい
基本的に機内持ち込み手荷物だけで海外旅行をするのに、小型スーツケースでは厳しいのでオススメしません。
というよりも、下記のような理由で小型スーツケースは私には無理です。
●現地で荷物を持ったまま歩き回ることができない
●スーツケース自体が重い
●かなりの確率で重さをチェックされる
●潰れないので機内でキャビンに荷物を入れるのに不便
どれも、手荷物海外旅行ではかなりのデメリットとしか言えません。
重量チェックもバックパックであれホトンド目視で済みます。
しかし、小型スーツケースは十中八九で重量のチェックをされます。
バックパック旅行にレインウェアは重要
レインウェアは1万円前後のブランドモノを購入しておけばよほどの豪雨でもない限り大丈夫ですし、防寒着としても軽くてオシャレに着ていられるのでオススメです。
安物はムレるので注意です。
バックパック旅行で洗濯ロープは良く使う
洗濯ロープはその名の通り洗濯物干しですが、バッパー宿でドミトリーに宿泊すると2段ベッドでカーテンが無い場合もあります。
何も気にならない人は良いですけど、私は嫌いなのでこう使います。
ブランケットがあればそれを使えば良いし、無ければタオルやTシャツを掛けとくだけでもかなり目隠しになるので便利です。
手荷物だけで海外旅行に衣類圧縮袋最強
掃除機の要らない圧縮袋は荷物がコンパクトになる上に、パックし易くなるので超おすすめ。
安っぽい物では無く、しっかりとしたモノを使えば長持ちして超便利ですし、もちろんアイテムにもよりますが、少なくても半分の厚みにはなります。
写真はハーフパンツ2枚とTシャツ2枚の圧縮前後です。
パッキングで嵩張るアイテムをギュウギュウと押し込まなくて良いので本当に楽です。
1日づつ必要になるモノを1セットにして仕分けしておけば、いちいち全て開封する必要がないので手間が省けます。
機内持ち込み手荷物だけのバックパッカーの基本
機内持ち込み手荷物だけのバックパッカーの基本はこれらです。
●衣類は速乾系にして、毎日洗うようにすれば多く要らない
●パソコン・カメラは本当に要るのかしっかり考える
●現地で買えるものは持っていかない
服は、とにかく軽くてすぐに乾くものに厳選すれば東南アジアなら機内持ち込み手荷物の7kg以内の荷物で十分に対応できます。
コンタクトも無く、ラップトップなども持たずにスマホだけで済ませられるなら、東南アジアなんて5kgもあれば十分ですね。
女性だと持ち物が増えるので難しいと思います。
しかし、私の知人の女性は私よりも小さい32Lのバックパックで必要最低限だけ持って6ヶ月間アジアを周遊していましたし、たまに不便もあるけど許容範囲だと言っていました。
化粧水など液体のアイテムは現地購入、生理用品なども現地購入をして、手荷物だけで周遊していましたのでやりくりすれば大丈夫なのでしょう。
彼女の場合は、どうしてもお土産が買いたくなったらまとめて日本に送ってましたね。
どこの国へ行っても、似通ったものは買えますし、どうしてもおしゃれしたいなら現地で購入すれば良いということですね。
飛行機で手荷物制限が合計7kgしかない場合
最近は機内持ち込み手荷物の制限を10kgから7kgに変更する航空会社が増えてきていますので、3kgの差はかなり大きく、手荷物バックパッカーには深刻な問題ですね。
しかし、なんとかできる方法もあるのでその対応策はこちらです。
●重量がある服から優先して身に着ける
●身に着けられる服は全て身に着ける
●可能な限り服のポケットに入れてしまう
●日本円など必要のない硬貨は持たない
ここまでするの?と思うかも知れませんが、コレくらいのことはして当たり前です。
Tシャツなら重ね着して、パーカーなども着ますし、レインコート兼用のウィンドブレーカーがあるなら暑くても着るか腰に巻き付けるくらいのことはします。
最後のチェックを抜けるまでの我慢ですし、たったそれだけで2kg~3kgは余裕がでるので、全力でやるべきですね。
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