日本から海外や海外から日本への送金を考えている方なら手数料が圧倒的に安いと噂のWise(ワイズ)・旧トランスファーワイズが気になるところです。
私は海外生活が8年になりますが、最初は銀行などから送金していました。
場合によっては1万円以上の手数料を取られて悔しい思いをしていましたね。
そこで、Wise(ワイズ)旧トランスファーワイズの評判やサービス、安全性、口コミなどが気になると思いますので、それらを含めてご紹介しましょう。
- ワイズ・旧トランスファーワイズの評判は悪い?口コミは?
- 評判のワイズ・旧トランスファーワイズが海外送金の手数料が安くできる仕組み
- ワイズ・旧トランスファーワイズの送金手数料は他社と比較して安いの?
- ワイズ・旧トランスファーワイズ(TransferWise)の安全性はどうなの?
- ワイズ・旧トランスファーワイズに預けたお金は保証される?
- ワイズ・旧トランスファーワイズで送金に掛かる日数は?
- ワイズ・旧トランスファーワイズの送金が利用できる国
- ワイズ・旧トランスファーワイズの送金限度額は?
- ワイズ・旧トランスファーワイズで海外送金して税務署にはバレる?
- ワイズ・旧トランスファーワイズの口座開設に必要なもの
- ワイズ・旧トランスファーワイズのマルチカレンシー口座ってなに?
- Wise・旧Transfer wiseはドル建てで海外送金できる?
ワイズ・旧トランスファーワイズの評判は悪い?口コミは?
まず、結論から言えばWise(ワイズ)・旧トランスファーワイズの評判が悪いなんてことはありません。
海外送金がお得にできるワイズ(Wise)を利用すれば、銀行よりも8倍安い送金手数料で海外送金することができます。
安く送金したい人に評判が悪い訳がありません。
日本の口座からWiseへ送金することに。必要な口座情報を教えてもらい送金完了。その後お金が振り込まれたことを確認したと連絡が来る。入居日にはオーナーが立ち会うため、その時間を決める。では入居日に。終わり。
— Yuka🇨🇦カナダ留学4/8〜 (@Yuk_1044) April 13, 2021
wiseで送金完了~入金して1時間で学校から納入メールきた😇最強
— とぅぶ (@0boQBIMDywE8Ze6) April 13, 2021
Wise(旧TransferWise)を使った国際送金がめちゃくちゃ便利で驚きました。
なんと言っても手数料が安い。今1ユーロ130.5円なのですが、129.6円で送れました。
ベルギーの銀行口座から日本の銀行口座です。しかも日曜日の夜中なのに2-3時間で送金されていました。アカウント作成無料です。超オススメ
— じょいこ (@nemutai42108926) April 12, 2021
ただ、ネットでの送金なので理解せずに使って自分からトラブルを生んでしまう人も中にはいますけどね。
トランスファーワイズの口コミを掲載しており、世界的に利用されている「Trustpilot」というサイトの口コミ評判を見てみましょう。
ワイズ・旧トランスファーワイズの悪い評判や口コミ
入金の確認が済んでから8日も経つのに振込処理した形跡がありません
昨日から緊急で何度も問い合わせしているのに返信なし。このまま送金する気無しですか?送金処理状況は遅延のまま動きません。
今までこんなひどい送金会社はありません。今日中に連絡なければ、金融庁の相談窓口に訴えます。
引用:Trustpilot
最悪です。
入金して一週間たちますが、送金がされません。
問い合わせても換金に時間がかかるなど信じがたい返信です。
船便で配送しているのか?馬鹿にするものいい加減にしてほしい業者です。
引用:Trustpilot
引用しているのは日本語のみですが、低評価の内容は日本語でも英語でも口コミのホトンドが同じです。
「送金に時間が掛かり過ぎる」
「対応が遅い」
などと言った評価です。
ただし、これらはすべて初回の取引の話だったり、送金している本人がミスしているパターンがほとんどです。
ワイズの公式サイトにも初回の送金には「本人確認」「住所確認」で時間が掛かると記載してあります。
これは、ワイズが悪いのではなく、大きく書かれている注意事項にしっかりと目を通さずに利用した人がいるだけです。
時間を掛けてしっかりとセキュリティチェックしてくれる金融機関の何が悪いという話ですね。
ちなみに、数年前のサービス開始時は送金したい人と受取りたい人のマッチング(※後述します)に時間が掛かって、送金が遅れたこともありました。
特にマイナー通貨では、送金に時間が掛かるからダメだという評判もありましたね。
しかし、サービス規模が世界中に拡大した今ではそういった問題はすべて解消されています。
実際に海外に住む私の友人もほぼ全員が定期的に利用しています。
利用することが、心配であれば気になることを送金前に問い合わせをしてみれば良いですよ。
私が何度か問い合わせた限り、カスタマーサービスから1日から3日以内にとても丁寧で分かりやすい返事が届きました。
連絡がこないという口コミはただのクレーマー?他業者の嫌がらせ?そもそも問い合わせメールが意味不明?と感じてしまいますね。
ただ、問い合わせには無料アカウントを開設する必要がありますので、3分で終わる開設だけしてしまいましょう。
ワイズ・旧トランスファーワイズの良い評判や口コミ
良い評判や口コミはあって当たり前なのであまり参考にはなりませんが、いくつかピックアップしてみました。
ありがとう。
送金、着金がとにかく速い。最新のレートより高い。送金手続きで私がミスをしてしまったのだけど(口座名義人を間違えた)次の日にメールが来て、そのメールに返信するとすぐに送金手続きがはじまった。サポートも速い。海外からゆうちょ銀行への送金が本当に助かる。ゆうちょは海外からの送金手続きが煩雑。トランスファーワイズだと簡単にできる。とても素晴らしい。ありがとう。
引用:Trustpilot
最初の取引では確認事項の関係で多少時間が掛かりますが(1週間ぐらい?) 私の場合は土日を挟まなければ2回目以降はほぼ翌日に受取先の銀行に入金されてます。手数料も格安で相手国の一番良い両替所よりほんの少しだけ金額少ない程度、普通の両替所を使うより手間暇考えると断然お得です。送金手続き前に相手国通貨でいくらになるのか即分かるのも良いですね、ネットバンクを使用したら日本国内外どこからでも送金出来るので大変便利です。引用:Trustpilot
レートも安く そして早い、銀行と比較したら断然早い。
1日で到着しました。
レート保証がありがたいですね。
スタッフの説明も丁寧です。
私の時代にこれがあったら親は50万円送金するのに
¥35000円も手数料を払う必要はありませんでした。悲。
大変ありがたいです。
引用:Trustpilot
評判のワイズ・旧トランスファーワイズが海外送金の手数料が安くできる仕組み
まず、銀行を利用した海外送金に掛かっている送金手数料はこのようになります。
●銀行の送金手数料1,750円~5,000円
●通貨の両替手数料(隠れコスト)
要は海外への送金は海外送金手数料だけではありません。
上乗せして「銀行の独自レート」で送金国の通貨へ両替する必要があります。
この銀行の独自レートと言うのはYahooファイナンスなどに表示されているネット上にある「市場の為替レート」ではありません。
あくまで、それぞれの銀行が独自に設定している「銀行の独自レート」になります。
例えば米ドルを日本円で買いたい場合。
●Yahooファイナンスで1ドル=112.35
だとすると
●海外送金での銀行独自レートは1ドル=114.35
ということは、海外送金する際に受取国の通貨に両替する必要があるので、為替レートで約2円損していることになります。
これは、銀行の送金手数料4,000円から5,000円とは別に、銀行の独自レートで最大5%ほどの見えない手数料「隠れコスト」が上乗せされているということです。
なので、海外送金手数料はこれまで高額になっていたということですね。
ワイズは海外送金ではない
しかし、この手数料2重取りの海外送金の仕組に変革を起こしたのがWise(ワイズ)・旧Transferwise(トランスファーワイズ)の送金方法です。
簡単に言ってしまえば、トランスファーワイズは海外送金しているのではなく、国内送金しているから手数料が安いのです。
分かりやく図で説明するとこうなります。
日本への送金は日本にあるトランスファーワイズが国内送金する。
アメリカへの送金はアメリカにあるトランスファーワイズが国内送金する。
このようにトランスファーワイズは海外送金している訳ではありません。
それぞれの国にある支社が代わりに国内送金しているだけなので、大幅に送金手数料を安くすることができるという仕組みです。
今まで金額が大きくなると数万円は掛かっていた送金手数料の合計が数千円になりますからね。
海外生活している人にワイズが評判になって当然と言えるでしょう。
さらに、ワイズでは為替レートに見えない手数料を上乗せすることがありません。
「Yahooファイナンス」などに表示されている為替レートのまま両替えすることが可能です。
ワイズ・旧トランスファーワイズの送金手数料は他社と比較して安いの?
ワイズの海外送金手数料が他社と比較して本当に安いのかどうかは気になりますよね。
これは、ワイズの公式サイトで簡単な手数料見積もりを利用すればすぐに分かります。
ワイズでは、手数料の見積もりを海外送金で便利な「楽天銀行」や「新生銀行」などで比較できるようにしています。
簡単に計算ができるのでその手数料が安いか高いかは一目瞭然です。
例えば日本からアメリカの海外送金手数料はこうなります。
日本からアメリカに50万円を送金した場合。
送金手数料だけ見れば楽天銀行が一番安いですね。
しかし、為替レートで約1円の差があります。
楽天とワイズで送金にかかる手数料を合計すると43.9ドルという大きな差になりますね。
それでも、銀行が安心だと言う評判を信用して、手数料の高い銀行を利用している人は多いです。
また、ペイパルも海外送金手数料が499円とダントツで安いためによく利用されますね。
しかし、ペイパルの為替レートもかなり悪いです。
送金手数料は安くても両替は必要だから、為替レートで大損していることを仕方ないと思い込んでいる人が多いからですね。
ワイズ・旧トランスファーワイズ(TransferWise)の安全性はどうなの?
ワイズ・旧トランスファーワイズは海外発の比較的新しいサービスですので大金を預けるのは不安ですよね。
検索結果を見ていても・・・
トランスファーワイズ 怪しい
トランスファーワイズ 詐欺
トランスファーワイズ 遅い
などといった検索ワードが出てきます。
ホームページを見ても肝心な部分は日本語ではなく英語で表記されていたりします。
細部まで日本語で出来ていないので、何を書いているのか分からず信用できない人もいるでしょう。
しかし、結論から言えば私自身や海外に住む友人達が使った限りで言えば、安全性には全く問題ないと言って大丈夫でしょう。
ワイズ・旧トランスファーワイズは、2016年9月に関東財務局から資金移動業者としての認可を受けて日本の市場に参入しました。
もちろん、日本にも支社があるしっかりとした会社です。
金融庁や関東財務局から受けている資金移動業者としての認可というのは・・・
楽天株式会社
株式会社NTTドコモ
ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社
これらの超有名企業が受けている認可と同じです。
気になる方は関東財務局の登録業者一覧をチェックしてみると良いでしょう。
また、ワイズは2021年4月時点で、世界中で毎月6,000億円以上の送金取引を行っている安全な資金移動業者です。
しかも、出資は世界でも有名な企業「Virgin」「PayPal」「Skype」などがあります。
日本では「三井物産」も2017年11月からワイズに出資していますので訳の分からない企業ではないということはよく分かると思います。
ワイズ・旧トランスファーワイズに預けたお金は保証される?
ワイズはトランスファーワイズジャパンとして、関東財務局の認可を受けていますので、履行保証もあります。
万が一の際も預けた資金は保証されます。
日本では、関東財務局登録の下、資金移動業者として免許を取得しており、 お客様の資金は法務局にて信託保全されておりますので、万一、日本法人が破綻した場合でも、破産管財人を通して資金の分配が行われます。
弊社では、IDによる認証や、登録後の2段階認証などを用いて、厳格な本人確認を行っています。また、不審なアクティビティはシステムで監視されています。
引用:ワイズヘルプ
海外送金業者では「World remit」「Xendpay」なども手数料が安くて海外では有名です。
しかし、日本の通貨を扱っていなかったり、日本での認可を受けていません。
Wise・旧Transferwise以外に海外送金手数料が安い業者があったとしても日本での認可を受けていないということは、日本では履行保証もされません。
また、海外でしか営業していない資金移動業者は何かトラブルが発生したときもすべて英語での対応になります。
ワイズ・旧トランスファーワイズのように日本語で対応はしてもらえません。
例えばホテル予約のエクスペディア、ブッキングドットコム、アゴダなど海外の企業が運営しているサイトがあります。
それらも、トラブルがあった際に日本の法律が適用されずに酷い目に遭うことが多いですね。
しかし、ワイズ・旧トランスファーワイズの場合は、万が一何かがあってもきっちりと日本の法律の元で履行保証されるので安心です。
また、ワイズの場合はワイズの運営で資金の保管をしているのではなく、それぞれの銀行が保管しています。
万が一ワイズに何かあっても保管しているお金には全く関係ないという仕組みになっているようです。
なにより、日本に支社があるので、なにかあっても日本語のカスタマーセンターということがさらに使いやすいでしょう。
ワイズ・旧トランスファーワイズで送金に掛かる日数は?
トランスファーワイズでは初めての送金には5営業日から10営業日ほど必要です。
もちろん、これは口座開設から住所確認などすべての手続が必要になるからです。
こういった手続きは日本の銀行でもありますので、トランスファーワイズが遅いわけではありません。
手続きに時間が掛かるのはしっかりとした運営をしているということの裏返しでもあります。
しかし、2回目以降の送金では最大でも2営業日です。
通常の取引は1営業日(24時間以内)に完了する場合が多いので充分なスピードと言えますね。
ただし、送金するお金をワイズの口座へ入金した場合には、当たり前ですが銀行の営業時間内にしか着金確認ができません。
おのため、Wiseの口座へ送金するタイミングによって時間が掛かることも考えておかないといけませんね。
金曜日に銀行の営業時間ギリギリに送金した場合は処理が翌週の月曜日、または火曜日になることは当たり前です。
送金国は平日でも、受取り国が祝日で処理できないということもありますね。
ワイズ・旧トランスファーワイズの送金が利用できる国
ワイズ・旧トランスファーワイズで海外から日本への送金が利用できる国は24カ国とヨーロッパ諸国です。
AEDアラブ首長国連邦ディルハム
AUDオーストラリア・ドル
BGNブルガリア・レフ
BRLブラジル・レアル
CADカナダ・ドル
CHFスイス・フラン
CZKチェコ・コルナ
DKKデンマーク・クローネ
EURユーロ
GBP英ポンド
HKD香港ドル
HRKクロアチア・クーナ
HUFハンガリー・フォリント
IDRインドネシア・ルピア
INRインド・ルピー
JPY日本円
MYRマレーシア・リンギット
NOKノルウェー・クローネ
NZDニュージーランド・ドル
PLNポーランド・ズウォティ
RONルーマニア・レイ
SEKスウェーデン・クローナ
SGDシンガポール・ドル
TRYトルコ・リラ
USD米ドル
アジア圏ではあまり利用できないのが個人的には残念ですが、アジア圏の中でも日本から海外の送金ではかなり使えます。
ワイズ・旧トランスファーワイズは2021年4月14日時点で14の海外拠点があり、66ヵ国で利用が可能です。
ワイズ・旧トランスファーワイズの送金限度額は?
Wise(ワイズ)で、日本から海外へ送金する場合1回で送金できるのは100万円までです。
これは日本であればどこの銀行でもオンライン送金なら基本は同じです。
どのネットバンクを利用しても1回で100万円を超える海外送金はできません。
例えば三菱東京UFJ銀行であれば・・・
海外へのオンライン送金は100万円。
テレビ窓口は500万円。
窓口であれば送金額に限度無し。
というルールです。
国によりますが、1日、1ヶ月、1年単位でみた場合でも送金額に制限が無い国もありますけどね。
Swift送金なら100万円以上送金できる
ワイズ(Wise)旧トランスファーワイズ(TransferWise)でもSwift送金であれば1回に100万円以上の送金ができます。
ただし、この場合は大手銀行と手数料が変わりませんので利用価値は低いといえますね。
例えば、1回目に80万円、2回目に50万円などの送金の場合はどういった対応になるのかわかりません。
また、金額が大きい場合は送金に時間がかかる場合があるので、まずはワイズに確認しましょう。
これらの場合は、送金前にワイズに問合せた方が確実ですね。
ワイズ・旧トランスファーワイズで海外送金して税務署にはバレる?
ワイズ・旧トランスファーワイズでの送金が税金の対象にならないと勘違いする人が多いですが、ワイズでも当たり前に税金の対象になります。
ワイズでの1回の送金は100万円までです。
しかし、複数回など疑わしい取引の可能性があるとして、金融機関から税務署に報告する義務があります。
こういった取引の場合は送金は一時停止となり、まずワイズから問合わせが来るでしょう。
内容によってはその後に税務署からも問い合わせが来ます。
ちなみに、金融機関では100万円を超える海外送金の場合は全て税務署への申告対象になっています。
ワイズだけでなく、日本のオンラインバンクで取引した場合でも複数回送った場合は問い合わせが来るでしょう。
それなら、何回かに分けて、さらに銀行も使って違うルートを利用すれば大丈夫かと言えば大丈夫な訳がありません。
そういった送金は全て、マネーロンダリングの可能性を考慮して金融機関から税務署に報告が上がりますので全て把握されています。
どういった目的でどのような税金が掛かるかは私も税理士ではないので知りませんが、税金逃れはできないということですね。
特に海外の場合は税務署がチェックに行けないので、送金元を調査するというのが普通です。
ワイズ・旧トランスファーワイズの口座開設に必要なもの
ワイズ・旧トランスファーワイズの口座開設に必要なものは下記の通りです。
●マイナンバーカードが有る人は両面の写真
画像引用:ワイズヘルプ
●マイナンバーカードが無い人は「マイナンバーの通知カード」と「本人確認書類」が必要です。
本人確認書類は以下のいずれかです。
運転免許証 (表面、裏面の両方)
日本国パスポート(顔写真面と所持人記入欄を必ずご送付ください。)
※旅券番号が鮮明に確認でき、所持人記入欄は日本語でご氏名と日本の現住所が記載されている書類が有効です。
在留カード(表面、裏面の両方)
住民台帳基本カード(表面、裏面の両方)
運転経歴証明書(表面、裏面の両方)
特別永住者証明書(表面、裏面の両方)
引用:ワイズヘルプ
本人確認は、ワイズの公式サイトからスマホなどで撮影した画像データを送付するだけです。
ただし、当たり前ですが金融機関ですので、本人確認ができるまでは日本からの送金はできません。
私が登録申請した際は翌日に登録完了メールが届きましたので、営業日であれば時間は掛かりません。
そして、登録完了すると、3日~4日後にワイズから住所確認のアクティベーションコードが郵送されます。
この中に記載されているアクティベーションを、ワイズで開設した自分のアカウントから打ち込むだけで住所確認完了です。
郵送されるアクティベーションコードの受け取りは本人でなくても大丈夫なので、不在時でも誰かがいるなら問題ありません。
ただし、受け取りする人が誰もいない時は不在票を持って本人が行かないといけませんので、家族などに頼んで遠隔で手続きしたいのであれば注意が必要です。
ちなみに、初回の送金額が10万円以下の場合は住所確認が必要ありませんので、マイナンバーカードなどをオンラインで提出するだけですぐに利用できます。
初回に10万円以上の送金や2回目からの送金は住所確認が必要ですので注意して下さい。
ワイズ・旧トランスファーワイズのマルチカレンシー口座ってなに?
ワイズ・旧トランスファーワイズの公式サイトを見るとメニューに「マルチカレンシー口座口座」というのが表示されています。
簡単に言えば、世界アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ユーロ圏を含む10カ国で銀行口座情報を保有できるサービスです。
これは海外送金を定期的にする人、海外と海外通販サイトなどで個人取引がある人、留学生などの場合は非常に便利です。
海外留学や現地生活をしていても、要件を満たしていないので現地の銀行口座が開設できないということは良くあります。
しかし、マルチカレンシー口座は日本でも無料で開設できますのでとても便利ですね。
もちろん、ヨーロッパ諸国、アメリカ、イギリス、オーストラリアですでに生活基盤がある人でも無料で開設できますね。
非常に便利なマルチカレンシー口座を無料で開設できるので、積極的に開設すると良いでしょう。
Wise・旧Transfer wiseはドル建てで海外送金できる?
海外へ留学する際にドル建てで留学費用を支払う必要がある学校もあります。
アメリカであればUSドルの国なのでワイズ・旧トランスファーワイズで送金するのであれば手数料も最安になるので何の問題もありません。
マルチカレンシー口座を開設していれば、自分の口座内で50カ国以上の通貨に即時両替できます。
この場合も、ほぼ市場レートで両替できますので銀行のように両替するたびに5%~10%の手数料を取られるようなことはありません。