今回は、台北旅行の1日観光モデルコースで、台北市内の主要な観光地と九份と十份をまとめて周るルートを作ってみました。
いくつかルートを分岐させて組み合わせていますので、主要な観光地や食べに行きたいお店はだいたいカバーできるようにモデルコースを組んでいるのでご参考にどうぞ。
台北観光で午前中のモデルコースはAとBの2ルート
午前中の観光ルートはAルートとBルートの2つに別れます。
簡単に言えば市内の主要観光地を周るAルートと故宮博物院に行くBルートです。
Aルート 8:00~中正紀念堂近くで台湾式朝食
まずは朝から中正記念堂駅まで移動して、8:00頃から中正紀念堂すぐ近くにある台湾式朝食が食べられる「鼎元豆漿(ディンユァンドゥジャン)」がおすすめです。
鼎元豆漿の営業時間は午前4時から午前11時までなので、帰国前にどうしても朝から小籠包(8個で100TWD)を食べたいと言う方にもおすすめですね。
こちらのおすすめは「鹹豆漿加蛋(シェンドゥジャン ジアダン)」で、塩味の効いた豆乳にネギ、ザーサイ、干しエビ、油條などがトッピングされています。
台湾人に人気のお店ですが、今では日本人が増えて台湾人のコメントでも「日本人のお店になってきた」と紹介されています(笑)
Aルート 9:00~中正紀念堂と衛兵交代式を見学
台北の観光地で衛兵交代式を見る場所として有名な中正紀念堂ですが、初回は9:00から始まります。
もちろん、初回は交代する相手はいませんので、通常とは違った衛兵交代式が見られる訳ですね。
週末などは少し早めに行っておかないと人混みで見られないということになるので、早めの行動を心掛けましょう。
Aルート 10:00~台湾のパワースポット龍山寺へ
突然夜の写真で申し訳ないですが、次は多くの台湾人に信仰されているパワースポットの龍山寺です。
私は夜の方がディープな夜市もあっておすすめなのですが、1日ツアーで時間も無いのでそんなことは言ってられません。
台湾の人達に混ざって参拝するのも良いですし、グルっと見て回るだけでも良いですね。
龍山寺の観光所要時間は30分程ですね。
龍山寺の正面にある「艋舺公園(もうこう)」から、有名な占い街へ行けるので占いをするか、龍山寺近くを散策しましょう。
Aルート 11:30~西門町の梁山泊小籠包でお昼ごはん
龍山寺から西門町エリアへ移動して、安くて美味しい小籠包で人気の梁山泊小籠包でお昼ごはんを食べます。
梁山泊小籠包は本当に小籠包だけなので、別のメニューはお隣の食堂で頼めば良いですね。
ただ、座席数が12人分くらいしかありませんので、少し早めに行かないと席がない可能性があるので注意しましょう。
梁山泊小籠包がダメな場合は、近くにある人気店の天天利美食坊もおすすめです。
Bルート 8:00~ 士林駅で朝食
士林駅は士林夜市で有名ですが、故宮博物館へのバス乗り場としても利用する観光客が多いですね。
しかし、士林駅周辺は案外美味しいお店が揃っているので、ただの通過点としてではなく、少したち寄って美味しい朝食を食べましょう。
オススメは高架下を歩いていくと小さい商店街にある「早吧 Morning Bar」というオシャレな朝食專門の台湾式サンドイッチのお店です。
結構いろんな種類があるので好きなサンドイッチとコーヒーなどを選ぶと良いですね。
もちろん、定番の台湾式朝食を食べたい方には「永和豆漿大王」が故宮博物館に向かうバス停の近くにあるので、そちらで食べることができますよ。
朝食を食べたらそのまま故宮博物館へ向かいます。
Bルート 9:00までに士林駅から故宮博物院へ
士林駅から故宮博物院まではバスで約20分ですね。
9時でも十分ですが、できれば故宮博物院がオープンする8時30分の朝一番で行けば空いていますので、チケットの購入もそれほど並ばずに済むでしょう。
列に並ばなくても、WEBで購入することもできますし、現地にある券売機を使えばクレジットカードで購入することもできます。
ちなみに、KKdayを利用すれば近くにある原住民博物館の入場料とセットにしても、故宮博物院の料金だけで入場することもできますし、万が一行列があっても並ばずに入ることができるので買って損はありませんよ。
Bルート 11:00には故宮博物院を出発し西門駅へ
ここからはルートAと同じ流れになりますので、西門町で昼食を楽しみましょう。
ただ、この流れは特に西門町である必要もないので、台北駅エリアなど好きな場所へ行けば良いですけどね。
台北観光で九份・十份を訪れる午後のモデルコース
九份や十份は遠く思われがちですが、早ければ1時間20分程で行ける気軽な観光地です。
午後からの半日でも十分に楽しむことができるので、のんびり向かえば良いですね。
むしろ、現地オプショナルツアーを利用すれば、台北を夕方に出発して夜の九份と十份を楽しんだ後に士林夜市まで届けてくれるという便利な一人参加もOKの格安ツアーもありますよ。
14:00~ 台北駅から電車で十份へ
台北駅から十份駅へは電車で1時間20分程です。
十份まで向かう場合は、まず瑞芳駅まで行き、そこから平渓線で十份駅へ向かいます。
台北から瑞芳駅方面へ行く電車は1時間に3本ほどありますので、それほど時間を気にして動く必要もありません。
しかし、瑞芳駅からの平渓線は1時間に1本しかないので時間を合わせて移動することをおすすめします。
一応2019年3月現在は、瑞芳駅から十份へ行く電車のスケジュールは11時から17時までは毎時0分に1本づつとなっています。
もちろん、いつ変わるか分かりませんので、行く前は台湾鉄道のサイトで時間をチェックして下さい。(日本語可)
例えば参考で言えば、台北で下記の電車に乗れば瑞芳駅に14:44に到着します。
樹林発→蘇澳新行き | 台北駅14:10 | 瑞芳駅14:44 | 所要時間 34分 |
そのまま、瑞芳駅から十份行きに乗れば良いですね。
八斗子発→菁桐行き | 瑞芳駅 15:00 | 十份駅 15:26 | 所要時間 26分 |
15:30~ 十份で十份大瀑布とランタン上げ
十份から九份への移動がありますので、十份での観光時間はきっちりとスケジュールどおりに動きましょう。
確実に17時台の電車に乗って瑞芳駅に戻りたいですね。
菁桐発→八堵行き | 十分駅 17:30 | 瑞芳駅 17:56 | 所要時間 26分 |
15時30分に十份に到着した場合は2時間あれば十分に観光を楽しむことができますね。
ただ、帰りを1本乗り遅れた場合はタクシーで瑞芳駅や九份まで直接行くことも考えた方が良いでしょう。
十份駅から十份大瀑布までは徒歩30分程ですので、行って帰って1時間は見ておきましょう。
十份大瀑布で少しゆっくりとしても、1時間は余裕があるので、十份駅周辺でランタンを上げたり、十份老街で少し食べ歩きを楽しみましょう。
あくまで少しにしておかないと、メインの九份老街で何も食べられなくなりますよ。
17:30~十份駅から瑞芳駅へ行きバスで九份へ移動
十分駅から瑞芳駅到着するのが18時頃ですので、次は九份までバスで移動します。
タクシーでも205台湾ドルなので安いですが、バスはたくさんありますし、たった15台湾ドルなのでタクシーを利用する理由はありませんね。
瑞芳駅から十份へ行くバス停は親切に表示が出ているので現地へ行けば簡単に分かりますよ。
ただ、この時間のバスは観光客でいっぱいなので、面倒であればタクシーも有りです。
瑞芳駅から十份へは約20分で到着します。
18:30~九份老街を散策
18時から20時の時間が九份老街を楽しむためのベストな時間ではあるのですが、同じく一番混雑する時間帯です(笑)
と言っても、定番の撮影スポットは下の写真のように昼間でも混雑しているので同じですけどね。
私はいつも九份で1泊をおすすめしているのですが、今回は1日モデルコースなので止めておきましょう。
九份老街人気のお店もありますが、だいたい何を食べても美味しいので、行列に並ぶくらいならサッと入ってゆっくりできるお店がおすすめですよ。
有名なお茶屋さん九分茶房に入るのであれば、こちらのサイトで食券を購入して、時間指定しておけば並んでいる人を横目に悠々と入ることができるのでおすすめです。
20:30~九份から松山駅で降りて饒河街夜市へ
九份から台北へ戻る場合は20時前後が一番混雑するので、少し人が減ってから瑞芳駅行きのバスに乗りましょう。
21時に瑞芳駅に到着したとすれば、22時には台北駅に到着できます。
しかし、ここは台北駅に戻らずに途中にある松山駅で降りて、1日モデルコースの締めに饒河街夜市を楽しみましょう。
台北では士林夜市が一番有名ですが、台北へ一度行った人の多くが台北で一番おすすめするのが饒河街夜市ですね。
夜市は深夜12時頃までやっていますので、12時過ぎの台北行き最終に間に合うように饒河街夜市を楽しむと良いですよ。
九份ですでにお腹が一杯かも知れませんが、頑張って食べ歩きましょう(笑)
以上、朝から日が変わるまで台北を楽しむための1日観光モデルコースでした。
散策と移動でかなり疲れると思いますので、ホテル周辺にある深夜まで営業している足裏マッサージへ行くのも良いと思いますよ。