海外旅行に慣れていなければ、海外旅行に行く場合に現地に日本円を持って外貨に両替えするのとATMを利用して現地通貨を引き出すキャッシングのどちらを利用すれば良いのかよく分からないですよね。
ここではこの2つのポイントについてまとめてみました。
海外では両替えか楽天カードでキャッシングのどっち?
現実的な話をすれば多くの人が日本円を持って出国して海外で両替えをしています。
しかし、お金に余裕のある人の中には何も気にせずに日本の空港で両替えをしている人もたくさんいますね。
少し検索すれば海外ではクレジットカードのキャッシングが最強とすぐに分かるのにです。
ただ、クレジットカードでキャッシングというと「お金を借りる=借金」というイメージがあるので避ける方が多いですね。
しかし、お金を返せない人が借りれば本当の借金ですが、返済出来る人が使えば海外でクレジットカードを使ったキャッシングは外貨を得るのにとても便利な両替方法になります。
外貨両替の手数料の相場はどれくらい?
外貨両替の手数料の相場がどれくらいか気になる人は多いと思いますが、海外旅行で現地通貨を得るのに、日本円から両替をすることは本当に不要です。
何故かと言えば、ほとんどの国で一番手数料が安くなる方法は海外キャッシングだからです。
・日本の空港で日本円から外貨に両替 約10%~15%の手数料
・海外の現地にある空港で日本円から外貨に両替 約5%~8%の手数料
・海外の現地にある両替所で日本円から外貨に両替 約3%~5%の手数料
・海外で稀にある超優良な両替所で日本円から外貨に両替 約1%~2%
・ATMを利用した海外キャッシング 最安で約0.15%
海外での両替は楽天カードでATMがお得
今回は台湾旅行で楽天カード
まずは、海外での両替はATMがお得という結論から言えばこのようになります。
■2019年2月21日のレートが基準
・ヤフー為替レート 1台湾ドル=3.5955円
・台北の桃園空港にある台湾銀行の両替レート 1台湾ドル=3.7257
ヤフーのレートと台湾銀行のレートを比較すれば、空港の両替所では約3.5%の手数料が取られているということになります。
一般的には海外の空港だと5%~8%位は手数料が取られていますが、台湾では空港で両替しても街中で両替してもほぼ同じなので手数料は安いと言えますね。
そして、次に同じ日に楽天カード
1000台湾ドルをキャッシングで引き出して、手数料はたった60円です。
正直適当に入った銀行のATMでキャッシングしているので、レートが良いのか悪いのかは不明です。
しかし、1台湾ドル=3.606円ですので、空港にある台湾銀行の1台湾ドル=3.7257円と比較すればまったく違うことは明らかですね。
1万円両替した場合は「空港で2,684台湾ドル」「楽天カードのキャッシングで2,773台湾ドル」となります。
ATMを使った海外キャッシングの方が1万円に付き89台湾ドル(約320円)お得になりますね。
台湾は空港の両替レートが良いのでたった320円と思いますが、他国であればもっと大きな差がでます。
どこで両替してもレートが良い台湾なのでこれぐらいの差額ですが、空港などのレートが悪い国になるほど海外キャッシングは有利になりますね。
楽天カードは「無料の海外旅行保険も超優秀」「楽天ペイにも必須」です。
楽天カードで外貨両替をする方法
海外キャッシングというとなんだか難しそうな音の響きですが、ATMに行くだけなので非常に簡単です。
ATMを利用した両替であればわざわざ両替所を探さなくてもどこでもできるのが、キャッシングを利用するもう一つのポイントでもありますね。
1.銀行の前にあるATMを見付けてカードを入れる
ATMはどこにあるものを利用しても良いですが、おすすめは銀行にあるATMですね。
海外ではATMにクレジットカードが飲み込まれて出てこなくなるというトラブルが多いので、もしものために銀行の前にあるATMが安心です。
私は日本と海外を良く行き来するので、年会費が掛かっても世界の空港ラウンジが使えたり、ポイント還元が大きくなる楽天プレミアムカード
楽天カードは、買い物がお得になる楽天ペイでも必須ですし、海外旅行をしなくても普段から楽天で買い物をする人、街中でのクレジット決済、更に無料の楽天銀行口座を組み合わせればどんどんとポイントが貯まるのでおすすめです。
2.ATMにクレジットカードのパスワードを入力
だいたいどのATMでも最初は言語選択で中国語か英語を選べますが、このATMは常に両方が表示されていたので選択画面はありませんでした。
「Please enter your pin」というのが「パスワードを入力して下さい」と言うことです。
パスワードを打ち込んだら「Press ACCEPT to confirm」で「ACCEPT」ボタンを押します。
3.カード・タイプは必ずクレジットカードを選択
次に色々と表示パターンはありますが、だいたいは「Credit account」と書かれているのでそれを選択します。
4.引き出したい金額を入力
一部の銀行は別として、台湾の銀行で1回にキャッシングで引き出せる金額が一般的には20,000台湾ドルですね。
普通の台湾旅行であればかなり贅沢しても1日3,000元も使いませんので十分です。
引き出したい金額を打ち込んだら「ACCEPT」ボタンを押しましょう。
5.両替するかどうか聞かれる
次に「Do you need to change 100’s bank notes?」と聞かれます。
これは100台湾ドルへの両替が必要かどうかを聞かれています。
1,000台湾ドルよりも、100台湾ドルの方が圧倒的に使いやすいのでもちろん「YES」を選択します。
6.ATMからお金が出てきたらレシートを忘れずに取る
これでお金が出てきて完了です。
「Do you need a recipt」と聞かれますので、レシートは忘れないように貰っておきましょう。
デビットカードでATMを利用してお金を引き出した場合は、一部の銀行を除いて「海外ATM利用手数料」が取られます。
しかし、海外キャッシングではATM手数料が必要ありませんので、その点でも海外ではキャッシングが有利ですね。
もしレシートに記載されていても基本的には取られませんので大丈夫です。
万が一手数料が取られていると嫌ですので、請求された場合に証明できるようにのレシートは保管しておきましょう。
海外で両替はキャッシング・繰り上げ返済を楽天カードする方法
海外で両替にキャッシングを利用した場合に一つだけ面倒なことが繰り上げ返済ですね。
繰り上げ返済がよく分からなかったり、難しいと感じて高い手数料を払う人も少なくありません。
しかし、実際には「電話が出来る」「日本語が話せる」「銀行へ振込ができる」この3つが出来ればキャッシングをしない理由がないくらい返済は簡単ですね。
1.利用から最短2日~3日後に楽天カードの裏面に記載されている電話番号へ電話する
2.一括返済したいことをオペレーターに伝える
3.返済額と銀行口座の情報を教えてくれるので、そこへ振り込む
楽天カードでの繰り上げ返済の手順はたったこれだけです。
ここで注意しなければいけないことは、楽天銀行の無料口座を開設している人であれば簡単な方法で振込手数料を無料にすることができますが、それ以外の口座から振り込む場合は振込手数料が掛かってしまいます。
せっかく海外キャッシングを利用して手数料を安くしたのに、楽天銀行への振込手数料を取られると損をしてしまう可能性もあります。
せっかくなので、繰り上げ返済をする場合は楽天銀行のような振込手数料を無料にできる銀行口座を開設しておくと良いですね。
キャッシングは繰り上げ返済しなくても少額なら大差ない
楽天カード
簡単に言えば、キャッシングは借り入れしているということですので、借りている日数が長ければ長いほど金利が付いて返済額が高くなってしまいます。
一般的には、キャッシングの金利は年率18%です。
しかし、金利18%というのは借り入れを1年掛けて返済した場合の話しですので、繰り上げ返済してしまえばそんなに掛かることはありませんね。
例えば、1台湾ドル3.6円、金利18%とした場合、1,000台湾ドルをキャッシングして30日後に返済してみましょう。
1,000台湾ドルは日本円に換算すると3,600円です。
この場合の金利は「3,600円×0.18÷365」で1日あたり約1.77円です。
1,000台湾ドル借りても1日1.77円×30日ですので30日後の利息はたったの53円です。
普通に銀行に預金がある人であれば、返済回数を1回にしておけば繰越返済をしなくても気になるような額では無いですよね。
もちろん、所持しているカードブランドなどで為替レートは変わりますので一例です。
しかし、どの方法を使っても海外キャッシングが現地通貨を一番安く手に入れる方法になるのは間違いありませんね。
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