これから台北へ行くけど観光で移動に利用する公共の交通機関ってどうなってるんだろう?
という悩みを解決するために、台北の電車、バスなどの交通機関の情報を簡単にまとめてみました。
一通り読んでおけば、現地で困ることは大幅に減りますし、お得な情報も入れていますので、軽くチェックしてみて下さい。
台湾のバスや電車の交通情報
台北市内で移動に使える公共交通機関は「MRT」と「バス」の2種類になります。
電車は主要な観光地の近くまでは行けますし、バスは上手に利用すればどこへでも行きたいところへ行けるので非常に便利です。
台北の鉄道の種類
台北の鉄道の種類には台湾鉄道の「台鐵:TRA」、新幹線の「高鐵HSR」、地下鉄「MRT」の3種類があります。
台北市内から九份や十份に移動する際に利用するような在来線が台鐵で、台中や台南への移動で利用する新幹線が高鐵ですね。
台鐵は、MRTに比べると昭和の日本の国鉄というような古さがありますが、新竹駅や台中駅のように日本時代の駅舎が残されている駅もあるので、電車好きには感慨深いでしょう。
台北のMRT
MRTは台北市内の全域をカバーしている地下鉄で、主な観光地周辺であればほぼ全てMRTで行くことができます。
台北市内を走るMRTと空港と台北市内を結ぶMRTは料金設定が違いますが、台湾の交通系ICカードの「悠遊カード」であればどちらも同じ様に利用できます。
MRTの料金は1区間が20台湾ドル、悠遊カードを利用すれば、20%オフの16台湾ドルで利用することができますね。
台北のバス
海外のローカルバスと言うと少し乗りこなすのが難しそうに感じますが、台北のバスは定額ですし、行き先、時間など全て親切に表示されているのでとても簡単です。
と言っても、バス停がどこに有るか探すのはネットが無ければ大変なので、現地のSIMカードやWi-Fiルーターをレンタルして、Google mapを使えるようにしておくのは必須です。
台北のバスは一律15台湾ドルで、現金で支払う場合は15台湾ドルちょうど用意しておかないとお釣りは無いので注意しましょう。
また、悠遊カードを使ってMRTからバスへ1時間以内に乗り継げばバスの代金が半額になるので覚えておきましょう。
ちなみに、バスはバス停で立っているだけでは止まってくれませんので、乗りたいバスが来たら手を上げて止めないといけません。
そして、降車する際は座席の近くにある降車ボタンを押すのですが、バスが停まる前には降車口の近くまで移動しておくのが一般的ですね。
日本のバスのように座るまで待つ、のんびり降りるのを待つというような優しさはありませんので気を付けましょう。
台北からの長距離バス
台北からの長距離バスは観光地で人気の「九份」、港町の「基隆市」、台中、台南、高雄などいろんな場所に安く行くことができます。
基本的に、台北駅にあるバスターミナルからの移動が一番簡単で便利ですね。
台北のタクシー事情
台北はバスや電車が安いですし、どこにでも行けてしまうのであまり利用することは無いですが、移動が面倒になった時には、やはり考えずに乗るだけで良いタクシーが便利ですね。
桃園空港から台北市内までは約1時間で約1200台湾ドル、台北市内の初乗りは70台湾ドルです。
日本と比べれば三分の一程度で格安と言っても、MRTが20台湾ドル、バスが15台湾ドルと、台北の交通機関の物価を考えるとかなり高いのは間違いありませんね。
もちろん、観光地付近ではボッタクリもありますし、交渉が必要な場合もあります。
タクシーを利用する可能性があるのであれば、配車アプリのUberは登録しておくようにしましょう。
台北市内を自由に動けるYouBike
台北市内の主要な場所の近くにはレンタル自転車のYouBikeがあります。
YouBikeを利用するには「悠遊カード」と「台湾のSIMの電話番号」が必要になりますので、SIMフリー携帯を持っている人しか使えませんが、使えると非常に便利です。
台北旅行では想像以上に歩きますので、ちょっとした移動にはYouBikeを使っておけば体力温存ができておすすめです。
料金は30分ごとで、4時間まで10台湾ドル、8時間まで20台湾ドル、9時間以上が40台湾ドルになります。