海外就職

留学後の就職・社会人留学の成功は留学前から決まっている

留学後の就職・社会人留学の成功は留学前から決まっている

 

Aさん

仕事を辞めて憧れの留学をしてみたいけど、帰国した後に仕事見つかるかなぁ・・・

でも、英語を身に着ければ仕事を変えて、人生を変えるチャンスがあるかも・・・

 

こんな風に思いながら仕事を辞めての留学に踏み切れない社会人も多いでしょう。

 

たしかに、日本は今でも留学については「英語なんて日本でも勉強できるんだからただの遊びでしょ?」という意見の人が少なくありませんので、帰国後の就職にはデメリットになる可能性が高いといえます。

 

しかし、実際に社会人になってから留学をして、帰国後に転職成功で給料アップしたという人も結構いますね。

 

そこで今回は、社会人が将来のキャリアアップを目指して留学する場合に気を付けなければいけないことについて、たくさんの社会人留学生と話をしてきた私の経験からご紹介します。

 

社会人留学の成功は留学前から決まっている

社会人留学の成功は留学前から決まっている

 

私の経験上では、社会人が海外留学する理由と言えば「どうせ仕事を辞めて転職するなら、この機会にやりたいことをやってみたい」と考えている人が多いですね。

 

しかし、社会人留学を考えている人の相談をしていても学校や生活の心配をする人はいても、英語を身に着けて帰国後にどうしたいかまで考えている人がかなり少ないということです。

 

私は留学で本気で成果を出したいのであれば、留学の目標と留学後にどうしたいか明確にした方が良いという話をします。

 

しかし、貴重な時間を使って留学するのに「行けばどうにかなるだろうし、今考えてもしょうがないので後のことはその時考えれば良い」と思っている人の方が断然多いですね。

 

確かに、まず行動することが大事なのでそれもアリなのですが、転職でのキャリアアップや給料アップを考えているのであれば、勢いだけでは再就職が失敗する可能性が高いと言わざるをえないでしょう。

 

充実した留学を経験して転職成功した人のホトンドは「留学して英語を身に着けてどうなりたいかを明確に見据えていた人」ばかりです。

 

留学前から留学後の就活までをプランニングする

留学前から留学後の就活までをプランニングする

 

私はいつも留学が成功するかどうかは80%留学前に決まっていると伝えているのですが、留学後の転職についても同じだと言えます。

 

これが留学して英語を身に着けることが目標であれば、留学前の学習計画が80%で現地での学習が20%ということになるのですが、社会人の場合はあくまで留学後の転職を成功させることが目的です。

 

この場合は、準備の80%は留学して英語を身に着けるまでが準備で、残りの20%が転職活動ということになります。

 

「英語が話せるようになった=留学成功」ではなく「転職成功=留学成功」ので、目的と手段を間違えないようにしっかりとした留学プランが必要です。

 

転機になる30歳で仕事を辞めて、夢にまで見たアメリカ留学をしたまでは良くても、たいして英語も身につかず、その間にスキルも身に着けず、貯金だけを使い込んで帰国したなんて人は山程いますよ。

 

転職までの留学プランは社会人留学のリスクを意識する

 

分かりきったことですが、社会人留学をして再就職するにはリスクがあります。

 

・働いていない期間ができるので、その説明と結果が求められる

・前職を辞めて海外に行った人はまた飽きたら辞めて海外に行くのでは?と思われる

 

転職成功を目指して海外留学するのであれば、必ず何かしらの結果を残す必要があります。

 

20代半ば位までの人であれば「留学先でボランティア活動」なども話のネタになるかも知れませんが、20代後半~30代になれば同じような話をしても「息抜きに遊んできた」としか思われませんからね。

 

例えこれが「留学をして現地で仕事をしていました」という経験だったとしても、日本では「海外かぶれしているので、そういう人は使いにくい」ということになる場合も結構多いのが悲しい現実です。

 

社会人が留学をするので面接時に聞かれるであろう質問に対して、ブランク期間の説明をしっかりと伝えられるような結果になることを意識して留学プランを作るということが大事です。

 

・留学なんてしなくても日本で英語は身に付くのにどうして仕事を辞めて留学する必要があったのか?

・仕事を辞めてまで留学した結果はどうだったのか?

 

転職を成功させたいのであれば、最低でもこの2つの質問にしっかりと答えられる結果になるようにしたいですね。

 

もちろん「英語が話せるようになった」なんて結果は当たり前のことなので、あくまで「社会人留学をしたあなたがその会社に必要になる理由」を意識すると良いでしょう。

 

そのような目的が特に無いのであれば会社を辞めて留学ではなく、まずは休暇を利用して1週間の短期留学をしてみると自分の心境の変化も感じられるのでおすすめです。

1週間の超短期留学でも意味はある・社会人が短期留学する3つの理由

 

目的もプランも無いのであれば英語を使う仕事に固執しないこと

 

留学にはプランが必要だとかなんだとかいろいろ言っても実際には「留学してみたいんだからしょうがない。後のことなんて知るか。」という人も多いことは事実です。

 

もちろん、そんな考え方の人はこの記事に辿り着くことすら無いと思いますが、不安ながらも心のどこかでそう思っている人もいるでしょう。

 

そういった人はとにかく英語を身に着けることを目標にして、帰国後は英語を使う仕事にこだわらずに就職先を探せが良いでしょう。

 

どうしても、留学してまで英語を身に着けて、帰国後に全然関係ない職に就くとか意味がないと思ってしまいがちですが、英語は仕事でなくても使える場所はたくさんあるので気にする必要はありません。

 

むしろ、日本で英語を中心に仕事ができる環境の方が圧倒的に少ないですからね。

 

留学で得られるものは英語だけでは無く、行動したという自信、視野が広がる、現地での経験、出会いなどいろんな副産物がありますので、少なくても留学前のアナタと留学後のアナタでは違う自分になっていることは間違いないでしょう。

 

目的無しでは帰国後の就職は厳しくなると思いますが、そういった経験を今後の仕事に生かせるように前向きに考えると良いですよね。

 

帰国後の就職を有利にするために注意するポイント

 

それでは、留学前に準備しておく帰国後の就活を有利にするためのポイントをまとめましょう。

 

・留学後に自分が就きたい職種についてどんな求人があるのかリサーチする

・留学前に最低でもTOEICで650点~700点を取る

・オンライン英会話で自分が行きたい国の英語に慣れておく

・留学は日常英会話コースではなく、職種によっては専門的なコースを選択する

・仕事は英語だけにこだわらない

 

それでは、これらのポイントについてチェックしてみましょう。

 

留学後に自分が就きたい職種についてどんな求人があるのかリサーチする

 

まずは、留学後の就職先のリサーチが無いと話になりませんね。

 

自分が就きたい職種や、自分が興味がある仕事がどんなものなのか?

 

また、その仕事はどれ位の求人があって、どんな条件で募集されているのかをしっかりとリサーチが必要です。

 

そうすれば、留学後に自分がどんなスキルを身に着けていないといけないのかもイメージすることができますので、それに向かって留学プランを作れば良いですね。

 

留学終わりになって、焦って転職先を探すようなパターンは良くありますが、それで成功することはなかなかありませんので、留学後がイメージできるまで徹底的に転職サイトなどをリサーチしましょう。

 

留学前に最低でもTOEICで650点を取る

 

フィリピン留学であれば、TOEIC300点位の初心者でも楽しませる程度の授業は十分に可能ですが、欧米諸国に留学をした場合は最低でもTOEIC600点レベルが無いと授業になりません。

 

初心者のまま留学したとしても、保育園レベルの初心者クラスに入れられるだけです。

 

グループクラスでネイティブの授業を聞いていても、日本の学校で受けていた意味のない授業が英語になっただけという話ですからね。

 

欧米留学で結果をだして、留学後の転職に結びつけたいのであれば、留学した段階である程度話せるレベルになっていないと意味がありませんし、若い人がスキルを身に着けるために留学をしても英語が話せないと、まともなスキルを身につけられるような仕事はできません。

 

もちろん、フィリピン留学にしても超初心者が6ヶ月留学したところでなんとか話せる中級者レベルになるくらいですので、そのレベルの英語が帰国後の就職に役立つのかと言えば、まず役には立ちませんよね。

 

あくまで、英語を身に着けることは当たり前の留学ですので、行く前にしっかりと最低限の英語力を付けておくことは当たり前です。

 

また、留学前にTOEIC650点を目指すにはもう一つの理由があります。

 

それは、そこまで準備しておけば少なくて帰国後に英語力があるという安心があるからです。

 

例えば、TOEIC300点台で留学しても6ヶ月後にTOEIC700点取れているかどうかは分かりませんが、TOEIC650点で留学を始めれば、少し頑張るだけで750点から800点は取れるので、十分に履歴書に書くことができます

 

この安心感はある意味保険として、留学に精神的な余裕をもたらしてくれますので、より充実した精神状態で留学に集中することができるようになります。

 

オンライン英会話で自分が行きたい国の英語に慣れておく

 

留学前の学習でTOEIC650点ほどが取れるようになったら、次はオンライン英会話をしましょう。

 

最近のオンライン英会話では、世界各国の先生から授業を受けることができますので非常に便利です。

 

特に、自分が行く国の先生の授業を中心に受けておけば大きなメリットが2つあります。

 

・現地に行った時に違和感なく留学を始めることができる。

・留学した時に現地で心強い友達になってもらえる可能性が高い。

 

アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、フィリピンなど留学先はたくさんありますが、それぞれの国や地域で英語は違いますので、事前に慣れておくことで留学のスタート地点が有利になります。

 

また、先生と現地で友達になれば、学校の授業以外で英語を使うチャンスも広がりますし、学校以外の友達を増やせば現地での仕事に繋がる可能性まであります。

 

留学費用を残しておくのも大事ですが、月に1万~2万円投資するだけで留学の質が大きく変わる可能性があるので、留学前のオンライン英会話はおすすめです。

 

職種によっては専門的なコースを選択する

 

留学では結構な確率で日常英会話コースを選択する人が多いのですが、完全にスピーキングやライティングに特化しているような学校を除いて日常英会話コースでは英語を伸ばすのに効率が悪いです。

 

短い期間でより効率良く英語を身に着けるには、バランス良く全体的に授業を受けるのではなく、より専門的な内容に絞って受講して、結果を残す方向で進める方が良いでしょう。

 

例えば、試験対策には興味がなくてもIELTSかTOEFLを受けておけばかなりしっかりとした英語力が身につきますし、どれだけ英語が伸びているかスコアで測ることができるのでおすすめです。

 

IELTSやTOEFLはTOEICと違って、スピーキングとライティングも含まれていますので、本当に使える英語力が無いと高得点は取れませんからね。

 

もし、帰国後に外資系の企業に就職するとなった際も、日本か韓国でしか役に立たないTOEICでは意味がありませんが、IELTSかTOEFLならどこでもしっかりと評価の対象になるというのも良いポイントです。

 

また、最近ではプログラミングなどを身に着けるIT留学、エンジニア留学などもありますので、英語と合わせてそういった専門的な学校に留学するのも有効な手段ですね。

 

留学後の仕事は英語だけにこだわらない

 

先の話の中でも書きましたが、留学後の就職だからと言って英語を使う職種にこだわり過ぎるのもあまり良くありません。

 

例えば、英語を使う職種といえば「留学エージェント」「英会話スクールのスタッフや講師」「観光のインフォメーション系」「添乗員」などが考えられます。

 

しかし、それらの仕事で英語を使うことは出来るかも知れませんが、英語を仕事にしている職種は転職してキャリアアップになるのかと言えば「収入ダウン」する可能性の方が高いと言えるでしょう。

 

もちろん、やってみたいことをするのは悪く無いので、最終的には好きにすれば良いですが、あくまでキャリアアップを目指すのであれば英語を使う仕事にこだわらずに英語も自分自身の一つの売りとして仕事を探す方が収入アップに繋がることがありますね。

 

例えば最近なら、外国人従業員を多く雇用している会社でも英語ができることは有利ですし、これから海外に出ようとしている企業を狙って就職し、将来的には海外駐在で余裕の生活というのもアリですよね。

 

留学後の転職を成功させるまとめ

 

とにかく、留学後の就職が成功するかどうかは、留学前にしっかりと準備しているかどうかが全てです。

 

ある転職サイトで留学が終わる1ヶ月~2ヶ月前に準備すれば留学後の就職は成功すると書いていました。

 

転職サイトなどのエージェントに登録してみるのは、それくらいのタイミングで良いですが、そこから今後の目標を決めるのであれば遅すぎです。

 

しかも、そんな適当なエージェントを使ってしまうと、まず留学で英語を身に着けること自体失敗しているだろうことが安易に想像できますね。

 

・企業リサーチ

・事前学習でTOEIC650点

・オンライン英会話で現地の英語に慣れる

・結果とスキルを得られる学校選び

 

これらを全て留学前にすることで、収入アップ、キャリアアップできる可能性が大幅アップしますので、興味があってここまで読んで頂いた方は是非無駄な社会人留学にならないように頑張って下さい。