私も何度も困りましたが、ビジネスで外国人と仕事をしていると日本人のようにスタッフが場の空気を読んで動いてくれたり、自分の仕事を関係ないことまで気を利かせてくれるということは、かなり関係性ができていないとできません。
そんな時に、外国人を相手に何かを伝える方法は「英語で話して伝える」か「文章で書いて伝える」のどちらかしかありませんね。
そこで、ある程度の英語学習をして簡単な日常会話程度に英語が話せるようになった人の多くが、話して伝えるために次のステップとして「ビジネス英会話」にたどり着きます。
しかし、実際には空気と状況で伝わるビジネスでは英会話よりも文章で伝えるライティングの方が間違えることができないので断然重要です。
ここでは「どうしてビジネス英語にはライティングが重要なのか?」と「ビジネス英語のライティングができるスクール」などについて書いていきます。
ビジネス英語のライティングができるスクール
まず、先に結論だけ知りたい人にお伝えしておけばビジネス英語のライティングができるスクールはオンラインスクールのベストティーチャーがおすすめです。
英文添削サイトはいくつかありますが、あくまで間違いを訂正して添削してくれるだけで作った文章を膨らましてくれたり、アイデアをくれるのはベストティーチャーだけです。
さらに、自分の作った文章を元に英会話の練習もできるので、自分が必要なことを効率よく話す練習ができるのが嬉しいですね。
イティング学習にベストティーチャーをおすすめする理由は3つです。
●ライティングに特化しているので、先生はライティングに慣れている
●ネイティブを含めて50ヶ国以上の先生がいて、いろんな考えを聞くことができる
●自分が考えた文章を元に授業を受けられ、さらにそれを利用してスピーキングもできる
もちろん、これから英語の勉強を始めるレベルの人にはベストティーチャーは無理です。
しかし、一通り英語の学習をして伸び悩んだ段階の人には、ベストティーチャーでのライティングが本当にオススメです。
ビジネス英語のオンラインをするのも悪くありませんが、まずは自分が伝えたいことを正しく書ける文章能力を付けないと効率が悪いのは言うまでもありませんね。
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書けない英語は話せない
例えば、一生懸命大学受験で英語を勉強したので英語はある程度書けるけど、話す練習はしたことがないから上手く話せないという人がいます。
そういった人は時間を掛ければ自分の考えを英語にして書き出せるということなので、ゆっくりでも話す練習に集中して、慣れてくれば思うように英語が話せるようになるでしょう。
しかし、自分が考えていることを英語にして書き出せない人はどれだけ話せるようになろうと練習をしても、一から文章を作り出すことができません。
書き出せない人の多くは、それまでの経験の中で身に付けた「基礎英語」や「丸覚えした文章」以外には使えないのです。
これでは、誰かと話している時でも最大限理解してくれようとしてくれる相手の優しさが無ければ、自分の考えを相手に伝えるなんてことはできません。
しかも、いつでも同じような言い回しを使っても、相手の優しさでその場を乗り切ってしまっていることで、自分は話せていると勘違いする人もいますね。
難しいビジネス英語を学習しても話せない
こういった考えが英語が話せるようにならない典型的な大きな勘違いです。
まず、自分の気持ちや考えを相手にしっかりと伝えることに難しい英語は必要ありません。
特に仕事上で人に何かを伝える時は、シンプルに分かりやすく勘違いを産まないように伝えることが大前提です。
それをやたらと難しい単語や言い回しを使ってしまうことで、その人のコミュニケーション能力の低さを露呈しているようなものです。
また、そういう考えを持っていて英語に自信がある人ほど会話の中に必要のない情報がたくさん入ってしまい、何が言いたいのか要点の分からない英語になることがとても多いですね。
プレイン・イングリッシュのすすめ
「プレイン・イングリッシュのすすめ」という本の中で、プレイン・イングリッシュというのが紹介されていますかご存知でしょうか?
プレイン・イングリッシュというのは、1978年に当時の大統領「Jimmy Carter」が署名した大統領令の1つです。
内容はこうです。
Federal officials must see to it that each regulation written in plain English and understandable to those who must complay with it.
連邦職員は、あらゆる規約がそれに関与するも者が理解できるように、Plain Engish(平易な英語)で書かれるように配慮すること
要は「大事な書類は誰にでも分かるように簡単な英語で書きなさい」ということです。
難しい単語や言い回しを身に付けて、ビジネス英語が話せれば英語がペラペラになると勘違いしている人にとっては正反対の内容ですね。
さらに、この本の著者であるケリー伊藤さんはこうも書いています。
「Write the way you talk.」(普通の話し言葉で書く)
出典:プレイン・イングリッシュのすすめ
これは日本人で言えば中学3年生が理解できる単語を使うということで、それはビジネスでも同じだということです。
中学レベルの英語でビジネスでも通用するほどペラペラに話せるはずなのにペラペラに話せない。
その理由は、ただ単にそのレベルの英語を使いこなせていないだけです。
小学校低学年レベルでも、自分の言葉を使って大人に伝わるように話せるのがその証拠です。
そもそも、英語には幼児のような話し方はあっても、日本語のような幼児言葉がありませんので、5歳でも70歳でも使う英語は同じです。
プレイン・イングリッシュの本は、英語を勉強する上でかなり大事な内容なので一度は読んでみると良いですね。
書く力があればビジネスでも英語が話せるようになる
ここで最初に戻りますが、書けない英語は話せません。
自分が頭で考えることを口に出すには頭の中で文章を作れないといけません。
しかし、少しは話せるけどいつまで経ってもペラペラに話せない人は「時間を掛けてもいいから自分の考えを英語で分かるように書いてみて」と言われるとほとんど書くことができないんです。
これは、英語を話せないのではなく、そもそも英語で文章を作る能力が無いんです。
なぜなら、適当に話せば勢いと相手の理解力でなんとかなるスピーキングの授業は受けたことがあっても、間違うと何も伝わらない自分の考えを書き出すライティングはしっかりとしたことが無いからです。
アメリカなどの大学に入る為にTOEFLやIELTSなどでライティングを頑張ったことがある人ならライティングの授業を受けています。
IELTSであれば平行して面接のために会話の練習もしていますし、外国人と仕事をしてもライティングで困ることが少ないですね。
しかし、日本人が大好きなTOEICでは、話すためのライティングも話すための練習も必要ないので、高得点でも英語が話せない人が多いということがあります。
英語が書けるようになるにはオンラインを有効活用
海外での仕事や日本で外国人と仕事をする時は、しっかりと自分の考えを伝えて、何をして欲しいか、何が目的なのかを的確に伝えないとダメです。
「普通はこう言えば理解するだろう?」なんていう考えでは誰も理解してくれません。
物事に対する考え方も人に対する文化も違う人が一緒に仕事するのですから、相手を思いやるコミュニケーション能力が無ければ外国人と仕事はできません。
フィリピン人スタッフを管理している日本人マネージャーがスタッフと話しているのを見ていると、明らかにしっかりと英語が通じていないのにミスをすると「ホントにこいつら馬鹿だなぁ・・・」と嘲笑しているような人は何度もみました。
ビジネスレベルで英語がペラペラになりたいのであれば、難しい英語ではなく、まずは中学生レベルの文法を使って、人に伝わる文章をスムーズに書く練習をすることが最短距離です。
頭で考えたことを好きなように書く練習をしながら、並行して話す練習をするということですね。
相手に伝わるように書ける英語は間違いなく話せますし誰にでも理解できますので、ベストティーチャーなどのオンラインを有効活用して英語を書く練習から始めましょう。
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