しかし。
そんなことを言っている人に限って「話せない人」または「話せるようにならない人」ということも多くの人に当てはまります。
そして、結論を言ってしまえばカランメソッドは暗記の要素はありますが、暗記する必要はまったくありません。
ここでは、カランメソッドを受講して、提供する側にも居た私の経験からカランメソッドが暗記ではない理由についてまとめています。
カランメソッドは暗記ではないが暗記でも良い
カランメソッドのレッスンを受けていると「こんなのただの暗記じゃん」と思うことは確かにあります。
カランメソッドは確かに暗記要素はあります。
しかし、試験対策のように前もって長い時間を掛けて暗記するのではなく、レッスン中の短い時間の間に暗記を行う必要があるという違いがあるからです。
たしかに、明日テストがあるので覚えましょうと言うと確かに完全な丸暗記になります。
しかし、カランの場合は記憶ではなく会話の中の秒単位で話された質問を頭の中に残すイメージです。
この一時的に頭の中に残すという作業を常に行うことことでカランメソッドの効果を存分に発揮できます。
●一言一句聞き逃さないことでリスニング力が上がる
●相手が何を話していたか、1回で頭に残せる情報量が徐々に増える
この2つのポイントを中1レベルの簡単なところから始めることによって、英会話をするための基礎になる土台を作り上げることができるということです。
カランメソッドはつらいし飽きるのが当たり前
私もカランメソッドをしていて面白いと思ったことはホトンドありません。
テキストの内容も基礎文法ばかりで単調ですし「こんなの日常会話で使わない!」というような文章もたくさん出てきますからね。
そんな内容をずっと繰り返すのですから、カランメソッドはつらいのが当たり前でしょう。
しかし、そんなつらいことを淡々とこなすことこそが、最短で英語が聞けるようになって、話せるようになる方法の一つであることは間違いありません。
根本的なことを言えば、英語の基礎を身に着けるためのレッスンで「面白い」「楽しい」ということがおかしいです。
もちろん、世の中にはいろんな学習法があるので私が知らないだけかも知れません。
しかし、私はフィリピン留学で学校のレッスンを開発するために有名無名問わずたくさんの英会話スクールの無料体験レッスンを受けたり見学しました。
そして、楽しいレッスンは会員として長期間継続させるために楽しませる要素は必要以上にあっても、そのレッスンで話せるようになることは無いと感じる内容ばかりでした。
その中でも話せるようになるレッスンを提供している英会話スクールで共通することは「つらい毎日の学習」と「つらい毎日の課題」を強制的にさせているということです。
カランメソッドは飽きるまで繰り返して本物になる
カランメソッドのやり方を説明する時にいつも同じことを言います。
カランメソッドは簡単すぎて飽きてしまうところまで反復練習を繰り返してようやく英会話で使えるレベルで身に付きます。
多くの人が簡単過ぎて飽きるところまで繰り返さずに、次々に新しいステージに進みます。
そうすると、内容が難しくなって瞬間的な暗記が追いつかずにつらい、こんなの意味がないという結果に終わります。
しかし、繰り返し頑張って簡単になってから次のステージへ進めばそんなことは起きません。
もちろん、カランメソッドにも無駄な長文で文法を説明するような、これは繰り返しても効果が薄いという文章もありますけどね。
そのあたりは、レッスンを受けていてどうしても意味を感じられない文章があれば飛ばしてしまえば良いでしょう。
カランメソッドを受講する際の基本は、自分の中でほぼ理解できているレベルの英語を反復練習して会話レベルで使えるようにする練習です。
難しくてつらいと感じるようであれば、そのステージを学習するにはまだ早いので、もっと簡単なステージを簡単過ぎて飽きるまで繰り返すことをお勧めしますね。
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