同じカランメソッドを受講していると良くあるのですが、良い先生と評価の高い先生でも間違いだらけのカランメソッドをしている人も少なくありません。
先生としては良い先生なのですが、カランメソッドとしては間違いということです。
ここでは、カランメソッドに注文をつけ過ぎて、もはやカランメソッドではない授業を受ける人にならないようにするためにどうするかをまとめています。
カランメソッドはルールを守る
ルールとしてカランメソッドはどの先生で受けても完全に同じようにしなくてはいけません。
しかし、トレーナーも毎時間すべての先生をチェックすることは出来ないのでやはり先生によって差がでます。
良い先生であればあるほど生徒の気持ちを汲んで調整してくれたりしますからね。
だからといって、5つ星で授業数の多い先生が良いかと言えば一概にそうは言えず、間違ったやり方なのに生徒の人気を得ている先生もオンライン英会話には少なくありません。
ここでは「そのやり方でやりやすいのかも知れないけど、それじゃカランメソッドをやってる意味ないよ?」という間違いをまとめました。
ペースを合わせてゆっくり話してくれる先生
これは非常に多いのですが、カランメソッドで初心者向けにゆっくりと話してくれる先生ほど、やりやすくて良いと言われる傾向にあります。
確かに、5回目位までのレッスンであれば、ゆっくり目に話してもらって慣れるということは良いです。
しかし、ずっとゆっくりと話してもらったままステージが終わって、次へ行くとなると話は変わります。
カランメソッドは基礎の構文で作られた簡単な文章を高速で話す先生の声に集中して聞き取り、それを瞬発的に返すトレーニングです。
それを先生が気を使ってゆっくりと話していたら、リスニングのトレーニングになりません。
それでは気を使ってゆっくりと話してくれるオンライン英会話の先生としか会話が成立しない人になってしまいます。
先生は気を使ってゆっくり話してくれているとしても、自分で伝えて早くしてもらわないと無意味です。
明らかに理解できていないのにドンドン進む先生
「何を言っているのか分からないからちょっとペースを落として欲しい」
という声もありますが、これは気を使わずにドンドンと進む先生が正しいです。
自分が受けているステージで何を言っているのか分からない、またはスムーズに話せないのであれば、それは背伸びし過ぎです。
理解していることを使えるようにするのがカランメソッドの使い方です。
カランメソッドで何を言っているのか分からないのであれば、ステージを下げるか、インプットしてから受講しましょう。
私は初心者が英会話の基礎を作るのにステージ4以上はする必要が無いので、スムーズに話せるようになるまで永遠にstage1~stage4を繰り返せば良いと思っています。
ある程度話せるようになってからステージ5以上への挑戦は、英語力とリスニング力キープのための練習になって良いでしょう。
上級者の英会話の伸びにはあまり関係ありませんけどね。
カランメソッドのレッスン中にフリートークをしてくれる先生
わざわざ高い予約金を払って、カランメソッド中にフリートークをしてくれる先生が良いという人がいることに驚きですが、普通に考えれば最悪の先生ですね。
私が生徒であれば開始から1分も取られたらイラッとしてしまいます。
もちろん、1秒でも早く授業に入ってくれる先生が良い先生です。
フリートークをしたいのであればフリートークの授業でやれば良いですからね。
カランメソッドのレッスン中に質問に答えてくれる先生
レッスン中の質問はカランメソッドの公式認定校では禁止ですし、ルールとして出来ないことです。
しかし、認定校ではないオンライン英会話の先生にはレッスン中に質問に答えてくれる先生が普通にいます。
これを生徒の要望に合わせてくれる良い先生だと言う人がいますが、これもカランメソッドで英語を話せるようになりたいと考えているのであればまったく良い先生ではありません。
レッスン中に質問なんてすると、カランメソッドではなくただの文法クラスになりますし、せっかくの練習時間がどんどん無くなってしまいますからね。
カランメソッドのレッスン中に質問が出来るというだけで、効果が低い偽物レッスンを受けていると思って間違いありません。
発音の修正をしっかりとしてくれる先生
カランメソッドはレッスン中にサラッと発音を修正することはありますが、それほどしっかりと直してくれる訳ではありません。
これは、発音の修正に時間を取られて、本来の目的である基礎トレーニングが出来なくなるからです。
しかし、先生によっては生徒の為だと思って、むやみにしつこく直してくる先生もいますし、生徒側も丁寧に修正してくれる良い先生だと思っている場合があります。
これも先生も生徒も大きな勘違いですね。
本当に英語を効率よく学びたいのであれば、カランはカラン、発音は発音で分けるのが一番良いです。
わざわざ、予約金を払って基礎の反復練習をしている時間を止めて、発音矯正を受けるのは時間とお金の無駄ですね。
まとめ
最終的にどの先生が良くて、どういうやり方が好きというのは人それぞれで良いのです。
英語が伸びるペースも人の勝手なので自由にすればいいですよね。
しかし、本当に英語が話せるようになりたくてカランメソッドを受講しているのであれば、使い方を間違えずにきっちりと受講した方が良いのは間違いありません。
カランメソッドは公式認定校がおすすめ
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「説明に出てきたような間違ったやり方が好きなんだけど・・・。」
という方はカランメソッドではなく「DMEメソッド」がおすすめです。
カランに比べてかなりルールが緩いですので、初心者でも気楽に受けることができますよ。
イングリッシュベルはDMEメソッドの公式認定校です。
カランメソッドが厳しそうならカランよりゆるいDMEメソッドがさらに初心者向けです。
カランメソッドには公式認定校と非認定校で大きなメリットの違いがあるので注意しましょう。
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