これから留学をして一気に英語力を身につけたい人が、フィリピン留学を6ヶ月留学すれば本当に英語が話せるようになるのかどうか心配で踏み切れない人もいるでしょう。
そこで、中学1年の英語も理解できないまま留学した私のフィリピン留学6ヶ月の体験と英語学校でたくさんの留学生をカウンセリングした経験から、フィリピン留学を半年した結果とこれから留学するならどうするかをまとめました。
フィリピン留学を半年すれば英語は話せるようになる
フィリピン留学でそれなりの数の留学生を見てきた結論から言えば、個人の頑張りで英語力のレベルの差はあっても、フィリピン留学を半年すれば英語は話せるようになります。
最初がどれだけ初心者だったとしても大丈夫です。
超初心者が留学したとしても、6ヶ月のフィリピン留学でこれくらいのレベルにはなりますね。
話す方はまだまだのレベルだったとしても、聞く方はかなり上達するので英語で話しかけられる恐怖心はほぼ無くなるでしょう。
かなり効率良く全力で頑張った人であればもっと伸びる可能性も十分にあります。
どうしても、フィリピン留学や留学生向けに話しているネイティブの授業だけでネイティブの英語に対応するのは厳しいです。
しかし、本当に英語力を伸ばすための学習を意識することで通常のフィリピン留学よりは効率よく効果を出すことができます。
フィリピン留学を6ヶ月した日本人の英語平均レベル
初心者でも、まったく英語力がゼロの初心者と中学レベルの文法基礎は身についている初心者かどうかも関係するので同じ6ヶ月でも英語の習得率に差はあります。
しかし、フィリピン留学を6ヶ月すれば日本人の英語力の平均レベルより上にはなります。
一般的に英語が話せない人達から見れば「英語が話せてかっこいい人」に見えますが、自分の中では「まだまだ全然話せない」という感覚ですね。
さすがに初心者から6ヶ月では自分の思った通りに自由に話せるようにはなりませんので、自分の英語はまだまだという感覚は拭えないでしょう。
中にはフィリピン留学を6ヶ月しても、対策無しでTOEIC600ほどが取れない人もいますが、それは学校や授業内容の責任ではなく、自分自身が最低限の努力すらしていない場合と断言できます。
フィリピン留学を半年する前にやるべき英語の学習
私が中学英語も理解していない超初心者の人にフィリピン留学を考えていると言われれば「現時点ではしない方が良い」とお伝えします。
しかし、どうしても自分ひとりでは学習できない人も多いですし、強制的に学習環境に身を置いて、日常的に英語を耳にしながら生活する効果はとても高いことは事実です。
もちろん勢いで留学してしまう場合でも、初心者にも学習すべき道のりを厳しく示してくれる学校やダイレクトメソッドで効率よくスピーキングの練習ができるNILS
そこで、これから留学するのであれば最低限でもこれだけはしなければいけないことを説明しましょう。
フィリピン留学での学習時間の目標を立てる
どれだけ英語が早く身に付くかは「学習方法」「学校の環境」なども大事ですが、一番大事なのは「学習時間」です。
フィリピン留学中は普通でも1日10時間、頑張って12時間は学習時間に当てましょう。
セブ留学で本気で勉強している留学生の平均学習時間は10時間以上ですし、みんなが当たり前にこの時間を学習しているので少ないと感じるくらいです。
この時間が短ければ短いほど英語が話せるようになる自分は遠ざかり、留学が無意味なものに近づきます。
なんだかんだと理屈をこねて出来ない理由を説明しても、実際の学習時間が短ければ話せるようになりません。
英語が話せるようにならない人の大半は、圧倒的に学習時間が足りない場合がほとんどです。
単純に言えば留学中の学習時間は「授業数=自習時間」です。
1日6コマであれば6時間の自習時間が必要ですし、8コマであれば8時間必要です。
この場合、私が一番おすすめする授業時間は1日6コマですね。
レベルが相当低い人であれば、自習の方が大事なので4コマでも良いと思います。
疲れ切らない程度に授業を受けられる限界が6コマ、睡眠時間を削らずに自習に取り組める限界が6時間くらいですので、1日8コマや10コマなどのスパルタは効率が悪いだけです。
●最低限で1日10時間の学習をするとした場合
・6ヶ月(24週間)平日だけカウントして120日×10時間=1200時間
・6ヶ月(24週間)土日の自習時間48日×3時間=144時間
合計の学習時間1,344時間
これくらいを最低の学習時間目標とすれば、フィリピン留学を6ヶ月することで間違いなく一定レベル以上の英語は話せるようになります。
留学中は必ず学習時間のグラフを作成して壁に貼り付けて、どれだけ学習しているかを可視化しましょう。
フィリピン留学前には必ずしっかりと中学文法を学習する
これは何度書いたか分かりませんが、中学文法だけは絶対に必要です。
中学文法を身に着けずに留学してしまうと、それだけで短くても4週間は無駄な時間を過ごすことになります。
留学前に何もしてこなかったので、中学文法から勉強を始めるが授業内容がさっぱり理解できないまま4週間は無駄にする。。
中学文法を身に着けてから留学したので、スタートから英会話の練習に取り組むことができる。
留学生Aは、フィリピンに行ってから日本でもできた学習を始めるので、本当の留学スタートが4週間以上は後からになり、留学期間が実質20週しかまともな学習ができないこの差は非常い大きいですよ。
中学文法を100%身に付けないといけないとはは言いませんので、80%程は理解していくことを強くお勧めします。
一人で文法の学習ができないのであれば、オンライン英会話やカフェ英語などで日本人講師から文法授業を受ければ良いですね。
フィリピン留学前にすると半年留学の効果が高まる学習
余裕があるのであればやっておいた方が良いのが瞬間英作文などの短文作成ドリルです。
何か一冊でも良いので、留学前に徹底的に練習しておけば、半年のフィリピン留学のスタート地点が大きく変わりますし、結果も全然変わります。
中学文法は身に付けて来たけど、文章作成能力は低い。先生が何を言っているのかもあまり聞き取れない。授業に慣れるまで4週間は必要。
中学文法を使った短文であればある程度作れて、何度も音を聞いているのでリスニング力も上がっている。先生が言うこともなんとなく分かるので授業がスムーズになり、スタートダッシュができる。
留学生B程度まで事前学習しておけば、留学前にすでに初心者は卒業して初中級者レベルでスタートできますね。
これくらいの下地を作っておけば留学の24週間をフルに有効活用できるので大きなアドバンテージがあります。
半年の留学前にオンライン英会話をするのがより効果的
フィリピン留学前に瞬間英作文などの教材を1冊でも徹底して終わらせた段階で、オンライン英会話で英語を話すことに慣れておくとより効果的に留学を開始できます。
学習するというよりも、慣れることで十分なので週に2~3レッスンで1ヶ月だけでも構いません。
もちろん学習することも視野に入れておいたほうが良いには間違いありませんので、その場合は私がいつも会話の初心者向けにお勧めしているカランメソッドやSide by Sideを選べば良いですね。
どちらかと言えば最初に受講するのであればSide by Sideがおすすめですが、瞬間英作文などを本当に徹底して繰り返した人であればカランメソッドからスタートしても大丈夫です。
まとめ
フィリピン留学を6ヶ月することは非常に効果が高いです。
しかし、なんの計画性も無く行けばどうにかなると思って留学してしまうと高い確率で留学は失敗して英語も話せるようにならない結果が待っています。
●学習時間目標を立ててしっかりと守る
●中学文法は必ず80%は身に付ける
●瞬間英作文などの短文作成ドリルは1冊で良いので徹底して反復練習する
●オンライン英会話で英語を話すこと、生の英語を聞くことに慣れる
ここまでできれば6ヶ月間で想像以上の成果を出すことも無理ではありません。
むしろ、留学前にここまで出来る人は半年の留学ではなく3ヶ月の留学をお勧めします。
正直に言ってしまえば、留学前にここまで出来る人は留学しなくてもレベルに合った適切なオンラインレッスンと練習時間さえ確保すれば英語が話せるようになりますので、6ヶ月の留学は不要です。
留学期間は長ければどうにかなるというよりも、短期間でどれだけ集中して学習時間を確保できるかを意識した方が良いですね。
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