こんにちは。
超初心者からカランメソッドで鍛えられて「英語を聞く」「英語を話す」ができるようになり、今では英語を始めたい人にはカランなどを勧めまくっているロクです。
私がマネージャーをしていた語学学校でもカランビジネスはありましたね。
ただ、私がフィリピン留学に関わってきた限りではビジネスカランの受講生には会ったことがありません。
しかし、ビジネスカランに興味がある人は受講して効果があるのかどうか気になりますよね。
ここでは、私が語学学校のマネージャーとしてカランメソッドなどのダイレクトメソッドを提供していた経験から、ビジネスカランについてまとめています。
●ビジネスカランが受講できる条件
●ビジネスカランは効果があるの?
●95%以上の人がビジネスカランよりやるべきことがある
英会話の学習者にカランメソッドのビジネスカランは効果がない
私が語学学校で多くの留学生をカウンセリングをした経験からはっきりと言います。
英会話の学習しているレベルの人にビジネスカランは効果がないので不要です。
例えば、フィリピン留学ではビジネスカランを提供している学校がありますが、ほぼ誰もビジネスカランを受講していません。
ビジネスカランを受講しない理由は簡単。
「留学生の95%以上に必要無い」からです。
要は、留学する人の95%以上は英語がスムーズに話せないレベルなので、ビジネスカランなんてまったく必要ないということですね。
例えば、ビジネスカランを受講する価値がある人と言えば・・・
すでに日常生活での英会話にはまったく問題が無く、将来的に英語を使った仕事がしたいから、とにかくビジネスに関わる用語を身につけたい人
このような人でしょうか。
ただ、多くの英語学習者が勘違いしますが、ビジネス英語は日常英会話より簡単です。
何故かと言えば・・・
海外で働けば分かりますが、日常英会話ができる人であれば仕事で使うビジネス英語なんて1ヶ月もあれば身に付きます。
実践のプレッシャーの中で嫌でも使えるようになるので、わざわざ使うかどうか分からない英語をビジネスカランで学ぶ必要はありませんね。
はっきり言えば、日本人で言えば小学校4年生レベルが話す日本語と同程度の英語スムーズに話せない人はビジネスカランなんて受けても効果は無いと言えるでしょう。
小学校4年生レベルでスムーズに話せないのであれば、ビジネス英語よりも日常会話の話題づくりの練習をした方が遥かに効果がありますね。
ちなみに、ここの記事に辿り着く人には関係無いと思いますが、他の記事でもご紹介しているとおり基本的な英会話にカランメソッドのステージ4以上は必要ありません。
ビジネスカランで学べる内容
例えば、ビジネスカランで習得できる内容と言えば・・・
・約700個のビジネスに関する単語
・有用性のあるフレーサルバーブ(句動詞)
・ビジネス関連のイディオムと頻出語句
もちろん、これらが身につくのであれば効果が無いことも無いです。
しかし、もう一度お話しますがこのような内容は、海外で英語に囲まれて仕事をしていれば実践ですぐに身に付きます。
その仕事に必要な単語や言い回しを実践の中で何度も何度も耳にします。
そうやって本当に必要なビジネス英語だけ身に付きます。
わざわざ使うかどうか分からないビジネス用語がたくさん入ったビジネス英語やビジネスカランを受講する必要はありません。
ビジネスカランを受講できる条件が厳しい
また、ビジネスカランを受講しようとする人は知っていると思いますが、ビジネスカランを受けるには条件があります。
カランメソッドをステージ8まで終了している人だが、推奨はステージ10まで終了している人が望ましい。
一応ステージ8まで終了していれば受講できるということですね。
ただ、ビジネスカランにはカランメソッドのステージ10相当の単語などが始めとから登場します。
なので、できればステージ10を終了している方が良いのが推奨理由ですね。
しかし、ステージ10を終えるには最短でも約130時間必要です。
1日1コマ25分のレッスンを毎日受けていても、ステージ10が終わるには312日必要なのでおおよそ1年は頑張らないといけません。
受講する条件的には相当厳しいと言えるでしょう。
もちろん、非認定校のオンライン英会話スクールなどではカランメソッドのルールは無視されています。
お客さんの希望さえあれば実力関係なしにハイレベルなレッスンを受講できるスクールもありますね。
ただ、カランメソッドをステージ10まで頑張る理由が無いのであれば無駄な時間を過ごさずにもっと早く話せるようになる練習をするのがおすすめです。
合わせて読んでみる
→カランメソッドのステージ12が終わると英語が話せるようになる?
ビジネスカランやビジネス英語に対する勘違い
留学のカウンセリングなどで良くでるビジネス英語あるあるですが・・・
日常英会話ができていない人の多くは、ビジネス英語など更に難しいことをすれば英語がもっと話せるようになると勘違いしています。
基本的に日常英会話よりもビジネス英語の方が上だと勘違いしているんですね。
ビジネス英会話を身に着けたいと言って留学する人の多くが最低限の日常英会話も当たり前にできていないのが現実です。
そして、将来的に仕事で英語を使いたいからと言って・・・
・ビジネス用の語彙を学ぶ
・ビジネスで使える言い回し学ぶ
・ビジネスで使われる難しい表現方法を知っておく
これらを学習すれば仕事で英語を活用できるようになると考えるからですね。
しかし、こういったビジネス英語を学んだ大半の時間は無駄になるのは目に見えています。
それは、将来的に働く職業で使われる英語なんて的確に教科書に載っていないからです。
貿易なら貿易の英語、ITならITの英語というように専門に使われる用語を学ばないと意味無しですね。
また、基本的なことを言えば、ビジネス英語よりも日常英会話の方が断然難しいです。
ビジネス英語は決まった英語しか使いませんが、日常英会話はあらゆるジャンルが会話で必要になりますからね。
日本人がビジネス日本語なんて学ばないように、英語も普通の日常会話がしっかりとできればビジネス英語なんてする必要はありません。
もちろん、それぞれのビジネスで必要な英語で書かれた交渉術の本や話題の作り方などは自分で勉強する必要があります。
そういった本気でビジネスのために使える英語が必要な人は普通のオンライン英会話では意味がありません。
より専門性が高く先生っぽくない先生と生きた会話ができるなんかがオススメですね。 【Cambly(キャンブリー)】
ビジネス英語のお話についてはこちらをどうぞ。
効果のないビジネスカランよりも普通の会話力を鍛えるべし
簡単にまとめればこういうことです。
日常英会話ができるレベルであればビジネスカランやビジネス英語は必要ない。
日常英会話ができないのであれば日常英会話の練習をしましょう。
まずは、日本の小学校4年生レベルで日常英会話がスムーズに出来ることを目指す。
この方が確実にビジネス英語を身につけることができますね。
ただ、こういった練習をする場合にオンライン英会話で利用されるのが「フリートーク」ですが、これだけは本当に止めておきましょう。