セブ島はビーチリゾートだけを楽しむのであれば王様生活、お姫様生活を送れるので非常に簡単です。
しかし、セブを本気で楽しもうと思うとインフラが弱いセブですので、しっかりとスケジュールを立てておかないいけませんね。
ここでは、現地在住者の視点から私だったら友人達にどうやってセブ観光を過ごしてもらうかモデルコースを考えてみました。
現地でオプショナルツアーや自力移動での観光なども上手く組み合わせて、徹底的にセブを遊び尽くすモデルルートになっているのでご参考にどうぞ。
セブ島観光のモデルコースは大きく2タイプ
セブ島観光のモデルコースというと南国リゾートを楽しむプランを思い浮かべると思いますが、セブ島での観光モデルコースは大きく2つに分かれます。
・マクタン島内にあるビーチリゾート周辺の高級ホテルで楽しむ
・セブの市街地にあるホテルでセブの街を楽しむ
大多数の観光客はリゾート地だけで全てが完結するリゾート派で、旅慣れている人や何度もセブに渡航している人は何かと便利なシティ派です。
リゾートを楽しむことを目的にする人は、マクタン島から出ることなく帰国する人もかなり多いですね。
私が観光客におすすめするのは初日は市街地のホテルに宿泊して、2日目と3日目をリゾートホテルに宿泊するモデルコースです。
セブシティ1泊、リゾート2泊がオススメの理由は、1泊目は夜に到着して寝るだけですので、高級ホテルに宿泊しても勿体無いからです。
2日目の早朝にオプショナルツアーで迎えに着てくれるバンに荷物を載せてツアーに行き、帰りはそのままマクタン島のリゾートホテルに移動するのが無駄がなくてオススメです。
セブ観光はリゾートホテルは高級ホテルを選ぶべし
セブ島でリゾート感を楽しみたいのであれば絶対にやってはいけないことがあります。
それは5つ星以外のホテルに泊まること。
セブ島の綺麗なビーチリゾートは全て高級ホテルのプライベートビーチですし、海を眺めながらインフィニティプールを楽しめるのは5つ星ホテルだけです。
●シャングリラ マクタン リゾート&スパ
それ以外のホテルではリゾート感なんてありませんし、ホテルでのんびり優雅に過ごすなんてことはできません。
中途半端に高いのに中身が大したことがないという、まず間違いなく後悔することになりますので、必ず5つ星ホテルに宿泊しましょう。
5つ星ホテルであれば、1名1泊15,000円から30,000円はしますが、スパ、食事、オプションなど全てホテル内で完結できますので、極上リゾートを楽しめますよ。
少し市街地にショッピングに行きたい時は、ホテルから1日数本のシャトルバスが出ていますのでそれを利用すれば良いですね。
https://5cebu.com/2018/03/17/mactan-resort/
セブ島でリゾートホテルにはこだわらないならセブ市街地で泊まる
こんな人は、全て市街地のホテルに宿泊し、最大限の節約をして格安のオプショナルツアーで楽しむ方向で行きましょう。
なので、宿泊場所はリゾート周辺ではなく、セブ市街地にすることをおすすめします。
セブ市内のホテルで日本人が耐えられるレベルであれば下は2,500円位からのホテルを選べば大丈夫です。
ただ、セブ市内からマクタン島のビーチリゾートは遠いのでめんどくさいのは我慢しましょう。
セブ島観光のオススメ航空会社は?
成田空港からセブ島への直行便はフィリピンのフラッグシップであるフィリピンエアーとLCCのセブパシフィック航空が運行しています。
セブ島への到着時間
・セブパシフィック航空 成田発 13:55頃- セブ空港着 18:30頃
・フィリピンエアー 成田発 09:35頃- セブ空港着 14:00頃
・フィリピンエアー 成田発 14:25頃- セブ空港着 19:00頃
※出発時刻や到着時刻は日によって多少変わります。
ちなみに、大阪、名古屋からはフィリピンエアーしか直行便がなく、どちらの空港からでもセブ島着は19:00~20:00です。
ただ、フィリピンエアーがフィリピン代表と言っても、最近ではLCCのセブパシフィック航空の方が断然安いですし、安全面でも評価が高いのでセブパシフィック航空の利用がおすすめですね。
という訳で、今回はセブ空港へ19:00頃に到着して、マクタンのリゾートに宿泊する場合のプランで進めたいと思います。
セブ島のモデルコース・セブ島に到着して最初にすること
セブ空港へ到着してから一番最初にすることは、ホテルに行く前に空港のATMで現地通貨のフィリピンペソを引き出すことですね。
海外旅行で現地通貨を入手するにはクレジットカードでのキャッシングが一番レートが良く、無駄な時間も省略できるのでおすすめです。
現金派の方は、空港での両替は5,000円位の最低限度にしておいて、リゾート周辺にあるレートが良い両替所を利用すると良いですね。
最低限5,000円分も両替すればその日の分は十分賄えるでしょう。
セブ島初日のと言っても、空港からセブ市内のホテルへ到着するのは20:00頃ですので、それほど出来ることはありません。
夜ご飯はホテルのレストランで済ませるのも良いですが、体力があるなら近場のレストランに出掛けましょう。
セブはどこにでも日本料理、フィリピン料理、イタリア料理などのお店があるので食に困ることはまずありませんね。
ご飯を食べたら近場にある90分1,000円以下の激安マッサージを楽しむのもおすすめです。
セブ島1日目の観光モデルコース
■05:00~17:00
実質初日の2日目は現地オプショナルツアーを使ってオスロブのジンベイザメツアーに行きましょう。
普通なら1名12,000円はするオスロブのジンベイザメツアーが混載ツアーなので一人参加でもたった約3,600円の現地オプショナルツアーがあります。
日本でジンベイザメが見れるのは沖縄の美ら海水族館、大阪の海遊館などが有名ですが、どちらも水槽の中にいる1匹~2匹のジンベイザメを見るだけです。
しかし、オスロブのジンベイザメツアーは一緒に泳げる上に、多いときには20頭近いジンベイザメにほぼ100%出会うことができるという世界で唯一の場所です!
しかも、餌付けされているだけで100%天然のジンベイザメですので、余程の悪天候で餌付けができない日でない限りは間違いなく会うことができますよ。
何度でも書きますが、セブに着てジンベイザメツアーをしなければ、セブ島観光の価値が大幅ダウンは間違いありません!
オプショナルツアーであればホテルまで送迎が迎えに着てくれますし、ホテルからオスロブまでの約3時間に朝食休憩、トイレ休憩など何も心配する必要が無いので、発展途上国に慣れていなくても安心です。
オスロブのジンベイザメツアーの注意点
セブ島のジンベイザメツアーと言えば、それはもうたくさんのツアー会社がありますが、ぶっちゃけ料金もサービスもほとんど同じです。
平均して13,000円前後が普通の料金ですが、たまに激安1名9,800円などの料金を出している会社があります。
しかし、その料金は6人や8人で申し込んだ時の料金なので「お!安い!」と広告に釣られていくとイラッとしますよ。
また、ホテルが提供しているツアーも基本的にはフィリピン人経営のツアー会社と提携しているので、少し安いですがそれでもたいして変わりません。
ジンベイザメツアーに自力で行こうとすると、早朝5時までに市街地の外れにあるバスターミナルへ行きます。
そこから、あちこちで止まりながら時間を掛けて目的地を目指す乗り心地最悪の暴走バスに乗り込みます。
帰りも普通に座席に座れないかも知れない暴走バスなど、楽しいよりも面倒くささと疲れの方が勝ってしまうことになるので観光客にはおすすめしません。
また、格安ツアーであればコスパからすると自力で行くよりも安いですし、混乗ツアーなので一人で参加しても二人分の料金を取られてることもありません。
ジンベイザメの後は海辺のオシャレなレストランでフィリピン料理
■18:00~20:00
ジンベイザメツアーから戻って、そのままマクタン島のリゾートホテルへ移動します。
時間は17:00~18:00頃になっていますので、ホテルで少し休憩してディナーに出かけると良いですね。
本当はツアーから戻ってスパで疲れを取れれば良いのですが、オスロブからの帰りは渋滞に嵌まると1時間から2時間ほどスケジュールがずれ込む可能性があるので、スパの予約は難しいです。
という訳で、マクタン島のディナーのオススメは「Lantaw Floating Native Restaurant(ランタウフローティングネイティブレストラン)」です。
マクタン島の中では一番人気のレストランで、雰囲気も味も言うこと無しです。
他のレストランは行きそびれても良いですが、ランタウだけは行かないと「あーここ行かなかったー!」と後悔することでしょう。
人気のお店ですが、料金はお手頃価格で海の上で食事ができますよ。
セブ島にある激安マッサージで1日の疲れを癒やす
■20:30~22:00
マクタン島の中にもセブではお馴染みの激安マッサージ「ヌアッタイ」がありますので、ディナーの後はマッサージで1日の疲れを癒やしましょう。
90分のホットオイルマッサージでも1200円ほどで受けることが出来ますので、惜しみなく一番長いコースを選ぶと良いですね。
特に週末の場合は夜間が混み合うので、ランタウに行く前に立ち寄って予約しておきましょう。
もし、いっぱいでも他にも良い激安マッサージはありますので心配する必要はありませんよ。
セブ島で夜のクラブ活動をする人はマッサージの後
■23:00~26:00
セブ島で夜のクラブ活動をする場合はマッサージが終わってからが一番ベストな時間です。
どこのクラブも24:00~26:00頃が一番盛り上がっていますので、あまり早く行ってもガラガラです。
マクタン島のリゾート周辺からセブ市街地周辺までのタクシーはメーター利用で400ペソから500ペソ(800円から1000円)ですが、マクタン島のリゾート周辺のタクシーはだいたい交渉してきます。
早い時間帯であれば片道500ペソで大丈夫ですが、深夜など足元を見られる時間は1,000ペソほどふっかけられる可能性もありますね。
セブで一番オススメのクラブは「LIV SUPER CLUB」でしょう。
エントランスが300ペソ(約700円)と現地では高いレベルなので、客層はお金持ちの外国人や富裕層のフィリピン人ばかりです。
ナンパだけが目的の安い人達がいないので、純粋に音楽と踊りが楽しみたい人にオススメです。
もう一軒のおすすめは「ICON」です。
こちらは、まだ出来て新しいですが、エントランスが100ペソなのでセブの中流階級の人達が多く集まります。
行く日によるかも知れませんが、セブで一番盛り上がっているクラブでしょう。
ただ、日本人や韓国人といって留学生も増えているので、ローカル感は薄まってきましたね。
夜のクラブ活動は良いですが、フラフラと周辺を歩かず、移動は必ずタクシーを利用しましょう。
また、市街地のクラブや繁華街からマクタン島のリゾートに戻る場合は十中八九値段交渉が必要ですので、通常400ペソ~500ペソでも800ペソ~1000ペソまでであれば仕方ないと諦めないといけません。
もしくは、レンタルWi-Fiなどを用意して、配車アプリの「Grab」を設定して、セブで使えるようにしておけばボッタクリ合わずに済むのでオススメです。
どちらにしても、3日目もありますので早めに帰りましょう。
セブ島での観光3日目のモデルコース
■09:00~15:00
セブ島3日目は、ジンベイザメと同じく参加しないと必ず後悔するアイランドホッピングです。
セブ島の海に遊びにきて、アイランドホッピングをしないとか何をしに着たのか分かりませんからね。
アイランドホッピングは日本語で言えば島巡りで、マクタン島周辺で綺麗で有名な島を巡りながらシュノーケリング、島に上陸してシーフードBBQなどを楽しめるリゾート遊びの代表です。
もちろんお酒も飲めるのですが、海でシュノーケリングを楽しみたいなら危ないので控えましょう。
また、お酒を飲んで船に乗ってそのまま全てリバースしてしまう人もいるので、船酔いする人は飲んだだけ損しますよ笑
アイランドホッピングの後は高級スパでリラックス
■16:00~18:00
アイランドホッピング後のルートとして女性編は高級スパです。
セブにはたくさんの高級スパがありますが、高級と言っても日本と比べれば格安です。
しかも、フィリピンだからサービスも格安レベルと思ってしまいますが、本気のお店は日本と比較しても大差がないサービスレベルです。
日本なら120分で20,000円は必要な内容でもセブなら6,000円~8,000円程度で済んでしまいます。
マクタン島の中でも女性に人気でオススメの「Tree Shade Spa」は、日本と比較すれば格安なのにラグジュアリーな気分に浸れますよ!
また、セブのスパは男性客も多いので大丈夫ですし、カップルの人はカップルルームもありますので安心です。
セブ島の巨大ショッピングモールで食事とお土産
■18:30~21:00
セブにはたくさんの巨大ショピングモールがありますが、お土産の買い物メインであれば「SM City」がおすすめです。
マクタン島からは比較的近い場所にありますし、SMであればだいたいどんなレストランも揃っているので困ることはありませんね。
セブにある巨大モールはどこでも迷子になるくらいに大きいので、ウィンドウショッピングをするだけでも楽しいですよ。
帰りもショッピングモールからであればタクシー乗り場がありますので、マクタン島へ戻るのも心配する必要はありません。
ただ、夜間はタクシー待ちでかなりの行列になるので、配車アプリを利用して直接呼んだ方が断然早いですね。
SM Cityで最後のフィリピン料理を楽しむのであれば、オススメのレストランは「KUYA J」です。
KUYA Jは何を食べても外れがないフィリピン料理レストランなので、フィリピンで最後のディナーを楽しみましょう。
「3日間全てフィリピン料理のディナーが嫌だ!」
という人は、他にもたくさんレストランはありますのでご自由にどうぞ。
セブ島観光の最終日の朝は早い
セブパシフィックであれば成田行きは07:40発なので、遅くても05:30には空港に向かいましょう。
フィリピンエアーは午前中08:00発と午後15:00発の2本あるので、ゆっくりとしたい人は帰国便だけフィリピンエアーにするのも良いですね。
午後発であれば、ホテルのビーチでひと泳ぎする、最後の激安マッサージに行くなども出来ますね。
以上が、私が友人をもてなすことを考えた場合に考えられるベストな観光ルートでした。