カランメソッド

カランメソッドのデメリットは何がある?

初心者が最短で最低限の英語が話せて、ある程度のリスニング力が身に付くカランメソッドですが、デメリットになることも当然あります。

2019年9月現在で私が調べた限りは17社のオンライン英会話でカランメソッドを提供しています。

デメリットになるようなことは何も書かれていませんので、語学学校でカランメソッドを提供する側にいた私の経験から、カラン嫌い派の方々が書いているカランメソッドのデメリットをまとめてみました。

カランメソッドのデメリット

 

ロク

まず、ネットでいろいろ書かれているカランメソッドのデメリットの一覧です。

タマ

私も受講していて思うことがあるので気になります。

 

●教える方も教わる方も授業が面白くないし退屈

●日常で使えるような自然な英語ではない

●30年も40年も前のテキストを使っていて使われていない言葉が多すぎる

●英語初心者向けではない

●人それぞれタイプが違うのに一つのメソッドで縛るのは無理がある

●文法の説明の例文が興味なさ過ぎてめんどくさい

●イギリス英語じゃなくてアメリカ英語がやりたい

●難易度が急に上がって難しすぎる

●1年掛けてステージ12までやったけど話せるようにならなかった

 

タマ

面白くない!退屈!これ本当にそうですね。

ロク

たくさんデメリットがありますね!
では、本当にこれらがデメリットなのか、まったく英語が話せない初心者の時に毎日6ヶ月続け、フィリピン留学で2年間カランメソッドの授業に関わっていた私の視点から説明してみたいと思います。

 

カランメソッドは教える方も教わる方も授業が面白くないし退屈

 

教える方が退屈というのはどうでも良い話ですが、受講者の方も面白くないのは間違いありません。

本気でやればやるほど、単調な反復練習になるので面白い訳がありません。

しかし。

高校球児が毎日バットの素振りを100本していて楽しいと思っているでしょうか?

プロのサッカー選手が毎日フィジカルトレーニングをして楽しいと思っているでしょうか?

楽しいと思っているMな人も中には居ると思いますが、大多数の人は「将来の為に、強くなる為にしなければいけないからしている」はずです。

数ヶ月、年単位で血の滲むような努力をして、それが実った時に自分がどうなるかという楽しみの為に続けています。

英語の学習も最初の内は楽しんでやれば良いですが、一定レベルを越えてくると授業が楽しいから続けているではいつまで経っても話せるようになりません。

本当に話せるようになった人の多くは、やり方は違っても地味な繰り返し、反復練習を続けた人達です。

 

カランメソッドは日常で使えるような自然な英語ではない

 

全てがそうとは言いませんが、確かにこんなの絶対に使わないだろうという文章は多々あります。

例えば。

先生:Have you more fingers than thumbs on your hands?
あなたの手には親指よりも、多くの指がありますか?

生徒:Yes, I’ve more fingers than thumbs on my hands.
はい、私の手には親指よりも、多くの指があります。

たしかにこんな質問使わないですよね。

しかし、カランメソッドでは身近なモノを利用してイメージしやすくすることで、理解しやすいように設計されています。

特別な理由がない限り一般的な認識では手には親指が1本、その他の指が4本というのは動かない事実なのでイメージはしやすいです。

この文章だけ見るとおかしな質問と思うかも知れませんが、まったく同じ構文で次のような文章もしっかりと出てくるのでイメージで理解が簡単になるということです。

先生:Are there more people in a town than in a village?
街には村より多くの人がいますか?

生徒:Yes, there are more people in a town than in a village.
はい、街には村より多くの人がいます。

カランメソッドはテキストが古い

これについては、私が受講していた頃は本当に訳のわからない古い文章が使われていましたね。

しかし、2012年に改定されていますので、この問題についてはすでに解決済みです。

大雑把に言ってしまえば、基本的な構文なんて何年経っても変わりません

50歳の人が話す日本語と20歳の人が話す日本語では確かに意味が通じない単語もあるかも知れませんが、誰にでも認識される普通の言葉で話せば年齢によって違いはありませんよね。

教材なんて多少古くても言語を学ぶのであればそれほど気にすることではありません。

若者言葉やスラングなんて、後から実生活で知れば良いことですしね。

カランメソッドは少し難しいので英語初心者向けではない

 

よくカランメソッドは少し話せるようになった中級者向けという方がいますが、どこからどう見てもカランメソッドは初級者向けです。

カランメソッドは、初級者が手っ取り早く最低限話せるようになり、聞けるようになるためのトレーニングですので、ある程度話せるようになった中級者には必要ありません

なぜこういったことがデメリットだと言われるかと言えば、カランメソッドの教材はステージ1からステージ12までありますが、ステージ5に入った辺りから急に難しくなるからです。

カランの授業はスピーディに進むので、初心者でも40時間から50時間でステージ5のレベルに到達してしまうのですが、そんな短い時間で対応できるレベルではありません。

なので、多くの人がステージ5からステージ6で挫折して止めてしまう結果となりますね。

それが「難しい」と言われてしまう原因です。

そこで、大事なことはまずステージ1から4を徹底的に繰り返して、このレベルをまずめちゃくちゃ簡単過ぎるというレベルまで使いこなせるようにすることです。

このレベルが使いこなせていないのに次々に先へ進むスタイルでは、難易度に追いつける訳がありません。

カランメソッドをするために重要なことは、これから練習するステージの教材の中身を見て全て文章が理解できる状態になってから取り掛かるのが重要なポイントです。

と言っても、私はステージ4から上はする必要が無いと考えていますので、やはり初心者に最適な教材だと言えます。

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全ての人を一つのメソッドで縛るのは無理がある

 

もちろん、メソッドはいろんな人が提唱しいてるので好きなモノを選べば良いですね。

その中でも、カランは長年の実績が有り、多くの人が効果を得ているということです。

勉強、スポーツ、科学など大抵のことには基本があり、その基本にはオリジナル性なんて必要ありませんので、基本が身に付くまでは一つに縛られても仕方ないですね。

基礎の無いオリジナルは、基礎から作られたオリジナルには勝てません。

 

カランメソッドは文法の説明が興味なさ過ぎてめんどくさい

 

心の底から同意します。

文法の説明パートはカランメソッドで一番不要なパートだと思います。

文法なんて日本語で理解出来ていれば、英語で説明しないと理由はありません。

一番イラッとするのは、文法の説明を英語で出来ないと

「あ、この生徒は文法が理解出来ていないんだ」

と判断して、文法の説明をしてくる先生ですね。

私はある程度慣れた時には文法の説明は全て飛ばして貰っていました。

カランメソッドはイギリス英語じゃなくてアメリカ英語がやりたい

私も受講している時はアメリカ英語の方が良いと思っていましたが、今は気にならなくなりましたね。

一般的に日本人はアメリカ英語を中心に学習しているので、イギリス英語を「これ訛ってる」なんて言ってしまう人もいます。

さらには、「Can」の発音を「カン」というと「キャン」だと直してくる人もいます。

もちろん、そういったことを言う人は英語の知識が少ない人達なのですが、慣れていないので仕方ないですね。

世界に出れば両方の英語が使われているので、区別せずに学習した方が良いのは間違いありません。

●アメリカ英語寄りの国

アメリカ
フィリピン
日本

●イギリス英語寄りの国

ヨーロッパ諸国
カナダ(両方使う)
ロシア
アフリカ諸国
インド
シンガポール
香港
オーストラリア
ニュージーランド

最初は片方に絞った方が楽ですが、慣れればどちらも知っておいて損はありません。

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カランメソッドを1年掛けてステージ12までやったけど話せるようにならなかった

 

カランメソッドを終了させるのに必要な時間は平均して160時間とされています。

1年掛けてステージ12まで終わったということは、1年で9600分カランメソッドをしたということです。

オンラインレッスンは1回25分なので、1年で合計384回の授業を受けたということですね。

大雑把に言えば毎日25分カランメソッドをしたという認識で良いでしょう。

ハッキリ言いましょう。

その学習時間で話せるようになるのであれば、世の中の英会話教室は全て倒産しています。

しかも、毎日25分しているということは、日々どんどん新しいパートに進んでいるということなので、習得することよりも教材を終わらせることを目指したことが失敗の原因です。

もちろん、これが1日25分のカランメソッドと1時間の復習、さらに2時間の自習だったとすれば大きく結果は変わったでしょうね。

また、先にもご紹介したように1年掛けてステージ1から4の繰り返しを続けていたとしても、もう少し良い結果が出ていたはずです。

しかし、カランメソッドは基本的に1年も2年も掛けてダラダラ続ける学習法ではありません。

しっかりと時間を確保して3ヶ月程度で終わらせるのが最も効率が良い方法です。

私のオススメは3ヶ月でステージ1~ステージ4だけを徹底的に繰り返すことです。

カランメソッドには公式認定校と非認定校で大きなメリットの違いがあるので注意しましょう。

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