最近は、45歳で早期退職という解雇が流行っていて、仕事を辞めて引きこもっている40代や50代が多くなっていますね。
内閣府が発表した40歳から60代の中高年の引き篭もりはなんと61万3000人だそうです。
自室からでない状態が6ヶ月以上続いている人を対象にしているのですが、かなり多いですね。
しかし、嫌な仕事を無理にしようとしなくても、45歳の引き篭もりであろうとフリーランスなら普通になることができますよ。
ここでは、40代でもフリーランスにはなるのは難しくないということについて、パニック障害持ちで一般社会では働けないために45歳でフリーランスになった私の経験からお話してみます。
45歳の引き篭もりのきっかけは退職
40代の人が引き篭もりになるきっかけの多くは「退職」ですね。
20代や30代であれば、自分の経験を使って自分が希望する仕事を探すチャンスがありますが、40代で退職してしまうと、よほど特殊な能力がないと出来る仕事は限られます。
もちろん、仕事を選ばなければ40代でも年収200万から300万くらいは稼げる仕事はいくらでもありますが、割り切って何でも出来ない人も少なくありません。
スキル無しの40代が出来る仕事といえば、工場のライン、倉庫作業、交通誘導警備員、トラック運転手などでしょうか。
早期退職などであれば、しばらく働かなくても良いお金を得ているのも、慌てて働かなくて良いという原因になりますよね。
しかも正直言って、頑張り次第で収入は青天井です。
45歳の引き篭もりでもフリーランスになれる
私は40歳を前にしてフィリピンに移住して無給インターンで働き、40代で起業しようとして頓挫し、貯蓄をほぼすべて無くし、そこからなんとか見つけた現地採用の仕事もまた辞めてフィリピンで2度無職になりました。
高卒ですし、ろくに社会で働いた経歴の無い上に、パニック障害持ちの私の場合は日本で普通の会社に入ることはまずできないので、実家に住ませてもらってアルバイトでもしながら生きるしか無いかと考えていましたね。
しかし、日本に帰って働くことはいつでもできるのでこう考えることにしました。
残りの貯金をすべて食いつぶすまでフリーランスになれるスキルを身に着けよう!
そこからは、1ヶ月5万円で暮らせるフィリピンを中心に生活し、フリーランスのライター、ブロガー、アフィリエイターをしながら、プログラミングやWEBマーケティングの勉強などを続けて1年でどうにかなってしまいましたね。
そして、現時点で大きな声で1年前の私に言えることは「1年でそこそこ頑張れば引き篭もりの40代だってフリーランスになれる」ということです。
ブロガー・訪問者0のブログが1日3000人になった
私は収益用の特化ブログを含めていくつかブログを持っていますが、一番PVが多いこのブログでピークは月間9万PV位です。
トラベル系の記事が多いブログなので、日本の長期休暇前から終わるまでは一気にPVが伸びますし、時期が終われば月間6万PV位まで落ち込みます。
しかし、このブログも始めた時はもちろんPV0ですし、ブログを始めてから30日以上は毎日の訪問者が0~10人程でしたね。
最初は気合が入っていましたし、どうにかこれを仕事にしようと思っていたので30日で80記事は書きました。
記事数が100記事、150記事、200記事と増えるにつれて、PVはどんどん上がっていき、300記事を越えた時には9万PVに届いていました。
300記事を越えたのはブログを始めてから10ヶ月程経った頃ですが、6万PVを越えた位からはgoogleアドセンスの広告だけで30,000円前後はgoogleからお小遣いがもらえています。
また、並行してアフィリエイトで特化ブログも作っていましたので、フリーランスになると決めてから1年でアドセンスとアフィリエイトの合計で月に15万円以上になりましたね。
Twitterの世界には6ヶ月で7桁とかいうバケモノがゴロゴロとしていて、そんな人はほんの一握りにしても、月に数十万ならチャンスは誰にでもあるでしょう。
40代の引き篭もりでもライターとして月に10万ほどは簡単
ブログで5万PVほどになった時にフリーランスのライターとして仕事をしてみました。
そして、フリーランスのWEBライターとしても月に10万位はそれほど難しくないと思いましたね。
私の場合はブログ先行だったのが功を奏したのですが、仕事に応募する際も自分のブログや「5万PV程度のサイトを持っている」ことで信用を得て、1文字0.5円というような超初心者向けの激安の仕事をする必要もありませんでした。
1文字1円から2円でも1時間で1000文字位は軽く書けますので、ライターとして毎日2件ほどの仕事があれば2,000円~4,000円になります。
受ける件数と文字数によりますが、毎日5時間~6時間ほど書けばバイトすらする必要ないという感じですね。
日本の場合、月10万では生活するのもギリギリかも知れませんが、引き篭もっていても月10万稼いでいればそれはもう引き篭もり卒業ですよね。
私も今は人の為に書くなら自分の為に書いた方が儲かるのでライターはやりませんが、たまに学校関係で留学系の記事を書いて1時間1500文字程度で3000円入ってくるのでお小遣いにはちょうどいいですね。
もし、何かのきっかけで収益を無くしたとしても、WEBライターとしてやって行けば生きて行くのはなんとかなるでしょう。
まとめ・40代の引き篭もりでも問題ない
私はネタづくりのために海外旅行もしますし、日本にも帰国しますので完全な引き篭もりというわけではありません。
しかし、フィリピン滞在中は家から出るのはスーパーまでの買い出し、数日に1回の近所の食堂でのご飯、あとは気晴らしにカフェでブログを書くとき位です。
それでも、40代にもなって日本でやりたくもない仕事をしているのと同じ程度の収益を得ていますし、物価の安い国を選べばパソコン一つで好きな場所で生活することもできるようになりました。
フリーランスになってしまえば年齢も学歴も引き篭もりであることも関係ないですし、パソコンをカチャカチャとしているだけでストレスなくお金を稼ぐことができますね。
こんなことは誰にでも出来ることではないという人もいますが、大抵の人は続けられずに収益を得る前に挫折してしまうので出来ないだけです。
引き篭もっている1年間にしっかりと勉強しながら努力すれば、間違いなく誰にでもできますね。
出来なかったとしても、どうせ引き篭もっているだけで何もしていないよりも遥かにマシですよ。