台北旅行をする場合は1泊2日の週末旅行や2泊3日程度の場合が多いですので、多くの人がいろんなモデルコースを参考にして考えるでしょう。
そこで、実際に台北を訪れて、台北が初めての観光客に勧めるならこのコースが無駄がなくて良いなと思う1日の観光モデルコースを九份や十份は除いて、台北市内だけでまとめました。
途中で分岐するパターンもあるので、好みによって上手に利用して下さいね。
台北でおすすめの1日観光モデルコース
まずは、初めての台北旅行なら多くの人が訪れる定番の観光地とローカルな朝食、小籠包、人気の夜市などを含めた1日観光のモデルコースです。
バスや電車を駆使して自分の足で周るのも楽しいですし、3人~4人のグループなら桃園空港から車をチャーターするのもアリでしょう。
朝から1日活動するということを前提にモデルコースを作っています。
総統府近くの永和豆漿大王で朝食
台北観光では総統府の見学に行く人も少なくありませんね。
私が見学した際も同じグループに20代~30代の日本人女性ばかり15人ほどがいました。
と言うわけで、午前中に始まる総統府の見学前に総統府のすぐ近くにある「永和豆漿大王」で台北のローカルな朝食が楽しめます。
台湾で食べた、朝ご飯おいしかったなー。
永和豆漿大王😋 pic.twitter.com/CHvvEF4tXi— チュチュ @HMJ2020 ★C-149 (@thuthu_note) December 12, 2019
永和豆漿大王で最後の朝食
豆漿、油條、肉包、蛋餅、蘿蔔糕、名前忘れたパイみたいな胡麻パン
これで1人240円!腹がやばい pic.twitter.com/xuAzj3cYo3— ぬぬぬわん (@jarac_toon) November 28, 2019
永和豆漿大王には一通りのローカルフードが揃っているので、一番人気の塩豆漿、卵焼き、揚げパン、飯糰などで台湾式の朝食を食べましょう。
男性向けにオススメはザーサイや猪肉鬆(豚肉のふりかけ)がぎゅっと詰まった、もち米おにぎりの飯糰です。
台湾の総統府を見学・開放日は要チェック
朝食を食べ終えたら日本が統治していたに日本人の設計によって建てられた台湾の総統府を見学しに行きましょう。
写真は斜め正面から撮影していますが、正面でウロウロしていると衛兵さんにチョロチョロしないようにと怒られるので注意しましょう。
1919年に建てられた総統府は2019年でちょうど100年を迎えて、今でも台湾では大切に利用されています。
総統府は月曜日から金曜日の午前中9時から12時まで無料で1階のみボランティアガイドさんに着いて見学することができます。
中に入れるのは9:00からですが、その前にボディチェックなどもありますね。
また、月1回だけ別の階も開放されて見学できるようになっていますのでタイミングが合う人は是非行ってみましょう。
開放日など特別観覧の詳細などは総統府の公式ページ(中国語か英語)からどうぞ。
8:30頃にはすでに入場で並んでいる人がいますが、慌てなくても8:45頃に到着すれば十分に初回のツアーに参加できます。
無料見学ツアーの所要時間は約1時間なので、ボディチェックなどを含めれば約1時間30分みておくと良いですね。
ちなみに、月曜日と木曜日のツアーであれば陳さんという歴史に詳しい日本語ガイドさんがいます。
私も参加しましたが、陳さんが色々話してくれるのは良いのですが、展示物は重要な物以外ほとんど無視して話したいことを話しますので良かったのか悪かったのか分かりません(笑)
一応、ガイドが終わってからまた戻って展示物を見に行くのはOKですが、どこへでも行って良い訳ではないので注意しましょう。
中正紀念堂へで衛兵交代式を見学
総統府見学の所要時間は約1時間30分で、遅くても10:30には終了します。
次は、総統府から少し回り道になりますが、2月28日公園を抜けて東門(景福門)を眺めながら中正紀念堂へ移動しましょう。
総統府から中正紀念堂まではスタスタと歩けば約20分程です。
中正紀念堂でお馴染みの衛兵交代式は毎時0分に開催されるので、総統府から急いで歩くことで11時に見ようと思えば見れます。
しかし、時間ギリギリに到着すると見る場所が無いくらい人で一杯になるのでおすすめしません。
とりあえず、12時からの交代式を見ることにして、1時間ほどは中正紀念堂をゆっくりと見学しましょう。
中正紀念堂は思ったよりも大きい建物で、入り口の門から本殿まで辿り着くまでに結構距離があります。
毎時0時よりも30分くらい前に到着すると、このような感じで人もおらずガラガラの中で、まったく微動だにしない衛兵さんを凝視することが出来ます。
しかし、衛兵交代式が始まる15分前には大量の人で溢れていますね。
中正紀念堂には日本の歴史にも大きく関わっている蒋介石について色々と展示された物がありますので、11:40位までは中正紀念堂をゆっくり見学しましょう。
のんびりし過ぎて交代式の10分前などになるとまた混雑に巻き込まれますので、とりあえず20分程前には衛兵交代式が見られる場所に移動すると良いですね。
中正紀念堂周辺で小籠包を食べる
中正紀念堂の周辺には美味しい小籠包のお店が集まっているので、好きなお店で小籠包を食べましょう。
観光客が多くて、人気のお店は杭州小籠包です。
杭州小籠包は中正紀念堂からは徒歩5分位の距離にあるので、衛兵交代式が終わった後は大体混雑しています。
しかし、私のおすすめは中正紀念堂から徒歩10分程にある黄龍荘という小籠包のお店です。
何を食べても美味しいですが、小籠包と海老炒飯のコンビネーションが最高です。
完全にローカル客ばかりのお店なので、並んで行列していることはありませんが、12時を過ぎるとあっという間に席が無くなってしまいます。
ただ、衛兵交代式を見た後に移動して、13時にもなればお昼に入ったお客さんが一巡する頃ですので、それほど待たずに入ることができるでしょう。
値段もリーズナブルでむやみに高いだけの有名店よりも美味しいので、行って後悔はありませんよ。
龍山寺でおみくじ
中正紀念堂駅、または東門駅から電車またはバスで龍山寺へ向かいます。
中正紀念堂駅からは電車であれば西門駅で乗り換えて龍山寺へ向かうことになりますね。
電車であれば約25分ですが、徒歩でも30分ほどですので、昼食でたくさん食べたカロリーを消費したいのであれば散策ついでに歩くのも良いでしょう。
バスであればGoogle mapで近くのバス停から龍山寺へ向かうバスを探せば簡単です。
いきなり夜の写真になっていますが、私は龍山寺は夜しか行ったことがないので、あまり気にせずに読み進めて下さい(笑)
龍山寺自体はそれほど大きくもありませんので、一通り見てお参りを真似ても15分程で終わります。
台湾のお寺ではおみくじを楽しむことができるので、お願いごとをしてみましょう。
また、龍山寺周辺には華西街観光夜市など昼でも営業している胡散臭い商店街などもあるので、軽く見学すると良いですね。
華西街観光夜市の通りには激安足裏マッサージのお店が数件並んでいるので、少し予定を替えて此処で足裏マッサージを受けるのも良いでしょう。
西門町周辺へ移動 (コースBへの分岐地点)
次は西門町へ移動して、かき氷で人気の三兄妹雪花氷、西門町の散策、ショッピングでお土産などを買いましょう。
西門町の三兄妹雪花氷で
パイナップルライチかき氷〜🍧
もうすでに疲労してきた😌 pic.twitter.com/a4D8qNiYbb— オム🍳 (@omu_taiwan) September 15, 2019
まだ食べられるのであれば、西門町にある天天利美食坊や梁山泊小籠包もありますよ。
しかし、ここで食べ過ぎると夜の夜市で何も食べられなくなるので、黒糖ミルクティやかき氷程度に控えておいた方が良いでしょう。
西門町エリアの撮影スポットは西門紅樓、台北市電影主題公園などがありますね。
西門町はLGBTフレンドリーなので、ゲイの象徴であるレインボーカラーなどが至るところにありますよ。
ゲイフレンドリーなマッサージ屋さんやLGBTフレンドリーなホテルまでありますね。
西門町の散策が終わったあたりで、疲れている頃だと思います。
ホテルの場所にもよりますが、一旦ホテルに戻って夜市に向けて休憩すると良いですね。
台北観光では、出来れば台北駅周辺、西門町周辺でホテルを取るのが一番便利です。
安宿探しならこちらをどうぞ。
台北の夜市でB級グルメを食べ歩き
1時間~2時間ほどホテルで休憩して、夜になったら士林夜市、饒河街夜市、寧夏路夜市など行ってみたい夜市に行きます。
個人的なおすすめは観光客が多すぎず、のんびり夜市で過ごせる饒河街夜市です。
しかし、観光目的であれば常に人混みで大渋滞し、人気のお店は常に30分から60分待ちの士林夜市を味わうのも楽しみの1つかも知れません。
例えば「士林夜市から寧夏夜市」または「饒河街夜市→寧夏夜市」の順番であれば両方行くこともできますね。
士林夜市と饒河街夜市は離れすぎているので、まとめて行くには不向きです。
最後に、台北駅周辺や西門町周辺には深夜まで営業している足裏マッサージなどがたくさんあるので、一日の終りはマッサージで終ると明日への疲れが取れますね。
台北の一日モデルコース・Bコース
故宮博物院などを周りたいという方向けに、龍山寺観光の後に西門町へ行かず故宮博物院へ向かうモデルコースのルートをご紹介します。
ホテルでの休憩が無くなるので少しハードですが、完全に1日使い切りたい方におすすめです。
故宮博物院へ向かう
龍山寺駅から故宮博物院へは電車とバスを利用して約1時間ほどの距離になります。
行き方は士林駅まで行けば、現地で親切な案内が出ているので簡単です。
16時30分頃には空き始めている故宮博物院に到着できるので、人気の展示物を除けばゆっくりと見て周れますね。
●平日:月曜から木曜 08:30~18:30
●金曜・土曜: 08:30~21:00
●日曜日:08:30~18:30
陶磁器や遺物などに興味がある人なら2時間位は必要だと思いますが、興味がない人にとっては1時間もあれば余裕で全て周れる感じです。
故宮博物院へ行くのであれば、近くにある順益台湾原住民博物館とセットで購入しても故宮博物院の料金と同じのチケットがオススメです。
正直なところ、陶磁器に興味が無ければ順益台湾原住民博物館の方が面白いです(笑)
ローカルフードを食べ歩き・士林夜市へ
故宮博物院から士林夜市は近いように見えて案外遠いです。
何故かと言えば、士林夜市なので士林駅の最寄りかと思いきや、最寄り駅は1つ向こうの剣潭駅です。
ですので、故宮博物院がある士林駅からは約600m程歩く必要があるので、思ったよりも遠いです。
ですので、帰りは剣潭駅から戻るのがオススメです。
夜の西門エリアへ移動
士林夜市で大行列を堪能した後に元気があれば西門町へ向かいましょう。
大体のお店は22時頃に閉まるので、あまりショッピングを楽しむことは出来ません。
しかし、もちろん飲み屋的なお店やマッサージは深夜まで営業しているので十分に利用できますね。
西門町では夜になるほど台湾最大のゲイタウンの姿が見えてくるので、興味の有る方は夜の西門紅樓周辺を巡ってみましょう。
もちろん、ストレートの方や家族連れなども普通に夜を楽しんでいるので、怖がる必要はありませんよ。
台北観光1日モデルコース・まとめ
台北市内だけを観光するのであれば移動はMRTとバスがあれば大体時間通りに動けます。
総統府と衛兵交代式の時間さえ気にしておけば、後の順番は適当でもなんとかなりますね。
いろんなコースが考えられますが、現地ではWi-Fiで地図を調べられるようにして、電車やバスの時間も調べられるようにしておくのがおすすめです。
Wi-Fiで全て調べて行動するのはスタンプラリーのようになってしまうこともあります。
しかし、スタンプラリーってやってみると結構楽しいので初めての台湾旅行ならそれで良いと思いますね。
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