こんにちは。
40代直前で無職からフィリピンを拠点に海外生活を始めたもののコロナで帰国。
日本ではブログやライティングで生計を立てているロクです。
海外就職って40代からでもできるんでしょうか?
40代から日本脱出して海外就職したいなんて言えば普通はバカにされますよね。
しかし、先に結論から言えば「私の経験で言えばできる」です。
今はコロナで無理ですが、また新しい世界になって新しいチャンスが生まれると期待していますね。
ちなみに、私がどのような流れで日本脱出したかと言えば・・・
・39歳のアラフォーで仕事を止めて無給のインターンで海外移住。
・インターンを止めて海外で起業に失敗し貯金が100万以下まで減少。
・フィリピンで就職。当時で月給13万円スタート、最高月収18万円。
・フィリピン人オーナーと揉めてフィリピンで無職になる。
・帰国せずに引きこもって1年後にブログで月20万円突破。最高月収55万円。
このような流れから日本で普通に働く程度の収入を得て、今は場所を選ばずに生活しています。
そこで、実際に40代からスキルなしで海外移住をした私の経験から、40代から日本脱出をして海外就職や海外で生きていく方法を深掘りしてみましょう。
40代からの海外就職は現実的には厳しい
日本での仕事を辞めて海外移住をする人の動機と言えば・・・
この3つのどれかに当てはまる人が圧倒的に多いでしょう。
しかし、現実的な話をすればスキル無しのアラフォーの私が海外へ移住していきなり転職するのは無理でしたね。
特に40代のスキルなしでも働けるとなるとかなり限られた職種になります。
というよりも、40代のスキル無しができる仕事といえば「コールセンター」くらいしかありません。
スキルや職歴が無ければやりたい仕事に就くことはまず無理なのは日本と変わりません。
正直に言って、言語の壁があるだけ海外就職はもっと厳しいと言えます。
ただ、フィリピンなら40代でもなんとか働ける仕事もあります。
しかし、オンライン英会話や語学学校などでも、さすがに40代となるとそれなりの運とタイミングに左右されますね。
海外移住を考えるのであれば、まずは現地で留学して様子をみつつ仕事を探すのがおすすめです。
どちらにしても、海外で生活をするのであれば路頭に迷わない程度の英語力は必要ですね。
合わせて読んでみる
→初心者が英語を話せるようになるには短期集中・長期戦は挫折間違いなし
転職サイトが使えるのは高いスキルと学歴がある人だけ
海外転職も、たくさんの転職サイトがあるので仕事を見つけることが出来ます。
何らかのスキルがあるのであれば、現地で仕事を見つけるよりも転職エージェントを使って有利な転職をする方が断然おすすめです。
海外で働けるスキルと言えば・・・
●IT系エンジニアやプログラマー
●高度な英語が話せる営業職
●空調、配電など施設全般のエンジニア
●輸出入に詳しい事務職
●料理長レベルで経験のある職人
こういったスキルがあればどこの国でも高給で働くチャンスはありますね。
しかし、ハッキリといって40代から海外向けの転職サイトを利用できるのは高いスキルがある人だけです。
40代となると学歴があってもその職種に必要なスキルと実務経験が無いとなると、もうどうしようもないと言って良いですね。
40代からスキル無しで海外へ転職のチャンスがあるとすれば・・・
インドネシアに新規出店のラーメン店の店長候補募集・6ヶ月~1年研修あり未経験可・年齢不問
このような案件であれば可能性があると思います。
しかし、それがやりたい仕事であれば良いですが、海外に出たいがために興味のない仕事をしても続かないのは目に見えています。
また、海外で責任者として働くということは絶対に逃げられない環境になるので、そのストレスは日本社会の比では無いことは簡単に予想がつきますよね。
もちろん、そういった環境に身を置くのも海外での逃げ道を断つという手段としては良いです。
ただ、そういった立場に立つと間違いなく24時間仕事が頭から離れなくなります。
日本で会社員として給料を貰いながら働くよりも自由な時間は間違いなく無くなります。
そうなると、自分の人生を生きたいという目的から外れてしまいますよね。
海外でも40代で中途採用されるのは日本のブラック企業
日本社会で働くことが出来なくても、海外に出て新興国に行けば「日本人というだけで仕事があるから誰でも働ける」と思っている人は結構多いです。
しかし、海外でも40代が中途採用されやすいのは日本人が経営するブラック企業ばかりですね。
日本人というだけで出来る仕事は、たいていその国の邦人社会では最底辺と呼ばれる仕事で、完全にブラックな日本の中小企業だったりします。
海外にある日本のブラック企業は、学歴不問、年齢不問、未経験歓迎、語学力不問という応募要件の仕事は「離職率が高い・仕事がキツイ・給料安い」のでいつも募集を掛けています。
素人数十人の応募から数名程採用し、1年ほど格安で身を粉にして働いてくれればラッキーというスタンスですので期待し過ぎてはいけません。
海外就職なのに英語力不問は高確率で闇を抱えている
海外にある会社なのに英語力不問という仕事もあります。
一般的には、海外で日本人を相手にテレアポや営業をするコールセンター業務です。
コールセンター業務は、日本の企業が新興国で経営していますが、一番簡単に日本人の労働力を格安で手に入れる手段と言えますね。
要は、新興国で仕事を探している日本人の多くはとにかく日本が嫌で、無計画に海外に出てきているパターンが多いです。
もちろん、そういった人はそう簡単に現地でまともな仕事が見つからないために、日本語が話せれば誰でも働けるコールセンターにたどり着きます。
雇用する側からすれば日本なら時給1,200円は出さないといけない日本人が時給400円から500円で雇用できるんですからボロいビジネスです。
どこの国でも同じですが、コールセンターは現地採用の最終地と呼ばれていますね。
コールセンターでなくても、海外なのに英語や現地語が必要ないという仕事が普通の訳がないのは言うまでも無いでしょう。
日本脱出して海外移住は40代からでもできた私の経験談
私は40歳を前にしてフィリピンへ渡り、フィリピンでの最初の生活は英語を身に着けるためにしていた基本給料なしの語学学校の仕事でした。
言ってみれば、フィリピンの語学学校によくある無料で英語の勉強ができる代わりに働くという0円留学のような状態です。
無給インターンは、私のようなスキルも何もない人でも自分の努力でどうにかなるのでオススメの方法です。
私の場合は、毎日のように小さいものから特大までトラブルが起きる状態で、語学学校の仕事を約2年は続けていました。
しかし、さすがに食と住には困らずに生活は出来ても、働いても働いてもお金が増え無い状態で生きて行くわけにも行かず辞めましたね。
セブ島にある0円留学を利用するなどは、あくまで0円留学している6ヶ月間を海外移住や仕事を見つけるための猶予期間として考えて行動することが前提にするべきでしょう。
40代で海外で起業にチャレンジして失敗
さらにその後、前職の会社が海外進出をするから手伝ってくれないかという話になり、チャンスだと思って飛びつきましたね。
そして、そのために6ヶ月ほど動いていましたが、またそれも頓挫して完全に路頭に迷うという結果に・・・。
さすがにそこまで行くと一度は日本へ帰国し就職先を探そうとしました。
しかし。
●40代で少し英語が話せる程度で出来る仕事なんて限られている
●日本に帰っても出来るのは工場のライン、警備員、配送など運転手系
●運良く会社に入れても上司はほとんど若い歳下になる
●中途採用の40代なら年収200万台も当たり前
こんな環境に戻るくらいであれば給料が安くても現地採用の方が10倍マシと思いましたね。
そこから、海外でできそうな仕事にもいくつか応募して、帰国から数ヶ月後にフィリピンの英語学校に再就職が決まりました。
もちろん現地採用なので最初の1年は手取りは13万円程、最終的に18万ほどでした。
40代から海外で働くには転職よりフリーランス
私は人生経験の意味も含めて現地採用で働く道を選びました。
しかし、今から40代の人が海外で働く為にどうすれば良いかと聞かれれば現地採用のみで生計を立てようとするのはおすすめしません。
素人が勉強するだけでお金を稼げる方法としては安く仕入れて高く売る「せどり」などもありますが、資金を使った仕入れというリスクが伴います。
一度、日本でもお店を開業した経験のある私としては「在庫を持つ商売」は二度とやりたくありませんね。
その点、ネットでの起業であれば、パソコンさえあればほぼリスク無しで何度でもチャレンジできます。
WEBデザイナー
プログラマー
WEBライター
ブログアフィリエイト
Youtuber
Youtubeの動画編集者
40代からでもおすすめできるのは「WEBライター」と「ブログアフィリエイト」の組み合わせですね。
私は40代にしてフィリピンで2回無職になってから帰国せずにフィリピンに引きこもってブログの収益化にチャレンジしました。
そして、アフィリエイトを始めて約10ヶ月でブログだけでも10万程度の収入、約1年で20万円の収入を得られるようになりました。
さらに、語学学校で働いた経験を生かして直営業で立ち上げた留学系の特化ブログは少なくても月10万、多い時は40万ほどは上がるようになっています。
ちなみに、最初の1年でブログで稼げるようになるまでに掛かっている費用は・・・
●サーバー代 1年13,000円
●ドメイン代 数百円✕5個
●ネット回線代 月1,500円
●書籍代 4冊 6,000円ほど
合計してもたった5万円以下ですので、これほどローリスクな起業はないと思います。
もちろん、まだまだ収益が安定している訳ではないのでいつどうなるかは分かりません。
しかし、ブログとアフィリエイトは徐々に上向いていて、確実に日本で40代から再就職して働くのと変わらない収益になっていますね。
ただ、私も40代の無職からいきなりフリーランスになってある程度は収益を得られるようになりましたが、それなりに焦燥感を覚えながら毎日生活しています。
しかし、これから日本の会社に入って自分より若い上司に怒られながら仕事を覚える人生と比べれば断然気が楽ですね。
40代から海外移住して仕事をする準備
40代の素人でもブログやWEBライターとして稼ぐことは間違いなくできます。
しかし、今でこそ言えますが、ブログなどのアフィリエイトは始めてすぐに収入を得られる訳ではありません。
どれだけ遅くても仕事を辞めて日本脱出する6ヶ月前から行動しましょう。
どうしても早く海外に出たいなら、社会人や年齢層の高い留学生が多い語学学校を狙ってインターンやいきなり就職を狙うのも一つの方法ですが、やはりかなりの不安があります。
どの方法でも良いのでブログアフィリエイト、WEBライターなどで最低限で月5万円程度は稼げるように行動を開始する必要がありますね。
ある程度稼げるスキルでは「ブログアフィリエイトとWEBライターの組み合わせ」であれば、5万~10万円の収入を得られる状態になるのは早いです。
40代の初心者でもIT関係で海外就職することはできる
本当の意味でしっかりとスキルを付けて稼ぎたいのであればプログラミングでしょう。
人気のセブ島にある0円留学などを利用して英語を身に着けながらプログラミングの勉強をするのも良いです。
その間もブログを書いたり、プログラミングの勉強をして収益を出すことを目指すといったことを頑張ればすべてがブログのネタになりますからね。
私のブログも海外系は大幅に収益が減少しました。
ただ、さすがに1年~2年もあれば海外渡航できるようになるのでそれまでに準備しておく期間とも言えるでしょう。
お金に余裕があるなら自分に投資してなどの転職を考慮したプログラミングスクールに通うのもとても効率が良いですね。 未経験からIT業界へ転職目指す【DMM WEBCAMP】
例えば、留学業界ではどこでも「Wordpressが使える」「SEOの知識がある」「SNSが使える」「ブログが書ける」などのスキルがある人を欲しがっています。
スキルを身に着けてからそのあたりをアピールして狙えば海外就職もしやすくなりますね。
もちろん本気で会社で働くのではなく、あくまで「海外就職で固定収入+ブログなどでの複業」を土台にすると掛け算で収入が増えるので最高でしょう。
日本脱出して40代から海外就職のまとめ
結論として、40代からでも日本脱出して海外就職することも、フリーランスとして自由に生きることもできます。
しかし、ひとまずは慌てて仕事を辞めずに6ヶ月から1年ほど使ってブログ、アフィリエイト、WEBライターなどでフリーランスとして収入を得られるように頑張りましょう。
そうすれば、海外で就職することにこだわらなくて良いですし、上手く行けば「海外就職+フリーランスの複業」で十分に稼げます。
また、パソコンで仕事ができるようになれば、日本人の特権である最強のパスポートを使って、世界中の好きな場所で自由に働けるようになります。
そうすれば、好きな国へ移動しながら移住しやすい国を探して落ち着くこともできるようになりますね。
フリーランスは全て自分次第ですし、今売上があるからと言って一生収入が安定することはありません。
それでも、他者からのプレッシャーもストレスもないので、40代でも諦めずに頑張ってみる価値は十分にあります。
まずは、ブログを開設してチャレンジして、今の生活に5万円ほど上乗せしてみるとグッと海外での転職が近くなって人生変わるかも知れませんよ。
このブログでも簡単に説明していますが、ブログの開設手順を教えるだけのコンサルで数万円取っているスクールもあったりするので注意して下さいね。